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【飛ばしは“上半身”】#1 下半身はあくまで土台。回転力アップには「お腹」「胸」「背中」の3つが大事

「下半身リード」が大事とよく言われるが、下半身ばかりを意識すると、肝心な「体の回転」が疎かになってしまいやすい。飛距離アップのためには、体をしっかりと回すことが重要。そしてそのためには、“上半身を回す”意識が大切なのだという。詳しく話を聞いてみた。

TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Tadashi Anezaki、Shinji Osawa

解説/辻村明志

つじむらはるゆき。1975年生まれ。上田桃子や小祝さくら、吉田優利などのコーチを務める

●CONTENTS●
>>#1 回転力アップのキモは「上半身」
>>#2 始動は「お腹」から
>>#3 「胸」を大きく回すコツ
>>#4 飛ばし屋に学ぶ「背中」使い

お腹背中
三位一体でパワー最大!

いくら「下半身が大事」とはいえ、実際にクラブを操作するのは上半身の仕事。つまり、どんなに下半身を使っても、上半身と連動しなければ「宝の持ち腐れ」ということだ。

上田桃子らを指導する辻村明志コーチは、「下半身と上半身をつなぐカギは『腹筋』です。腹筋に力が入っていないと、下半身もぐらつくし、上半身はもっと暴れます。感覚としては、お腹自体をねじり上げるようにして、なるべく左右の移動を少なくして回る。腹筋に力が入っていないと、いくらでも左右に動けてしまうので、そのぶん体の回転量が少なくなってしまいます」と言う。また、体を回すことを意識すると、「腰」を回そうとする人は多いが、体の構造的に「胸」を回す意識のほうが、スムーズに、しかも大きく回転できるという。

「腹筋」が使えると
下半身からクラブをねじり上げられる

下半身と上半身を上手く連動させるには、腹筋を使ってクラブを上げていくことが大事。テークバックは腹筋に力を入れ、下半身から伝わってくる回転でクラブを上げていく

「胸」を使えると
深いトップが作れる

上半身でいちばん楽に回せる部分が「胸」。腰はそもそも回りづらいので、無理に回そうとすると左右へのスウェイにつながる。胸を回すと、連動して肩も深く回る

「背中」が使えると
クラブを引っ張り下ろせる

テークバックで胸を右に回したら、切り返し以降はそれを左に回していく。左の背中で引っ張るイメージで下ろしてくると、上体の回転と腕の振りが上手く連動する

下半身は鋭い回転を支える「土台」

上半身の回転が大事といっても、決して下半身が大事でないというわけではない。上半身の回転スピードが上がれば上がるほど、スウィング中に体がぐらつきやすくなる。それを支える「土台」として、下半身の安定感が必要になる

では、どうすれば上手に上半身を回せられる?

>>#2 始動は「お腹」から
>>#3 「胸」を大きく回すコツ
>>#4 飛ばし屋に学ぶ「背中」使い

月刊ゴルフダイジェスト2022年2月号より

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