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【ゴルヨガ】Vol.43 ラウンド後半でも疲れ知らず! 「足首伸ばし&回し」で疲労軽減

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、足首を動かすことで、疲労軽減の効果があるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル)

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メニューNo.42

足首を動かして
疲労を軽減


足首のストレッチはおろそかになりがちですが、意外と大事です。足首が硬いことが原因で前傾姿勢がキープできない人や、ラウンド後半になると足に疲れが溜まって軸がブレるアマチュアはかなり多いです。

足首をしっかり動かしてあげることで、ラウンド前であれば疲労の予防、ラウンド後であれば疲労回復効果が見込めます。まずは自宅で足首の硬さをチェックしてみてください。毎日動かせば必ず柔軟性はアップします。


Pose 1
脚を伸ばして足首を曲げ伸ばし

ひざを伸ばして座り、手を後ろについて骨盤を立てた姿勢でスタート。そこから足首を伸ばしてつま先を下げる動き(底屈)と、足首を曲げてつま先を上げる動き(背屈)を繰り返します。1呼吸(2~3秒)で足首を伸ばし、1呼吸で足首を曲げます。これを交互に10回繰り返します。(2呼吸×10回)

Pose 2
あぐら座りで左右の足首を回す

あぐらで座り、右足首を左ももの上に置き、右足のつま先を左手で持ち、右手で足首を固定した姿勢でスタート。右足のつま先を右回りに10回、左回りに10回動かします。1呼吸で1回転くらいのイメージです。それが終わったら脚を組み替え、今度は左足のつま先を同様に動かします。(1呼吸×左右20回)

●どんな効果が?
足首の柔軟性を高めるのが一番の目的ですが、背屈の動きはふくらはぎとアキレス腱、底屈の動きはすねと足の甲が伸びます。ひざから下の柔軟性も全体的にアップします

●スウィングのココが改善!
足首が硬いことが原因で前傾姿勢がキープできず、足が疲れて後半にスコアを崩す人は多いです。足首は体を支える土台の部分なので、しっかり動かしてあげることで下半身の安定につながります

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年3月18日号より