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【ゴルヨガ】Vol.44 スウィングの動きをスムーズに! 片脚立ちから股関節を大きく開くポーズ

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、股関節の柔軟性を高め、スムーズなスウィングを可能にするポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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メニューNo.44

片脚立ちで股関節を開く


股関節の柔軟性はスムーズなスウィングを身につけるのにとても大切です。ですが、多くのアマチュアは仕事中に座った姿勢で過ごす時間が長く、股関節が硬くなっています。日常的に動かして柔軟性を高めておかないと、スウィングがぎこちなくなります。

ぎこちなくなったスウィングを練習中やラウンド中に直そうとしても直りません。日々の姿勢と体の柔軟性が影響していますから、普段から気をつける必要があります。


Pose 1
右脚で立ち、左脚を後ろに伸ばす

2本のクラブで体を支え、右脚1本で立った姿勢でスタート。そこから左脚を後方に伸ばしながら前傾姿勢を作り、左股関節を外側に開きます。胸は正面に向けたまま、へそを外側に向けると、みぞおちから下だけが開きます。1呼吸(2~3秒)で開き、1呼吸で元に戻す動きを10回繰り返します。(2呼吸×10回)

Pose 2
左脚で立ち、右脚を後ろに伸ばす

2本のクラブで体を支え、左脚1本で立った姿勢でスタート。そこから右脚を後方に伸ばし前傾姿勢を作り、右股関節を外側に開きます。ポーズ1はフォロー側、ポーズ2はテークバック側の動きがスムーズになり、安定します。ラウンド前のウォームアップとしてもおすすめです。(1呼吸×左右20回)

●どんな効果が?
左右の股関節に刺激を入れ、柔軟性を高めるのがメインテーマです。その結果、お尻や内転筋(内もも)にも刺激が与えられ、下半身全体の筋力強化にもつながります

●スウィングのココが改善!
アドレスで作った前傾姿勢をインパクトまでキープするには、股関節の柔軟性が必要で、その動きを強化できます。また、左右の股関節を均等に動かすことでスムーズな体重移動も身につきます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年3月25日号より