【ゴルヨガ】Vol.42 ラウンド前にもオススメ!「ツイストスクワット」でスウィングの再現性アップ

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、しゃがみ込みながら上半身をツイストすることで、スウィングの正しい体の動きが身に付くポーズを教えてもらった。
TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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- トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、股関節の回旋と上半身の側屈を同時に行うことでスウィングの動きをスムーズにするポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル) >>前回のメニューはこちら ……
メニューNo.42
クラブを担いで
ツイストスクワット
今回はクラブを担いで行うツイストスクワットを紹介します。上半身を回転させながら重心を上げ下げする動きはスウィングに直結します。
ポーズ1はフォローの動き、ポーズ2はテークバックの動きと同じです。ポイントは無理やり回そうとして軸が傾かないこと。軸をキープしたまま左右均等の体重配分で行います。顔は正面に向けたまま、上半身を左右にツイストさせます。ラウンド前のウォームアップにも最適です。
Pose 1
しゃがみ込みながら上半身を左にツイスト

クラブを肩に担いで両足を肩幅に広げた姿勢でスタート。上半身を左にツイストしながら、ひざと股関節を曲げてしゃがみ込みます。肩が90度回るのが理想ですが、無理なら70~80度でもOK。1呼吸(2~3秒)でツイストスクワットし、1呼吸で元に戻ります。それを10回繰り返します。(2呼吸×10回)
Pose 2
しゃがみ込みながら上半身を右にツイスト

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。今度は上半身を右にツイストしながら、ひざと股関節を曲げてしゃがみ込みます。ポイントは頭の位置を股関節の間に保ち、両足に体重が均等にかかっていること。こちらも1呼吸でツイストスクワットし、1呼吸で元に戻る動きを10回繰り返します。(2呼吸×10回)
●どんな効果が?
上半身と下半身の捻転差を作るのに必要不可欠な股関節と肩甲骨周りの柔軟性が高まります。お腹と背中にも刺激が入りますから、体幹を安定させる効果もあります
●スウィングのココが改善!
軸をキープしながら上半身を左右に回す(ツイスト)スウィングの基礎的な動きが身につきます。体の正しい使い方がわかりますので軸回転が安定し、スウィングの再現性がアップします

解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2025年3月11日号より