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2021年のゴルフシーンを振り返る【東京五輪・ウラ話編】

2021年のゴルフシーンのハイライトといえば、東京五輪は外せない。男子、女子ともに世界のトッププロが集結し、連日熱い戦いが繰り広げられたが、その裏では、五輪を成功に導くため、多くの人が関わっていた。そこで今回は、東京五輪のウラ話をピックアップ!

  • 埼玉県の霞ヶ関CCで2週間にわたって開催された東京五輪ゴルフ競技。その裏では実に多くの人たちが大会をサポートしていた。そんな陰の功労者たちを紹介しよう。 「世界の選手のプレーを間近で見られて勉強になります」(スコアラー・村田理沙プロ) 18ホール、ひとつの組について、スコアやデータを入力。ボランティアとは違う赤いウェアを着ていた。英語ができてゴルフにも詳しいというのが募集条件だった 一人目は、スコアラーとして活躍した村田理沙さん。普段はプロゴルファーとしてツアーで活躍する選手だ。「2年前ぐらいにJLPGAに応募が来ていて、すぐ申し込みました。日本でやるオリンピックってもうないだろうし、海外の強い選手を間近で見られる機会もないですからね。それで迷わず応募しました。選手のスコアを入力するだけでなく、使ったクラブの番手、ライの状況など細かくアプリに入力していきます。世界ランキングが高い選手は、やっぱりグリーンに近づいてからが上手いですよね。あと簡単にボギーを打たない。凄く勉強になりました」 2019年にアメリカの下部ツアーに参戦していた村田。「そのとき一緒にプレーしていた選手がいて嬉しい」 「海外の選手はバランスがバラバラ振り心地を大事にしているんですね」(クラブメーカー・真野義英さん) テーラーメイドのツアーレップの真野さん。海外の担当者が来日できないので、日本のスタッフが対応した。女子では契約選手のM・ファッシをサポート 続けて紹介するのは、テーラーメイドのツアー担当・真野義英さん。普段は国内ツアーを転戦しているベテランレップだ。「海外の担当者から事前に各選手のクラブのスペックやバランスを仕入れて、契約選手から注文が来ても対応できるようにしていました。それでもフィンランドのバラマキ選手のクラブがなくなって、新たに14本を組み直したり、フリートウッド選手のロフト角、ライ角を調整したりなど、予期せぬこともおきました。でもこんな機会なかなかないですし、とても貴重な経験ができました」 普段はなかなか話すことも少ないが、タイトリスト、キャロウェイ、ピンなど各メーカーが協力して選手を支えた 「メディアの皆さんが気持ちよく仕事できるようにサポートしています」(副メディアマネジャー・米澤将史さん) 霞ヶ関CCのメディアセンターの運営統括を担う。記者やカメラマンなどが円滑に取材できるよう取りまとめる。6月から約2カ月間現地入りして、準備を行ってきた 最後は、我々メディアをサポートしてくれた、副メディアマネジャーの米澤将史さんだ。「ちょうど1年前ぐらいにオリンピック組織委員よりお話があり、五輪を経験できるのも生きているうちに1回だけだろうという思いもあって着任しました。通常のトーナメントのルールとは違うので、組織委やIGFと連携をとって、準備をしてきました。日々会場内で起こったことを各団体で共有し、その都度協議して対応してきました。充実した2週間でした」 男子も女子も日本人がメダルに絡んだとあって、多くのメディアが霞ヶ関CCを訪れた 週刊ゴルフダイジェスト2021年8月24・31日合併号より 関連記事 https://my-golfdigest.jp/column/p32707/ https://my-golfdigest.jp/tournament/p33568/ https://my-golfdigest.jp/tournament/p33564/
  • PHOTO/KJR オリンピックでは各競技、華やかなウェアにも注目が集まったが、ゴルフでは、ウェアだけでなくキャディバッグも五輪仕様にアレンジされたオリジナルのものを使用している。そこで今回は、各国代表のキャディバッグをクローズアップ! 日本日の丸カラーのシンプルデザイン 日本チームのキャディバッグは赤・白の2色が採用されたシンプルなデザイン。サイドには白がベースで大きな「JAPAN」の文字。背景には日の丸があしらわれている。ボトムには「TOKYO」の文字も アメリカ国旗カラーを採用 国旗のスターズ&ストライプスと同じ、赤・白・紺の3色を使ったバッグ。白地に紺色のアクセント。ステッチと大きな「USA」の文字に赤色を採用。ヘッドカバーは紺色がベースでバッグとのコーディネートも抜群。写真はジェシカ・コルダ イギリスシックなデザインにライオンマーク ポール・ケーシーのバッグ。英国らしいシックなデザインに、大きな文字でグレートブリテンとある。国旗の刺繍の下には国章で使用され、王家の象徴でもあるライオンが刺繍されている。「TEAM GB」の文字と五輪のマークで団結力もアピール ノルウェー「雪」の刺繡が“らしさ”を演出 「NORWAY」の文字と国旗に使用する赤・藍色のラインに、五輪のマーク。さらに、雪の結晶がモチーフになっているノルウェーの伝統的な編み込み柄の「ノルディック柄」を背袋に配置。写真はビクトール・ホブランとクリスチャン・ヨハンセン デンマーク国旗を聖火風にアレンジ デンマークの国旗カラーである赤と白が基調のバッグ。五輪マーク、「DENMARK」の刺繍上には、国旗と五輪の聖火を掛け合わせたような特徴的なロゴがあしらわれている。五輪への情熱が感じられる1本だ メキシコ緑・白・赤で国をアピール 大きく刺繍された「MEXICO」という文字が緑・白・赤の3色(各2文字)で構成され、その横には国旗を思わせる柄がアクセントに。ヘッドカバーはイニシャルが刺繍されている。写真はカルロス・オルティス ベルギー国旗カラーの“バンザイ”ロゴ トーマス・ピータースのバッグ。大きく刺繍された「BELGIUM」の文字の両サイドに国旗色の黒・黄・赤の3色のラインとTOKYO 2020の刺繍も。人がバンザイしたような絵柄が国旗カラーでデザインされている チェコ斬新さは金メダル級! チェコ代表、オンドレイ・リーザーのキャディバッグ。自国のゴルフバッグブランド「Golf Geum Technology」社の製品で、ウッド系は内側に、アイアンはバッグの外側に収納されている。国のワッペンを貼り五輪仕様に。スコアはトータル10オーバーの最下位に終わったが、キャディバッグは金メダルだ! タイ赤・紺・赤の3本線 パティ・タバタナキットのバッグ。白地に赤・白・紺の国旗カラーを使い、筆で塗ったようにデザインされた国旗が目を引く。タイの文字はプリントされていないシンプルなデザイン スペイン血と金をモチーフにした情熱的バッグ 「血と金の旗」といわれるスペインの国旗をモチーフに、バッグ全体が赤・黄色の派手めなデザイン。サイドに国名がスペイン語で「España」と大きく刺繍されている。写真はアドリ・アルナウス カナダヘッドカバーも赤と白で統一 コーリー・コナーズのバッグ。シンプルなデザインに大きく刺繍された「CANADA」の文字。名前の刺繍の下には国を代表するメープルリーフと五輪マーク。ボトムには小さなメープルリーフが並ぶ スウェーデンコースに映えるカラーリング 国旗カラーの青・黄色で全面が覆われ、一目でスウェーデンだと分かる。側面には十字デザインと「SWEDEN」の文字、正面には五輪マークが刺繍されている ウェア&小物にも注目 スウェーデンのウェアは「ユニクロ」 ゴルフに限らず、スウェーデン代表が参加している20種目の大会競技ウェアをユニクロが提供。日本の気候で最高のパフォーマンスを発揮できるよう開発された オーストラリアの緑×黄は国花に由来 日本のアシックスが手掛けたオーストラリア代表のウェア。ナショナルカラーの緑・黄色は“ワトル”というオーストラリアの国花にちなんでいる メキシコのマスクには様々な競技のイラストが メキシコのギャビー・ロペスが使用していたマスク。カラフルでオシャレなだけでなく、いろいろな競技のイラストがプリントされ、五輪への意気込みが感じられる JAPANのタオルは「今治タオル」 松山英樹が使用していた「JAPAN」タオル。吸水性が高く、肌触りもいい優れもので松山の出身地・愛媛県の「今治タオル」だ 週刊ゴルフダイジェスト2021年8月24・31日合併号より
  • オリンピックで稲見萌寧が銀メダルを獲得し、日本中を熱狂させたその裏で、もうひとつの「ギリギリの戦い」が行われていた。 毎週火曜に発売される「週刊ゴルフダイジェスト」は、今週だけ、8月11日の水曜日に発売された。通常通り8月10日(火)の発売にすると、8月9日(月)が祝日のため、印刷所に入稿する日程が前倒しとなり、8月7日(土)に最終日が行われる女子ゴルフの結果を入れられなくなってしまう。そこで、五輪の特別態勢として、異例の水曜日発売とすることが前々から決まっていた。結果、稲見萌寧の快挙を本誌でお伝えすることができたのだが、正直なところ、これほどの快挙は想像の範囲外。表紙には、前週の男子ゴルフで金メダルを獲得したザンダー・シャウフェレが採用されていた。安定した強さを誇りながら、いまだメジャーでの優勝はなく、今年のマスターズでも最終日・最終組で松山と争いながら3位に終わったシャウフェレ。陸上十種競技の選手ながら不運な事故により五輪への夢を絶たれた父と二人三脚で努力を重ね、五輪という大舞台で最高の結果を手にした苦労人に敬意を表し、週刊ゴルフダイジェストの表紙に採用させてもらったのだ。 眼光鋭く獲物を狙うシャウフェレ。見事悲願の金メダルを射止めた 日本在住の祖父母も、この表紙を見たらさぞかし喜んだに違いない。ところが、表紙の校了日である金曜日、女子ゴルフは3日目を終え稲見萌寧が3位タイ、畑岡奈紗が7位タイに順位を上げてきた。日本ゴルフ界初のメダルの可能性が現実味を帯びてきた。すでに表紙は出来上がっていたが、印刷の工程を待ってもらい、土曜の最終日の結果次第で、表紙を差し替えることに。そしてご存じの通り、稲見萌寧が銀メダルを獲得。現地でカメラを担ぎながら取材を続ける記者からすぐさま写真を受け取り、見出しを変更、素材をデザイナーに渡し、レイアウトを組み直す。印刷所がもう待てない、というギリギリのギリギリに入稿し、無事表紙が差し替えられた。 こちらが現在発売中の合併号の表紙 シャウフェレには悪いが、二度と日の目を見ることがなくなってしまった幻の表紙。せめてこの場を借りて、掲載させていただくことにする。ちなみに、目次ページのクレジットには「表紙 ザンダー・シャウフェレ」の文字が。締め切りの関係で、こちらは直すことができなかったのだ。 今回は幻に終わってしまったが、シャウフェレの実力からすれば、今後必ずや、表紙を飾る機会が巡ってくるだろう。編集長、次は差し替え無用でお願いしますよ! 関連記事 https://my-golfdigest.jp/tournament/p33579/ https://my-golfdigest.jp/tournament/p33548/
  • ゴルフにまつわるさまざまな問題に関し、読者や識者に率直な意見をぶつけてもらう連載「山を動かす」。今回のテーマは五輪ゴルフの競技方式について。東京五輪はリオと同じく4日間のストロークプレーで行われたが、はたしてこれがベスト? 識者や一般ゴルファーに聞いた。 ●私は五輪が決まったときから、ストロークプレーだけでは普通のトーナメントと何ら変わることがないので、ほかのフォーマットも付け加えるべきだと考えていました。たとえば①男女ともに18ホールストロークプレー②男女ともに18ホールのチーム戦、フォアサム③男女混合のミックスダブルスではどうでしょう。この3つのフォーマットなら個人、団体も含み、18ホールなので時間も少なくて済みますし、東京五輪で最初に謳っていたコンパクト化も実現できます。またミックスダブルスは必然だと思います。今後、ジェンダー問題を避けては通れません。華やかさも出るし、五輪には、まさにうってつけだと思いますよ。(佐渡充高/テレビ解説者)●4日間、朝から晩までやるスタイルは五輪にはそぐわないなあと思って見ていたら、男子最終日にまさかの銅メダルプレーオフ。しかも7人が徐々に脱落していくなんて、まるで「ゴルフサバイバル」みたいで興奮! そこが一番面白かったのに、途中でNHKの中継が終わりスタジオトークに切り替わった際は心底驚いた。(40代女性/東京都)●本当に強いやつを決めるのか、4年に1回のお祭りか、まだ指針は決まってないようですね。案として考えられるのは、プロとアマ混合の国別対抗の団体戦。あとは60人によるマッチプレーも手ですが、どれも帯に短し、襷に長し、ですね。各国「参加することに意義がある」というくらいの気持ちでやるしかないのでは……。次のパリ五輪までにみんなで考えましょう。(タケ小山/テレビ解説)●現状のやり方では、(代表)コーチの手腕が発揮できない。選手はそれぞれコーチがいるから、技術的な指導はあまりできないだろうし。だったら、団体戦にしてライダーカップのように選手選抜の時点で「キャプテンピック」のような枠を作る。そうすれば、辞退する選手もいなくなるのでは。(50代男性/千葉県)●毎週やっているトーナメントと同じ形式では、見ていても熱くなれませんね。       やはり他の競技でもやっているように、国別みたいな形式にするともっと盛り上がると思います。ライダーカップがあれだけ選手も観戦している人も熱狂できるのは、国とか地域を代表しているからだと思うんです。ああいうフォーマットが可能かどうかわかりませんけど、ライダーカップとかワールドカップなどをヒントにして考えてみたらどうでしょうか。前回のリオも今回の東京も男子4日間、女子4日間でしたが、2週間という期間があるわけですから、やり方次第では男女混合もありだと思います。(富永浩/プロゴルファー)●ゴルフとテニスは出場辞退したトップ選手が多く、始まる前からしらけていたが、シャウフェレやマキロイが「貴重な経験だ」と頑張っていたのを見て、五輪ならではの価値があるのだなと思った。でも、私がプロテニス選手ならウィンブルドンに勝ちたいし、プロゴルファーならマスターズに勝ちたい。(60代男性/福岡県)●やはり4日間のストロークプレーではオリンピックの特別感がありませんね。何かオリンピックならではの工夫はほしいと思います。1カ国3人とか4人の団体戦にするとか、18ホールにこだわらず6ホール単位にして、勝ち抜きにするとか、考え方を柔軟にすれば、いろいろと面白いゲームスタイルが提案できると思うんです。6ホールなら時間短縮にもなって、国別対抗戦もやりやすいと思うんです。競技形式も、例えば日本でやっている3ツアーズみたいに9ホールでポイント制にするとか。それを6ホールにすれば、かなり多くの国が参加できます。ゴルフの普及でネックになっているのは時間がかかるというのがありますが、時間短縮の提案にもなると思います。現在は男女合わせて2週間という期間があるわけですから、それだけの長さがあれば、いろいろなフォーマットを実施できる可能性があります。五輪ゴルフを統括している団体は、もっと柔軟に考えて、新しい提案をしてほしいですね。(水巻善典/プロゴルファー)●ゴルフをしない友達も「ゴルフ中継を見た」と言うから、競技普及、ファンの拡大という意味では意義があったのかもしれない。ただし、その友達の感想は「ゴルフって長いなー」でした。そもそも五輪向きじゃないのかも。(40代男性/東京都)●リオ五輪でゴルフが復帰したとき、試合形式がストロークプレーに決まったのには裏話があります。2013年頃ですが、タイガー・ウッズが「ストロークプレーなら出場する」と言ったそうなんです。それに60人出場というのもタイガーの提案らしい。とにかくタイガーが出場すればなんでもいいという、当時のサマランチIOC会長の商業主義優先のゆえですよ。五輪はメジャーでもないですし、最強を決める大会ではありません。もし、最強を求めるなら世界ランクの順位通りでなくてはならない。五輪はいわば万国博覧会の顔見世興行です。万国旗がずらりと並ぶあれですよ。そういう意味では、今回の東京五輪で1位が米国、2位がスロバキア、3位が台湾というのは“成功”しましたね。全米オープンでは絶対起こりえないことです。これが1位から3位まで、米、日、英(豪)が独占したのでは面白くもおかしくもありません。これらの観点からすればストロークプレーでもマッチプレーでもいいですが、マッチでは有力選手が早く消えることもあるので、万国博覧会としては困るでしょうね。団体戦もあればドタキャンできなくなる利点もありますがね……。結論をいえば、五輪の試合フォーマットはどれでもいいということです。(川田太三/17年までJOC委員) 読み込んでいます… 週刊ゴルフダイジェスト2021年8月24日号より みなさまからのご意見、お待ちしています! 【現在募集中のテーマはこちら】 ●ゴルフのドレスコード、たとえばウェアにパーカーはあり? なし? (締め切り未定)●距離計測器の使用OK。プレーファストは守られている?(締め切り未定) 投稿フォームはこちらから 関連記事 https://my-golfdigest.jp/tournament/p33682/ https://my-golfdigest.jp/tournament/p31501/
  • 東京五輪ゴルフ男子はアメリカのザンダー・シャウフェレが金メダルを獲得したが、彼のキャディのカイザーには、少なくともIOCからは何も与えらなかった。 2人は学生時代からの親友。ボーナスはもちろん出ているはずだが…… 「キャディにもメダルを与えるべきではないか?」という疑問を投げかけたのは、イギリス最大とされるオンラインゴルフコミュニティのGolf Magic。このポストに対し、さまざまな意見が寄せられ、今も議論は続いている。No派の多数はこうだ。「選手たちは自分の責任で判断し、打っているわけだし、キャディは十分な報酬を得ているはず」対するYes派の意見は以下。「たとえばボート競技では、漕ぎ手ではないコックス(舵切り役)にもメダルが与えられる」「プレーヤーとキャディは一つのチームだよね? どんなスポーツでも、同じフィールドにいるチームのメンバーにメダルを与えないなんてことはないだろう?」どちらかといえば賛成意見が多かったものの、なかには「マスターズでもキャディにはグリーンジャケットは与えられない。馬術競技で、馬にメダルを与えるか?」なんていう意見なども飛び交っていた。キャディを馬扱いするのは論外だが。ゴルフはキャディとの二人三脚。選手を落ち着かせ、ラインを見たり、プレーヤーの判断を助けたりする。プロの試合で優勝すれば、賞金の1割がキャディに支払われるのが通例だが、オリンピックでは当然賞金は発生しない。開催前、経費削減のためにコーチやキャディを同室に宿泊させる計画を立てたものの、コロナ禍でそれが認められなかったという話もあったほど。いずれにしても、キャディには大きな報酬が支払われるわけではなさそうだ。賞金がないのなら、キャディにもメダルがあって良い気がしないでもないが、とはいえキャディとプレーヤーがチームということになれば、キャディも同じ国籍でないとメダルがどこの国に属するのかわからなくなる。あなたはどう思う? 読み込んでいます… 週刊ゴルフダイジェスト2021年8月24・31日合併号より
  • 熱戦が続く東京五輪ゴルフ競技の裏で、選手やスタッフを支える多くのボランティアがいる。果たしてどんな仕事をしているのか、話を聞いた。 茅さんは東京ガスからの出向。2018年から活動してきた。メディアにも万全の熱中症対策を取る。コロナ禍の苦労も多く「安全が大事。アクリル板1つにとっても考えることは多いんです」 話を聞いた茅(かや)和子さんは、組織委員会の総務局人事部に所属する「GOLF 霞ヶ関カンツリー倶楽部 PEマネージャー」という肩書きだ。 「霞ヶ関CCでフィールドキャスト(ボランティア)を引き受けてくださっている方の人数は約1200人。無観客になりましたから、一緒に大会をつくってくださる方たちに向けてのサービスが主。語学が得意な方にはオリンピックファミリーのラウンジにいてもらったり、競技周りでも英語が必要なときもある。ダイニングでは3000人くらいが行き来するので、机を拭いたりお弁当を配ったり相当な人数が必要です。我々の一番の目的は皆が安心して楽しくなるよう大会を盛り上げ、いろいろな方の役に立つことです」炎天下のなか活動するボランティアのみなさんには頭が下がるが、それぞれゴルフが好きだったり、近くに住んでいたりと応募した理由はさまざま。「基本的には全国からですが、朝早いこともあり(4時集合も!)、川越市や飯能市など地元の方が多いです。やっと始まって、やっと終わる感じにも思えます」もちろん、得るものも多い。「東京都や国の方、ゴルフトーナメント運営の方や、電通の方、標識をつくってる方やフォント屋さんまでがいたり。私の下には今、現役の大学院生もいます。年齢、性別、性格、関係なく、いろいろな人に会えるのはすごく面白いです。心強くもあり絆みたいなものができます。終わる頃には皆泣いているんじゃないでしょうか」 (左)練習場のボールを拭くボランティアのみなさん。練習場では地元の高校生が活躍。(右)18番の松山英樹を迎える人々のなかにはボランティアの姿も。無観客でも、みなさんの拍手や笑顔が選手たちの力になったはずだ 週刊ゴルフダイジェスト2021年8月17日号より 東京五輪特集はこちら 関連記事 https://my-golfdigest.jp/tournament/p32366/ https://my-golfdigest.jp/tournament/p32547/
  • 開催前から厳格な行動管理のもと、徹底的な感染対策を目指す今回の東京オリンピック。大会関係者を外部と遮断する「バブル方式」によって感染拡大を防ぐ試みがなされているが、ゴルフ競技ではどのような規制や感染対策がなされているのだろうか。現地記者がレポート。 まず宿泊先や移動について。ゴルフ競技に来ている海外メディア陣の多くは、大会組織委より定められた「オフィシャルホテル」へ宿泊し、そこから専用のバスで会場へ向かう。オリンピックでは種目ごとの取材申請が必要で、ゴルフ専門の記者は他競技の会場へ入ることは許されない。会場の霞ヶ関CCに設けられたゲートには自衛隊が常駐し、荷物チェックや顔認証、検温、アルコール消毒ののちに入場が許される。コース内ではミックスゾーンのみ取材が許可され、ロープ内に入るのは許可制。通常の試合なら話しかけられるのに、松山英樹選手となかなか話せずヤキモキする。記者たちは健康管理アプリで毎日の健康状態を報告する義務があり、PCR検査も4日に1回必要。これらの点においては十分な感染対策がなされているように感じるが、これはあくまでも名目上の話。日本人メディアは指定ホテルへ宿泊する人から自宅通勤者までさまざまで、公共交通機関の使用者も少なくない(記者は指定ホテルから毎回、レンタカーで会場へ向かっている)。海外メディアに向けた指定ホテルについても、あくまで“推奨”にすぎず、指定以外のホテルに宿泊している人もいる。宿泊先での外出も制限されるが、私は外出報告しなくてもいいと言われた。現実問題、完全に「バブル」を維持することの難しさを感じた。選手だけでなく我々メディアも、普段とは少し違う緊張感が漂う現場での取材となった。 会場入り口の看板と普段より距離の保たれたメインプレスセンター ゲートには顔認証とID確認、検温を同時に行う機器が 週刊ゴルフダイジェスト2021年8月17日号より
  • 東京五輪中、会見などで「エキサイティング!」という言葉を何度も発した選手たち。それは、試合はもちろんのこと、オリンピック自体が持つ独特の雰囲気や楽しさが言わせたようだ。コロナ禍、選手たちの行動にも多くの制限があるなか、他競技の選手たちとの交流や、ニッポンに触れてそれぞれに楽しんだ様子。 日本の名門コースで練習ラウンドにハーフパンツの選手たちも多かったのは新鮮。「五輪は特別なイベント、わくわくする。選手村は快適。他のスポーツ選手とも交流できるし、たくさん日本食もあるよ」(トミー・フリートウッド) 飯能市のホテルに泊まったザンダー・シャウフェレは、選手村はコースから遠くあきらめたというが、「毎日知人が食事を届けてくれるんだ。日本食が好きなので楽しいよ」と勝利の源にした。同じくホテル組(新宿)のローリー・マキロイは、他の競技を見て楽しんだり、「米国のバスケットボールチームやドイツのアスリートがいた。僕もオリンピックに出場しているけど、30分後には他の皆も出場しているんだ」と五輪を満喫。選手村組も、1時間半かかる距離の辛さは認めつつ、施設や食事などのよさに、充実した五輪ライフとなった。メキシコ代表のカルロス・オルティスは「世界のトップ選手が集まっている。皆で挨拶しあって、フレンドリーだ。クールです」と、自身のインスタグラムでオリンピック関連の“映える”写真などをアップ。また、日本に縁がある2人は“日本愛”も語ってくれた。「清潔さや、整然としているところ、人々がルールに従うこと」(シャウェフレ) 「効率性、尊敬の精神。僕らにも敬意を払ってくれるます」(コリン・モリカワ)ゴルフはプロスポーツとして4大メジャー競技の価値が大きく、五輪の存在意義が問われることもあるが、世界35の国と地域から来た60人の選手たちは皆、国の代表として戦うことを誇らしげに語っていた。「メキシコではゴルフは一般的なスポーツではない。五輪でメダルを獲得するとスポーツを成長させ続けることができると思う」(オルティス)「ゴルフ界のために戦いたいと思います」という選手たちの言葉が心に残る。3年後のパリへ。新たな価値は伝わっていくだろう。 帯同可能な枠に、モリカワは美人の彼女を、シャウフェレは元十種競技の選手でもある父を入れて行動。シャウフェレは最終日前日にうなぎを食べたとか 米国バスケットボールチームを支える英雄2人と肩を組むジャスティン・トーマスとモリカワ(写真は本人たちのインスタグラムより) アイルランド代表として出場したマキロイ。3日目、シェーン・ローリーとの「アイルランドチーム」で練習ラウンドを回りご機嫌。酷暑のなか4日間、帽子をかぶらなかった理由は、「頭が小さいので、合うキャップが間に合わなかった」からだとか。「今からパリが楽しみだ」と五輪の魅力にハマった! 水泳・飛び込みで今メダルを獲った母国の英雄と写真を撮ったフリートウッド。「マティとローレン、2人の伝説的人物に会えたことがとても幸せだ」(写真は本人のインスタグラムより) ノルウェーチーム。「冬季五輪ではメダル数も多いが、夏は僕らが変えたい。いろいろな著名選手を見るのも楽しいし、その一員になれれば」(ビクトール・ホブラン) 「選手村の部屋に上がるとき、異なる国の旗がぶら下がっている。それもクールだ」と語ったオルティス。「最終日」の朝の選手村の様子を投稿(左)。ホアキン・ニーマンは母国チリの国旗が掲げられた部屋の前の様子をアップ(右・ともに本人のインスタグラムより) 取材&撮影●服部謙二郎(週刊ゴルフダイジェスト) 週刊ゴルフダイジェスト2021年8月17日号より
  • 東海地区でレッスンを展開している早川佳智プロが、霞ヶ関CCでゴルフ競技のボランティアに従事するという噂を聞きつけ、開幕前に直撃。ボランティアの裏事情を聞いた。 Q. ワクチンはすでに受けた?A. 都庁で優先接種がありました 当時、観客の有無は決定していなかったのですが、選手をはじめ多くの人と接点を持つことが想定され、優先的に接種できるということで7月初旬に受けました。ただ、接種会場は都庁のみ。移動時の感染リスクを考えて、住んでいる愛知県から車で上京して受けました。 Q. ウェアはどのように受け取る?A. 静岡の沼津まで取りに行きました ボランティアグッズはポロシャツ3枚、ズボン2着、帽子1個、マスク2枚、靴下2足、シューズ1足、ポーチ1個。ボランティアのIDカードと一緒に静岡県沼津市まで出向いて取りに行きました。本人確認は必須なので、仕方ないと思いますが、東京以南では沼津が唯一の会場というのは……。 これは超貴重! でも沼津まで取りにいくのは大変…… Q. 当日、都合が悪くなったら?A. メールで連絡すればOKです 7月中旬に講習を受けにジュニア時代以来久しぶりに霞ヶ関CCへ行きました。そこで、無観客が決定し、ボランティアの仕事が減ったと関係者から説明がありました。驚いたのは「当日、急遽来られなくなった場合はメールで連絡いただければ大丈夫です」と。やっぱりボランティアが余ってるんですね(笑) Q. 熱中症対策は?A. チームで交代しながら仕事をこなします 夏の酷暑で知られる霞ヶ関CC。ボランティアは最少1組10人くらいのチームになるらしいので、交代で日陰などで休みながら仕事をすることになっています。水などは支給されるらしいのですが、凍らせたペットボトルの持ち込みはNG。凶器になるからという理由なのですが……。 Q. 仕事が終わったあとは?A. コースで競技が見られます ボランティアの人数が多いこともあって、基本的にボランティアに従事するのは午前だけ、または午後だけとなるとのこと。ボランティアウェア着用が必須条件ですが、終わったあとは見たい組について回っていいとのことです。握手や話しかけるのはNGですが、それでも嬉しい特典です! 週刊ゴルフダイジェスト2021年8月10日号より 東京五輪特集はこちら 関連記事 https://my-golfdigest.jp/column/p32707/ https://my-golfdigest.jp/tournament/p32547/
  • PHOTO&TEXT/Kenjiro Hattori 東京オリンピックのゴルフ競技がいよいよ今週開幕するが、練習日の24日、開催地の霞ケ関CC訪れてみると、そこは少し異様な雰囲気が漂っていた。 コース内には立派なギャラリースタンドや、ギャラリープラザ、オフィシャルショップ、観客の入場ゲートなどが手つかずのままあり、いかにも観客を入れる準備が整っていたことがわかる。7月8日に無観客開催が決まったので、片付ける間もなくそのままの状態で残されていて、このまま競技が開催されることになりそうだ。最寄り駅のJR笠幡駅は、多くのギャラリーに対応するため駅前を再開発するなどしていた。「アウトドアだし、距離も保たれるし、ゴルフは観客を入れても良かったんじゃないかな」と嘆きの声が、あちこちから聞こえてくる。やはりスポーツはギャラリーあってのもの。少し寂しい雰囲気の試合になりそうだ。 使用されることのないギャラリー入場ゲート。当日券も販売する予定だったのか、入場ゲート前にはチケット売り場も 松山英樹も復帰3週間ぶりの実戦へ 左から、丸山茂樹コーチ、松山英樹、星野陸也、畑岡奈紗、稲見萌寧、服部道子コーチ 7月頭のPGAツアー「ロケットモーゲージクラシック」で、初日を終えた時点でコロナ陽性となり、しばらく休養をとっていた松山英樹が、オリンピックの舞台から試合に復帰。会場の霞ケ関CCではオリンピックのモニュメントの前で日本代表コーチの丸山茂樹や星野陸也、女子チームの畑岡奈紗、稲見萌寧らと一緒にフォトセッションが行われたが、その撮影中、松山は終始白い歯を見せていた。アメリカにいたころよりは、いくぶんほっそりとしたように見えるが、練習ラウンドの様子を見る限りは、相変わらずショットもパットも調子は良さそう。練習場では、ドライバーを中心にクラブの最終調整を行っていた。「コロナにかかって以降は、練習がちゃんとできなかったんですけど、日本に帰ってきてからは少しできています。今の調子はだいぶ良くなってきているので、オリンピックはすごく楽しみ。やっと『オリンピックが始まるな』という感じで、気が引き締まる思いですし、いい試合ができるといいなと思っています」(松山英樹)週末に向けて、メダル争いに大いに期待がかかる。 長身の星野に合わせて背伸びする松山英樹 真夏の試合とあって、体感温度は連日35度以上。コースにある暑さ指数計の表示は常に30近い(28~31は厳重警戒、激しい運動は中止) 週刊ゴルフダイジェスト2021年8月10日号より
  • ILLUST/Sadahiro Abiko PHOTO/Hiroaki Yokoyama 間近に迫った東京オリンピック。舞台となる霞ヶ関カンツリー俱楽部では、海外の猛者たちを迎える最高の準備が整った。見どころはどこにあるのか? コースと出場選手を紹介する。 10番ホール・189Y・PAR3「改造される前と変わらない、景観が美しいパー3。左側から張り出した老松の枝や右の松が気になる。正面のバンカーが効いている」(佐藤信人) 解説/佐藤信人 1970年生まれ。ツアー9勝。大学時代をアメリカで過ごし、海外経験が豊富。現在は解説者としても活躍。PGAツアーに精通するデータマニアでもある 起伏に富んだグリーンをどう攻略するかがカギ 新型コロナウィルスの影響で1年延期された東京五輪。いよいよゴルフ競技の男子が7月29日から、女子は8月4日から霞ヶ関CC東Cで開催される。改造後に何度かラウンドをしたという佐藤信人プロは「これまでの日本では類を見ない本物のトーナメントコース」だと評する。「16年10月からファジオ親子によって改修がなされ、国際ゴルフ連盟からの指示で計画的にメンテナンスが行われて、大会を迎えます。回ってみての第一印象は、7466ヤード・パー71(男子)という設定が世界水準であることと、トーナメント開催を強く意識した改造がなされているということ。無観客なので残念ですが、プレーが見やすいように整備され、ギャラリーを意識したコース造りとなっています」男子、女子の連戦で「グリーンが傷まないよう、コンパクション(グリーンの硬さ)を高くすることはできない」としながらも「段やマウンドがついた複数の面に分かれたグリーンは選手を悩ませるはず」とグリーンの難しさを指摘。メダル獲得へは難グリーン攻略が必須だと語る。 霞ヶ関カンツリー倶楽部 東コース 7466Y PAR71(男子) 男子:7月29日(木)~8月1日(日)女子:8月4日(水)~8月7日(土) 1番2番3番4番5番6番7番8番9番Par4Par4Par4Par3Par5Par4Par3Par5Par4411Y381Y459Y237Y640Y386Y217Y586Y521Y 10番11番12番13番14番15番16番17番18番Par3Par4Par4Par4Par5Par4Par3Par4Par4189Y461Y499Y398Y632Y403Y203Y343Y500Y*トーナメントティーを使用した場合の数値。セッティングによって異なる場合あり。女子はレギュラーティーとバックティーをミックスして6600ヤード台の設定になる予定 トム&ローガン・ファジオ親子によって“リスク&リワード”のコースへ変貌 コースの原型は変えずに距離を伸長し、2グリーンを1グリーンに。「危険から逃げずに挑戦して、成功すれば報酬(次打が有利に)が得られる」という、リスク&リワードの理念を反映させたコースへ生まれ変わった。 ●2グリーンを1グリーンに 2グリーンを1グリーンに改造し、その際にできる段差はあえて残したのだという。グリーン面は複数の面に分かれており、ピンと同じ面にボールを運べるかが攻略の鍵となる ●フェアウェイに段差がある フルバックから打つとちょうどランディングエリア付近にバンカーが配されており、マネジメント力が問われる。段差のあるフェアウェイは落とし所で次打の難易度が大きく変わる ●大きく深いバンカーが待ち受ける 改造により、バンカーを掘り下げて深くした。フェアウェイバンカーも深い。何番で打つことになるのか、プロのクラブ選択とその弾道にも注目して観戦したい 【霞ヶ関CC東Cホールレイアウト&詳細解説】 ホール解説/大野了一氏関東アマや関東シニア、関東倶楽部対抗(団体戦)に出場経験を持ち、2016年2月から霞ヶ関CCのキャプテンに就任。現在のHCは9.5 メダルをかけた戦いを制するのは誰だ!? PGAツアーに詳しい佐藤信人プロと海外女子ツアーにも精通するレックス倉本氏に、霞ヶ関CCでの戦いぶりを占ってもらった。 【男子】高麗芝のフライヤーに手を焼く選手も 「日本ジュニアとアジアパシフィックアマ開催の霞ヶ関CCは松山選手にとって思い入れが強いコース。誰よりもコースを知っているので、優勝候補筆頭で間違いありません。フェアウェイの高麗芝は、夏場はランが出にくいので、キャリーが出る人が有利。とはいえ、外国人選手は独特なラフからのフライヤーに手を焼くはずです」(佐藤) コースがトリッキーなわけではないので、暑いだけなら順当に世界ランキング上位者によるメダル争いが予測される 【女子】日本の夏を知る選手にアドバンテージか 「芝とこの時季の蒸し暑さを知っている日本勢が圧倒的に有利。特に直前のマラソンクラシックで優勝した畑岡選手。全米女子オープンでは笹生選手に惜敗しましたが、リベンジを誓っているはず。対する笹生選手はフィリピン代表ですが、飛距離とアイアンのキレでスコアを伸ばすはず。彼女たちの活躍は期待しかありません」(レックス) 畑岡奈紗笹生優花正統派林間コースの霞ヶ関CCを攻略するキーポイントは、クオリティの高いボールストライキングとフライヤー対策 43カ国から男女各60人が出場! 男女それぞれ60人。出場選手は世界ランキングに基づく五輪ランキングによって決定され、各国・地域の出場人数は世界ランク15位以内ならば最大4人、16位以下の場合は最大2人出場できる。 【各国の出場選手一覧】 月刊ゴルフダイジェスト2021年9月号より
  • 東京オリンピックでゴルフ競技の日本代表選手が着用するユニフォームが発表された。 記者発表会に登壇した丸山茂樹ヘッドコーチと服部道子女子コーチ〈写真提供:JGA(日本ゴルフ協会)〉 JGA(日本ゴルフ協会)は5月31日、「東京2020オリンピック ゴルフ競技日本代表ユニフォーム及びメダル報奨金等に関する記者発表会」をオンラインで開催し、選手が着用するユニフォーム等のデザインを発表した。 ウェアの制作にあたって、代表ヘッドコーチの丸山茂樹は「機能性はもちろんですが、前回のリオを参考にして選手からの意見をフィードバックしました。また他国のユニフォームを参考にして、着ている選手側、購入していただける方にも着たいと思わせるデザインにしました」。 また女子コーチの服部道子は「今回は斜めのストライプが多く、日本の日が昇るイメージとなっています」と語り、機能面に関しても「霞ヶ関CCの夏はすごく暑いので、見た目も含めて通気性が高い仕様。デサントさんがこだわり抜いた最高級のユニフォームが制作されたと思っています」と自信をのぞかせる。 デザインはAからEの5タイプ。シンプルかつ涼しげな見た目はアスリートにピッタリ。日本選手がこのうちのどれかを身にまとって表彰台に上がることはあるのだろうか。 ウェアはデサントが制作。汗を素早く吸収・蒸発させ、気化熱を継続的に生じさせる「Coolist D-Tec」を採用するなど、機能性にもこだわっている
  • PHOTO/Masuo Yasuda、本誌写真室 東京オリンピックまであと2カ月。コロナ禍、開催への論議はあるが、準備は粛々と行われている。「やるならば、しっかり役割をまっとうしたい」――ゴルフ競技の舞台、霞ヶ関カンツリー倶楽部に、現状を聞いた。 大舞台の準備は粛々と 東京オリンピック2020の延期が決まったのは忘れもしない昨年の3月24日だった。霞ヶ関CCのキャプテン・大野了一氏は語る。「あっという間に1年経ちました。延期は我々がどうこうできるものではない。しかし、1年延期の事態をまったく考えていなかったので、当初はどうしていくか、頭の痛い問題が多々ありました」倶楽部は、1度目の緊急事態宣言が出る直前の昨年3月末から2カ月ほどクローズした。広報委員長の越正夫氏は語る。「延期決定からわりとすぐに、組織委員会から1年後にまたコースを借りたいというお話をいただいたんです。大きな大会開催には当然負担がありますので、1年間また同じ負担をするのかと。かなりハードルが高い話を、どのようにメンバーに情報開示して皆の意見をくみ上げるかということに注力しました。クローズ期間は人を集めて説明することができませんでしたし、コミュニケーション上で難しい面があった。幸い、大多数の会員が延期やむなし、もう1年頑張ろうということでサポートしてくれましたので、延期を引き受けるに至ったのです」この1年は、世間と同じく新型コロナウイルスとの戦いでもあった。総支配人の今泉博氏は語る。「従業員、キャディさんをはじめ、メンバーも含めて来場者たちの感染対策に一番気を使ってきました。来場した際の検温、手指の消毒、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保……倶楽部から感染者が出たら大変なことです」「営業再開当初はセルフでプレーしていましたが、メンバーに高齢者も多く体に負担がかかる……キャディとプレーヤーはできるだけ近づかないよう、用具も共有せず触らずを徹底しました」(大野)コロナと戦いながらコースも守らねばならない。管理スタッフを守ることがそこにもつながる。「ゴルフ場というのは、何があっても毎日メンテナンスをしなければいけない。コース課を2班に分けて隔日で仕事をしてもらい、交わらないようにしてリスクを避けるようにしました。通常の管理棟以外に、組織委員会の仮宿舎を借りて居場所も分けた。また、コロナ対策としての機材の消毒などの作業が増加しました。思い通りのスケジュールがこなせなくなりコース課は本当に大変でした」(大野) 美しいクラブハウスから望むコースでは工事が着々と進む。「思った以上に大がかりで、18番グリーン奥に3階建てのマンションのような会見などを行うブースもできています。大型クレーン車なども入っており、コース内各所に放送関係のケーブルを這わせる工事を行う。ゴルフ場は送水管がいろいろな場所に埋まっていて、支障をきたさないかすごく心配です。7月にはうちのスタッフ40人以外にメンテナンスの応援が様々なコースから来る(計130~140人)。集中豪雨などでサスペンデッドになったとき、一斉整備するためこの人数が必要だということです」(大野)〈左から今泉総支配人、大野キャプテン、越広報委員長〉(写真提供/霞ヶ関カンツリー倶楽部) 「1年延期」の影響は計り知れない キーパーの東海林護氏は語る。「延期はまったく想定外、すべてのスケジュールが変更になり混乱しました。万が一、感染者や濃厚接触者が増えることにより、コースメンテナンス作業を停滞させないように、対策に苦労してきました」五輪中心に動かざるを得ないぶん、どうしても苦労は増える。「1年先に合わせて準備するのは大変なんです。メンテナンスの計画はIGF(国際ゴルフ連盟)からの指示ですが、当倶楽部の計画にプラスしたり修正したりしてつくります。IGFも昨年頭までは頻繁に来場していましたが、コロナ禍で海外へ行けなくなった。PGAの方が多いのでそうなります。そこで電話会議をするのですが、何番ホールのどこがどうだと写真を送っても現場の状況を伝えるのはやはり難しい。その辺のやり取りにコース管理は苦労していました」(大野)「来場制限など様々な制約がありましたから、メンバーからのクレームや不満は時々ありました。しかし相対的にはオリンピックのためなら我慢しようと協力的にやっていただいて。やはり1年延びると、モチベーションが下がります。でももう一度気持ちを切り替えてやるようにしてきました」(今泉)こうして粛々と準備は続いている。現状はどうなっているのか。「工事業者がたくさん入ってきて、2020年の計画通り作業している感じです。250Yあるドライビングレンジは、昨年の段階で半分程度アスファルトを敷いて使用できないようにしていましたが、そこにいろいろな施設を建てています。報道関係の施設が多いですね。仮に無観客で行うとしても必要ですから」(大野)組織委員会の外注先が、組み立て式で建物をつくる。この資材は全部海外から来ているという。「『資材がスエズ運河を通れないので遅れて大変だ』なんて話になったこともあるんです。IOCの関係で、オリンピック専門に仕事をするイギリスの会社があるようです。そこが下請けを手配する。中国など海外からの工事業者もけっこう入っています。入国するのに2週間の隔離や検査をして。日本の業者より安心だと説明を受けましたけれど……」(大野)「メンバーもすごいと驚いていますよ。日本オープンや女子オープンも開催させていただきましたが比較になりません。建物の規模から、メディアセンターもキャパシティが全然違います」(越)開催自体が不透明ななか、何があってもよいように準備は整える。それが“舞台”としての役目であり、誇りでもある。 周辺交通の整備も着々と。「会場まで徒歩7、8分の最寄り駅、笠幡駅の前にはきれいな広場ができ、道路も、地元の川越市が協力的で、圏央道の鶴ヶ島ICからコースまで10分くらいの道を拡幅。舗装も直し、ずいぶん立派になりました」(今泉) 「世間がコロナでこのような状態になっており、オリンピックに対する雰囲気は残念だとは思いますが、引き受けている以上は素晴らしい大会になって、立派な会場だったと言われるように、最後まで最善の努力はしていかなければいけないと思っています」(今泉)「霞ヶ関の場内を見ていると、いろいろな準備が進み、本当にできるように見えてしまいますが、一歩離れて世の中を見ますと、正直どうなるかわかりません。開催の可否そのものもですし、観客の有無もです。いろいろな想定をし、どうなっても受け入れられるよう覚悟しようと思っています。何があっても驚かずに。そのような状況できつい作業を続けるコース管理の現場はとくに大変です」(越)東海林キーパーに改めてコースメンテナンスに大事なことを聞くと、「働きやすい環境をつくる。プレーヤーが望むコンディションをつくる。持続可能なメンテナンス方法を構築する」と答えてくれた。 美しいコースを世界中の人に見てもらいたい 五輪が開催されたとして、世界の人に見てほしいところは?「9番は非常に長いパー4ですからセカンドをどれくらいで打つのかが大事、10番は霞ヶ関の名物ホールで外せません。17番は少し短いパー4ですが、プロなら1オンを狙うかどうか見たい。そして池越えの最終ホールです」(今泉)「改造で大きく変わった18番は池を大きくしましたので、リスク&リワードで、上りのホールとしては面白いチャレンジングなホールになったと思います」(越) 東コースは長くて難しい(7466Y・パー71)が景観が美しい。「開催されるならばコース全体を世界の方に見ていただく機会になり本当に有難いです」(越)。写真は名物の10番パー3 「17年4月のオープン後すぐに松山(英樹)選手が来て、まだ東北福祉大の学生だった比嘉(一貴)選手と金谷(拓実)選手、現キャディの早藤(将太)選手と一緒に東コースをプレーした。感想を聞くと、『PGAのトーナメントコースと変わらない。フェアウェイが狭いですね』と。グリーンのコンパクションが大きくボールが止まらない。フェアウェイも我々から見ると広く見えますが、長さが40~50Yのフェアウェイバンカーが300Y前後地点にあり、松山選手の飛距離だとちょうど入る。B・デシャンボーが来たらあのバンカーも越えていくんでしょうね。でも松山選手も当時より飛距離アップしていますよね」(大野) 松山英樹、畑岡奈紗…「まるで我が子のような存在」 当然、日本選手への想いもある。「松山選手には金メダルをとってもらいたいです。ただ、個人的には今平(周吾)選手に出てほしいですね。地元でよく知ってるものですから」(今泉)「日本ジュニアをずっと開催していますから、皆そこで頑張っていた選手ばかり。畑岡(奈紗)選手は高1のときに勝みなみ選手に大逆転で負けた悔しさもあり頑張っていると思いますし、どの選手が出場しても我が子のように、皆大きくなって立派になったな、頑張れ、という気持ちです(笑)」(越)「日本人選手にできれば金メダルをとってもらいたい。マスターズでの松山選手の優勝のようなインパクトは、ゴルフを始めようとする人や若いゴルファーにすごくプラスになる。そういうよいニュースこそ、今の雰囲気を少しでも変えてくれるものだと思います」(大野) 08年の今平周吾と松山英樹。現在活躍する多くのプロがジュニア時代に戦った舞台。松山はじめ日本選手は、開催されるならば出場して金メダルを狙いたいと話す リオ五輪開催時もジカ熱などでの辞退者が話題になったが、優勝したJ・ローズやパク・インビは歓喜した。東京五輪もすでに辞退の話がある一方、R・マキロイやJ・トーマス、J・ラームなど参加の意向を示した選手も 残り2カ月、これからもしっかりと舞台を整えていく。「夏にずっと日本ジュニアを開催していますから問題点はだいたいわかる。そこからIGFが希望するグレードにどう上げていくか。気候は毎年変わりますし、夏の暑さだけでなく最近は集中豪雨もある。やはりグリーン管理が難しい。一番の悩みは男子と女子、大会が2つ続くこと。1つだけなら練習日を入れて1週間、最後は壊れてもいいくらいの覚悟でやることはできますが……どんなコンディションにするかIGFからの具体的な指示を待っています」(大野)「五輪開催に向けたクローズ期間中、メンバーさんが10以上の他の倶楽部にお世話になるんです。受け入れていただいた各倶楽部にはたいへん感謝しています。キャディバッグを他の倶楽部に発送したりする業務もあるので、支障なくできるよう、小さな問題ではありますが考えております」(今泉)「今後露出も増えます。霞ヶ関という名前を見ると、とくに海外中心にホームページを見に来られます。広報として、歴史やどんなコースかなどを正しく発信できるよう、改良していきたいですね」(越)最後にあえて、オリンピックを開催する目的や意義を聞いた。「これを機に、たとえばプレジデンツカップが日本で開催されたらいいなと。大きな国際試合が他国と同様にできると、日本のゴルフ界も盛り上がると思います」(大野)「世界的なイベントを引き受けたからにはぜひ成功させて、終わった後にやはりやってよかったと皆さんに思っていただけるようになることを期待します」(今泉)「19年秋にZOZO選手権のついでに海外メディアが視察にいらっしゃいました。そのとき感じたのは、欧米圏には日本のゴルフもコースもあまり知られていないということ。当倶楽部が設立90年経つことにも驚かれました。ゴルフ人口が世界2位の日本のゴルフやコースに、これだけのベースがあるということを世界に見てもらう機会になればいいですね」(越) 五輪ゴルフ、関係者はどう考えている? 「ゴルフの素晴らしさが伝わったらいい」山中博史(JGA専務理事・オリンピックゴルフ競技対策本部副本部長) 「延期決定時は残念でしたが妥当な判断だと思いました。ただ、選手は1年間モチベーションを保つのが難しく申し訳ないと……我々としては宿泊や車両などの手配関係は少し大変でしたが事務的作業なので苦労には当たりません。比べてコースは芝など生き物が相手ですし、プライベート倶楽部なので負担も大きいはずです。現時点で準備不足なことは多い。JGAが決めることではないですが、観客の有無が一番大きな問題。入れるとなれば暑さや雷対策、スタンドや警備員の数、観客のトイレや医療体制など対策が必要になる。決断が本当にギリギリです。ボランティアはある程度確保できたままですが、外国からの役員減でレフェリーなどは予定した人数の半分になるかもしれません。現状では、世界のトップアスリートが集まり、大観客がいて、アスリート間の交流もあるという五輪の醍醐味は実現できないかもしれない。それでも日本選手が活躍しメダルをとることは大きなニュースになるはず。彼らは歴史に名を刻み、彼らを通してゴルフの素晴らしさを伝えられたらゴルフの振興につながります。僕たちの仕事は代表の環境を整えること。開催される前提で感染対策を完璧にすることも含めしっかり準備をしたいと思います」 「ここまできたらやらない選択肢はない」戸張捷(JGA常務理事・ゼネラルプロデューサー) 「コース選定など3~4年準備してきて、1年延期となったときには目の前が真っ暗に。コストもキャリーオーバーしていきますし。しかしやるしかないと決めてスポンサーの協力などを取り付け今に至っています。今回痛感したのは全体を見まわし、政府や東京都、広告代理店などと調整してトータルにプロデュースする司令塔がいないこと。ロス五輪で辣腕を振るったピーター・ユベロスのような人物。彼は旅行代理店の経営者で、役人・官僚では無理です。でも、ここまできたら、やらない選択肢はない。無観客か限定観客での開催か。アスリートの一生懸命な姿をぜひ見てほしいですし。あと2カ月、死に物狂いで日本人の70%くらいにワクチンを打つ……これまでワクチン対策、政府は何をのんびりしていたのでしょう。今そこにある危機は、1年前からわかっていたのに……」 「選手が活躍できるよう最善を尽くす」倉本昌弘(PGA会長・オリンピック強化委員会委員長) 延期決定時、この状況では開催はできないから当然だと思い、あとは(JGAから)言われたことを粛々とやっていくしかないと。今は日本選手が活躍してくれることを望むだけです。世界のトップが顔を見せるかわからないので、世界の超一流の技を見てほしいとも言いづらい。我々の仕事は選手のユニフォームやキャディバッグのデザインを決めるのが主。選手選考や強化には多く関われず、できることは少ないのですが、私の立場からは選手が活躍できるように最善を尽くすとしか言いようがありません。 週刊ゴルフダイジェスト2021年6月8日号より
  • リオ五輪でゴルフ競技をオリンピックに復活させた立役者が、なぜチーム戦ではなく個人戦が採用されたかについて言及した。 112年ぶりにゴルフを五輪競技に戻すために活躍したのがインターナショナルゴルフフェデレーション(IGF)を10年率いたピーター・ドーソン前会長。現在はアニカ・ソレンスタムにその座を譲ったが、米メディアのインタビューで、世界中のゴルファーが感じていた疑問に答えた。まずは「なぜワールドカップのような国別対抗戦がオリンピックゴルフに採用されなかったのか?」。ドーソン氏はこう答える。「国際オリンピック委員会(IOC)はライダーカップのような派手はイベントではなくスポーツで普及しているオリンピック形式を望んでいました。それがストロークプレーで雌雄を決するというもの。ゴルフがおもにメジャーチャンピオンを決定する方式だからです」IOCはストロークプレーにこだわり、各国の選手のストロークプレーのスコアを合計し、チームのスコアとするクロスチームプレー競技も「議題から外された」という。 IGF(国際ゴルフ連盟)元会長のピーター・ドーソン氏 たとえばサッカーは誰もが認めるチームスポーツ。しかし個々のパフォーマンスの集積(スコアの合算)による競技をチームスポーツとは認めないという暗黙の了解がIOCサイドにあったのだ。また、チーム戦を遂行するに当たっての障害はIOCだけではなかった。ドーソン氏は「世界の主要なプロツアーとのスケジュール交渉も難しかった」。チームイベントにするためには各プロツアーの2週間の中断が必要だが、それを了承するツアーは「なかった」。しかし、個人のパフォーマンスに加えワールドカップ方式でのチーム戦を採用すべきという声も一部IOC内部にあるそうで「今後も議論は続くと確信している」とドーソン氏。どちらにせよ東京五輪は個人戦のみの開催になる。 週刊ゴルフダイジェスト2021年1月26日号より

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  • 2021年のゴルフシーンを語る上で欠かせないのが、東京五輪。女子は稲見萌寧が“女王”ネリー・コルダを最後まで追い詰め、銀メダルを獲得。日本ゴルフ界に初のメダルをもたらした。畑岡奈紗、笹生優花もともに9位タイと健闘。さらにニュージーランドのL・コー、インドのA・アショク、デンマークのE・ペデルセンなど、国際色豊かな顔ぶれが大会を盛り上げた。そんな白熱の戦いをプレイバック! 東京2020オリンピック ゴルフ女子 2021年8月4日~7日/霞ヶ関CC東C(埼玉)/6648Y・パー71 <最終成績> 順位選手名スコア1位(金)N・コルダ(米国)-172位(銀)稲見萌寧-163位(銅)L・コー(ニュージーランド)-164位A・アショク(インド)-155位TH・グリーン(オーストラリア)-135位TE・ペデルセン(デンマーク)-137位S・メドウ(アイルランド)-128位フォン・シャンシャン(中国)-119位T笹生優花(フィリピン)-109位Tキム・セヨン(韓国)-109位Tコ・ジンヨン(韓国)-109位Tリン・シユ(中国)-109位T畑岡奈紗-109位TN・K・マドセン(デンマーク)-10 東京五輪ゴルフ女子の記事一覧
  • 2021年のハイライトといえば、やはり東京五輪は外せない。男子ゴルフはマスターズチャンプの松山英樹を筆頭に、ローリー・マキロイ、コリン・モリカワ、ザンダー・シャウフェレなど世界のトッププレーヤーが参加。3位タイに7人が並び、銅メダル争いのプレーオフにもつれこむなど、オリンピックならではの熱い戦いが繰り広げられた。改めてもう一度振り返ってみよう。 東京2020オリンピック ゴルフ男子 2021年7月29日~8月1日/霞ヶ関CC東C(埼玉)/7447Y・パー71 <最終成績> 順位選手名スコア1位(金)X・シャウフェレ(米国)-182位(銀)R・サバティーニ(スロバキア)-173位(銅)C・T・パン(台湾)-154位TC・モリカワ(米国)-154位TM・ペレイラ(チリ)-154位TR・マキロイ(アイルランド)-154位TS・ムニョス(コロンビア)-154位T松山英樹-154位TP・ケーシー(イギリス)-1510位J・ニーマン(チリ)-14 東京五輪ゴルフ男子の記事一覧