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「スコアの4割はパッティング」パットがみるみる上達する練習法&考え方をご紹介! オススメ記事7選

スコアメイクで欠かせないパッティング。頑張って飛距離を伸ばさなくても、パットが上達すれば、スコアをグッと縮めることができる。今回は、パット上達に役立つオススメ記事を厳選してご紹介!

最近はスコアカードに記入せず、スコア管理アプリにスコアをつけている人も多いはず。フェアウェイキープ率やパーオン率、平均パットなど、今年1年の自分のゴルフを振り返るのにも役に立つ。

ちなみにみなさんの平均パット数はどれぐらいだろうか。大まかな目安として、スコアの40%がパット数と言われる。平均100なら40パット、平均90なら36パット、平均80なら32パット……という具合だ。もちろん、パット数はグリーン上で打った回数なので、アプローチが上手く寄せワンが多い人はパット数は減る傾向にある。またショットが上手くパーオン率が高い人は、ファーストパットの距離がどうしても遠くなるので、パット数は増える傾向にある。なのであくまで40%は目安。とはいえ自分はパットが得意なのかどうかのひとつの指標にはなるだろう。

パット数がスコアの40%よりも多かった人は、逆に言えばパット数を減らせる余地が大きいということ。スウィングのことをあれこれ考えるよりも、パットを磨いたほうがスコアアップにつながる可能性が高い。そこで今回は、パット上達に役立つ練習法や考え方を学ぶことができる記事をピックアップ。この冬、パットを磨いてゴルフのさらなるレベルアップを目指そう!

パット上達のヒントが満載! オススメ記事7選

  • 一昔前は“異端”というイメージがあった「クロスハンド」のグリップだが、最近では稲見萌寧や畑岡奈紗をはじめ、女子プロの間でも採用する選手が増えている。果たしてクロスハンドでパッティングをするメリットは? そもそも正しい握り方は? パットに強い南秀樹コーチに話を聞いた。 PHOTO/Takanori Miki、Hiroaki Arihara 解説/南秀樹 木村彩子や岡山絵里などのトッププロを教えるプロコーチ。香川県で「3.7.3 GOLF ACADEMY」を主宰 “ロボット化”すれば余計な動きができない! 昔はパットの苦手克服のための握りという印象だった「クロスハンド」。しかし、今ではクロスハンドを採用する選手が増えている。その理由を南秀樹コーチに聞いた。「1番の理由は、グリーンが高速化したことで、機械のように毎回同じストローク、そして同じ出球を打つことが求められるようになったことです。一般的にクロスハンドは、右手の動きが抑制できると言われています。それもありますが、僕は『左手の動きが抑制できる』メリットもあると思っています。つまり、クロスハンドで握ることで両手を“ロボット化”し、体だけを使ったストロークになるため、常に安定した出球が打てるんです。一方、距離感が出しにくくなるため、ロングパットの練習は必須です」 続きを読む クロスハンド4つのメリット (1)手首が固定され余計な動きがなくなる 手首がロックされるため、ストローク中に手首が返る動きが抑えられる。結果、パンチやゆるみがなくなり、一定の力加減でストロークできる (2)左右の肩の高さがそろいやすい クロスハンドだと左手が下になるため、両肩のラインがそろいやすい。過度なアッパーやダウンブローを防げる (3)左腕の側面とフェース面がリンク 左腕の側面がフェース面とリンクするため、フェース面の管理がしやすい。左手の面が真っすぐ動けば、出球もズレにくい (4)ストロークの軌道が安定しミート率が上がる 体を使ったストロークになるため、再現性が高く最下点がブレにくい。すると、ミート率が上がり転がりもよくなる 基本のアドレス 【右手の握り方】“五木ひろし”の要領で右わきを絞る 手のひらを正面に向けたまま後方から腕を動かしわきを締める。最後にグリップに手のひらをつければ完成 【左手の握り方】両手のひらが向かい合うように横から添える 左手は横から添わせるように握り、両手のひらが合わさるのが正解 両手のひらが互いに向き合う形が基本形。手のひらの向きがズレると、力の入り方が変わり、安定しにくくなる クロスハンドと言っても左手の握り次第で千差万別 基本の握り方はあるが、左手の握り方によって様々なクロスハンドの形がある。女子プロのグリップをもとに仕分けしてもらった 同じクロスハンドでも、プロの握り方を見るとさまざまなタイプがある。南コーチによると、左手の握り方によってタイプ分けできるという。「前述したように、クロスハンドの目的のひとつは、左手を固定すること。基本の握り方でも左手を固定をしていますが、左手の握りを変えることでさらに固定度が強くなります。大きく分けると、基本の握り方に加え、左人差し指を伸ばすタイプ、左手を上から絞るように握るタイプ、左腕にグリップを添わせるタイプがあり、後者ほど左手の個程度が強くなります。みなさんも実際に試して自分に合うクロスハンドを見つけてください」 基本型 左手の固定度:弱主な採用プロ:稲見萌寧、菊地絵理香、若林舞衣子 右手は下から、左手は横から握る基本に忠実な握り方。クロスハンドのメリットを平均的に幅広く生かせる 【メリット】ストロークの再現性が高くなる 腕に窮屈感がないため、力みがなくなり、体の回転がしやすい。スウィングリズムが一定になり、再現性も高くなる 【注意Point】上半身がゆるみやすい グリップ圧が弱いため上半身がゆるみやすい。下半身はどっしり構えるようにしよう 左人差し指伸ばし型 左手の固定度:中主な採用プロ:青木瀬令奈 両手の握る間隔を広げ、人差し指を伸ばして握ることで左手首の動きを抑えることができる 【メリット】フェース面の管理がしやすい 左手首の動きをより強く固定することで、フェース面の管理がしやすく、パンチやゆるみも入りにくい 【注意Point】ダウンブローになりやすい 左手がグリップの下のほうを握ることで、左肩が下がりやすい。すると入射角が鋭角になりやすいため、肩を水平に保つように注意 左手かぶせ型 左手の固定度:強主な採用プロ:植竹希望、新垣比菜、宮田成華 左手を上からかぶせるように握ることで、手首の固定はもちろん、わきが締まるため、腕がより固定される 【メリット】両腕がロックされ体主体のストロークに 両手首はもちろん、右腕、左腕がしっかりとロックされる握り方なので、体主体のストロークがしやすくなる 【注意】左肩が前に出やすい 左手を上から握ると左肩が前に出やすい。アドレスで肩のラインがスクエアになっているかチェックしよう 左手かぶせ型 左手の固定度:最強主な採用プロ:脇元華、福山恵理 短く握り、グリップ部分を左腕につけるタイプ。左手はやや上から握るのが理想 【メリット】シャフトと腕が一体化 シャフトが左腕にくっついていることで、左腕とクラブが一体化して動きやすい。安定感が最も高いタイプ 【注意】腕だけで振るとフェースが開きやすい 左腕だけで振ろうとすると、手元が浮き、フェースが開きやすくなる。体でストロークしよう 月刊ゴルフダイジェスト2022年1月号より こちらもチェック!
  • 片山晋呉や上田桃子など数多くのトッププロを指導したプロコーチ・江連忠が、アマチュアゴルファーのリアルな悩みや疑問にお答え! https://my-golfdigest.jp/lesson/p45423/ 前回のお話はこちら 続きを読む 週刊ゴルフダイジェスト2021年11月30日号より 「新モダンゴルフ」バックナンバーはこちら
  • パット巧者の女子プロのルーティンを観察すると、お腹を触るタイプと左太ももを触るタイプの2つのパターンが多いことが分かった。その効果は? PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa どんな状況からでもズバズバとカップにねじ込むプロのパッティング。その秘密は、打つ前の「ルーティン」にあるというのは関浩太郎コーチ。なかでも、女子ツアーで多かったルーティンとして、お腹を触るタイプと太ももを触るタイプについて、その効果を解説してもらった。「鈴木愛プロのように、アドレスの直前にお腹を触るルーティンは、ストロークを安定させる効果があります。お腹をさするように触ることで、腹筋への意識が高まるので、手打ちを防ぎ体幹を使ってストロークしやすくなります。体幹を使えると前傾が崩れにくくなるので、ストローク自体が安定するんです。一方、渋野日向子プロなどがやっている左太ももの前側を触るルーティンは「目標に対してのアライメントを重視したものだと思います。左手で左太ももを触ることで、目標に対する脚と肩の向きを再確認し、真っすぐ構えられるようにしているんですね。どちらのルーティンにも、その選手が重視しているポイントが表れています。アマチュアの方にも有効なので、どちらか合うスタイルを取り入れてみるのもいいと思います」 お腹を触る=ストローク重視タイプ アドレス前にお腹をさするように動かす。すると体の中心部に位置する腹筋に力が入りやすいため、前傾がキープでき軸がブレにくくなる。 アドレス時にお腹をさするような動きをしたあとに、ストロークに入る。パットだけでなく、ティーショットの際にもこのルーティンを入れる選手も主な選手/上田桃子、鈴木愛、西村優菜、山下美夢有 【メリット 1】前傾キープを意識しやすい 腹筋を中心に前傾ができることで、猫背や反り腰アドレスを防げる。加えて腹筋に意識を集中できるため、ストローク中に前傾をキープしやすい 【メリット 2】体でストロークしやすい 肩や腕などの上半身の意識がなくなり、腹筋を使ってストロークできる。体の開きが抑えられ、過度なフェースの開閉がなくなる 【注意Point】腰ではなく腹筋から前傾する 腹筋に力を入れてもお辞儀をするように背中が丸まっては意味がない。体の中心部である腹筋から前傾し、背中が真っすぐ伸びるようなイメージで構えることが大事 左太ももを触る=アライメント重視タイプ 左手で左太ももの前側を触ることで、目標に対する体の向きを確認できる。ストロークの動きよりも目標に対するアライメントを重視するタイプ。 左足太ももに手を当てながら、フェース面と体のラインが目標に真っすぐになるように構える主な選手/永井花奈、渋野日向子、勝みなみ、河本結 【メリット 1】目標にスクエアに構えやすい 肩・足・フェース面を目標に対して真っすぐ構えやすい。体が開いて左へ向いたり、左肩が閉じて右を向くミスなどを防ぐことができる 【メリット 2】体の開きが抑えられる アドレスで目標を確認していると、知らず知らずのうちに肩のラインが左を向きやすい。左太ももを触ることで、左サイドに壁ができる感覚があり、肩が開くのを抑えられる 【注意Point】ラインを見るときは顔だけを回そう 目標に対して真っすぐ立つことができても、最後にカップを見たときに肩のラインが左を向きやすい。顔だけを回すイメージで、体は動かさないように目標を確認するクセをつけよう 週刊ゴルフダイジェスト2021年11月号より こちらもチェック!
  • TEXT/Kenji Oba PHOTO/Yasuo Masuda、Hiroaki Arihara THANKS/ETGA東京校 コロナ禍で急増した「おうち時間」を有効活用して、自宅にいながら上達できる練習器具をご紹介! https://my-golfdigest.jp/lesson/p37851/ 解説/青山裕美 江連忠の一番弟子としてETGA東京校でレッスン中。諸見里しのぶ、上田桃子、松森彩夏らに慕われる姉貴分的存在で美スウィングの持ち主 自宅練習なら体やクラブの動きに集中できる 「部屋にあるものでも練習はできますが、専用の器具を使えば、もっと高い効果が期待できます」と言うのはETGA東京校の青山裕美プロだ。「練習器具はその目的が明確です。タオルやハンガーの場合、アイデアや工夫が必要で、使い方を間違えると上達は望めなくなります。その点、専用の練習器具なら目的に合った使い方ができます」それを前提に青山プロは、パットの練習器具を推奨する。「家なら風も傾斜も芝目もありません。ですので、正確なクラブの動きや体の使い方がチェックできます。打ち出し方向や軌道のズレ、芯で打てているかなど、目で見て確認できるメリットこそが、自宅練習のよさと言えます。自分のクセやミスを視認できるのは、思った以上に大きいのです」ラウンドでは、結果(入ったか外れたか)にとらわれがちだが、自宅では入る確率を高めるための打ち方に集中できる、というわけだ。これはパット練習器具に限らず、目的を持った他の練習器具にもいえることである。「もうひとつ大事なのが何か気づいたり閃いたりしたら、すぐに練習できる環境作り。パターマットをセットしておけば、テレワークの合間でもサッと球を打つことができます。リフレッシュにもなりますし、習慣化できれば、練習効果は飛躍的に上がりますよ」自分の課題に合った練習器具で自宅時間を有効活用しよう。 パット練習器具 スイングアライン「ゴールポスト」芯で打つ感覚が自然に養える 「フェース面の2本のバーの間隔が非常に狭く、芯で打つ感覚がしっかり磨けます。自分のパターが難しいパターに早変わりするので、回数を重ねるほど上手くなります」(青山・以下同) お手軽度 ★★★練習効果 ★★★ 参考価格/3960円(ゴルフポケット) ゴルフポケットで購入する タバタゴルフ「マルチカップ【パットの極意】」使い方が豊富で遊びながら上達 「鉄のマグカップみたいなものに工夫がされていて、狭い穴に入れる、丸みのある壁に当てるなど、使い方が豊富。当たったときの音も心地よく、楽しく練習できます」 お手軽度 ★★★練習効果 ★★★ 価格/5500円 ペルツゴルフ「パッティングチューター」打ち出しの精度が確実にアップする 「打ち出し方向の精度アップには最適です。プロも使う練習器具ですが、最も難しい設定にすると、ボールが通過する隙間はほぼないくらい難しいです。難度を変えられるので便利です」 お手軽度 ★★練習効果 ★★★ 参考価格/3980円(Amazon) Amazonで購入する タバタゴルフ「Fujita マット1.5」小径ホールで集中力アップ 「通常のパターマットよりもカップがかなり小さいです。1.5mですが集中しないと入らないし、強めではほぼ入りません。テレワークの合間に転がせば、上達するはず」 お手軽度 ★★★練習効果 ★★ 価格/5500円 デルタデューラー「パッティングゲーム」ゲーム感覚で楽しめるから続く 「三角形のパックを打つのですが、打つ面が『アマ』『プロ』『ツアー』の3種類あり、難度が変化します。マットに得点が書いてあり、ゲーム感覚で楽しめるし、パックの滑りもいいです」 お手軽度 ★★★練習効果 ★★ 参考価格/1万2100円(ゴルフポケット) ゴルフポケットで購入する スウィング練習器具 タバタゴルフ「トルネードスティック ショートタイプ」しなりを感じてリズムがつかめる 「全長65㎝で自宅でも十分に振れます。ソフトタイプですが、グリップまで軟らかいのがいいです。しなりを感じながらやると、切り返しのタイミングやスウィングリズムが整います」 お手軽度 ★★★練習効果 ★★ 価格/4400円 タバタゴルフ「藤田タッチマット」アプローチの最下点がよくわかる 「ヘッドの最下点がマットのこすれ具合でわかります。目で見て確認できるところが素晴らしいです。最下点がわからないアマチュアは多いです。最下点が安定すれば、ミスも出づらくなります」 お手軽度 ★★練習効果 ★★★ 価格/3300円 プラクティスGEAR「奇跡のインパクト」パワーの伝え方を体で覚えられる 「インパクトバッグは叩くだけじゃありません。フェース面を当て押し込む動きも学べます。アプローチの振り幅でバッグを叩く・押すだけでいい練習になります。屋外でも使えるので便利」 お手軽度 ★★練習効果 ★★★ 価格/5203円 ゴルフポケットで購入する こちらも注目!「サイトー5」 斎藤大介トレーナーと共同開発したフィットネス器具。5点セットでさまざまなエクササイズが可能 価格/5940円 ゴルフポケットで購入する 「サイトー5」活用法1チューブを引っ張りながらスウィング軸作り 「ゴムチューブを足で踏んで固定し、トップ、フォローを作ってみましょう。ゴムチューブには抵抗があるので体の張りや締まりを感じながら動きをマスターできます」(岡本和也プロ・以下同) 「サイトー5」活用法2スライドディスクで腰の回転をマスター 「スライドディスクを足裏にセットし、腰の回転を促す練習も効果大。テークバックからトップは右足裏に、ダウンからインインパクトでは左足裏にセットし、腰の回転を体感しよう」 週刊ゴルフダイジェスト2021年9月28日号より
  • 古閑美保、上田桃子など数多くの名選手を輩出してきた坂田塾・塾長の坂田信弘が、読者の悩みに独自の視点から答える。 福岡は中央区赤坂けやき通り 15階の部屋から出ぬ日々、1年と6カ月が過ぎた。我が家族の住むマンションは高台のマンション故、視界を妨げる建物は少ない。飛行機の離着陸も見える。「福岡空港迄、車で25分。新幹線博多駅迄15分。市の中央ビル群迄7分。だけど住んでる人が悪過ぎるわ」ん、俺の事か。「頑固なのは我慢出来る。我儘も慣れてしまえばどうって事ない。でも最近、人の言う事、耳の遠い振りして無視するのは許せない。それとも本当に耳が遠くなったのかしら。だったら耳鼻科に行って貰いたいわ。叫ばなきゃ返事してくれない会話は疲れます」テレビを見ていた。顔はテレビに向いていたが、頭の中は無意識状態。眠っていたのかも知れない。女房殿、5メートル離れた台所から何を食べるの? と聞いていたらしい。私の姿勢はいい。ソファに座っていても背筋は伸びている。だから眠っているとは思わなかったのだろう。今迄、眠る時は横になっていたからかも知れない。ただ、耳、遠くなったかなと思う時がある。自分の部屋の空調、以前は切る時、入れる時の音、はっきり聞えていた。それがこの1週間、聞えなくなっている。自動スイッチ、壊れたかと思ったが、作動していた。オン、オフの音が聞えなくなっていただけだった。今朝は聞えた。そして、女房殿の怒りの声である。耳、遠くなったのかと思う。コロナで我が身変りし事一つ。耳だ。新聞読むにしても遠くを眺めるにしても、眼鏡要らずの眼だから視力に問題はない。耳だけである。確かに遠くなったとの想いは持つ。体重は87キロ。身長は177センチ。昨年2月より5キロ落ちている。減量努力皆無なのに5キロの減。体調良好です。 1メートルは順目も逆目も無視せよ。 先日、キャディさんが、富士山から順目なので下りだけど逆目とか、上りだけど順目とか言っていました。その日のパットは、傾斜なのか芝目なのか、距離感がまったく合いませんでした。また、順目は白く見えて、逆目は黒く見えると聞きましたが、目を凝らしても見えませんでした。我々アマチュアは、ベントグリーンでどのくらい芝目の影響を考えればいいですか。(東京都・佐藤享佑・32歳・ゴルフ歴3年・ベストスコア98) コースラウンド時の固定観念、先入観、素直過ぎる従順さは順応力と対応力を削ぐと思う。やはり、少しの疑問は持った方がいい。キャディさんの言う通りと信じて己の勘に封印するラウンドは、己無しの18ホールとなる可能性は高い。私の経験で申すが、ここは150ヤードですが、打ち上げですから165ヤード打って下さいのアドバイス受けて165ヤード打ちに行った時の結果、満足行く事はなかった。150ヤード+15ヤードはキャディさんの知識だったが、8アイアンを7アイアンに持ち替えての第2打、いい事はなかった。それよりも8アイアンのフルショットで打って行った時の方が善き結果を生んでいた。ラウンド時の善き結果とはベタピンではなく、ミスなきショットであった。150ヤードなれど165ヤードで打って下さいとのアドバイスを受けた時のショットにはミスが生じた。ミスは連鎖を生む。連鎖を生まぬ手段は己の持ち球の駆使であろうが、冷静さありても勇気なければ連鎖を止めるは困難だ。智勇は要らぬ。蛮勇が要る。結果を想定するは智勇、結果を恐れずに打つは蛮勇なれど、ゴルフには智勇と蛮勇の二つが要る。賢いゴルフとは智勇と蛮勇の使い分けの出来るゴルフであり、智勇の使い方が分っていないゴルフは智勇と蛮勇の使い分けの出来ていないラウンドを指すと思う。シングルハンディの方は使い分けを知る方だと思う。人は体・技・心を持つが、智勇と蛮勇は心に属するものと考えて来た。そして今もその考えは変ってはいない。己の智勇、己の蛮勇の認識と把握は必要なものと思う。私は友を持つが、成功した者は多い。成功せし者は皆、智勇と蛮勇を使い分けて来た者ばかりである。生き行く時、何が大切かと考える。智勇と蛮勇、明確に認識する事出来れば大きな失敗ない様に思う。小さな失敗、大きな失敗、小さな成功、大きな成功の繰り返しあれど、己の智勇と蛮勇、知るは己を知るに通じるものであろう。私は蛮勇少なき者であった。智勇の量は人並みなれど、蛮勇の量が少な過ぎた。だから智勇に頼るゴルフをやり続けて来た。気持ちの括り方、覚悟の持ち様を知らぬ人間だったと思う。私は平成5年8月から現在迄、土曜日夕刻4時55分から5時迄のテレビ熊本の5分間番組「坂田信弘のゴルフ理論」を持つが、テレビカメラに語り掛けながら打つショット、いつも上手く打てていた。しかし、語りを止めてアドレスの仕切り直しに入って打つと、5球に1球のミスが生じた。この時、吸う息、吐く息の存在を知った。今から25年前の事である。そしてどの程度の声の強さでマイクに語り掛ければミスなき球打てるのかが分った。ここ迄は智勇の領域だった。次へ行くには蛮勇の領域への踏み込み必要としたが踏み込めなかった。己への語り掛け生じる有言実行は吐く息の領域であり、蛮勇の領域でもある。私は吐く息よりも智勇の領域である吸う息を大切にしていた。今は己の愚かさが分る。60歳過ぎて分った。ジュニア塾生にも大手前大学ゴルフ部員にも言って来た。4分の智勇、6分の蛮勇を己のものとせよ、と。私は8分の智勇、2分の蛮勇のゴルファーだった。3分の蛮勇の球叩きで三流、4分の蛮勇で二流、5分の蛮勇で一流、6分の蛮勇あれば超一流のプロになれる。その事、知りたるはやはり60歳過ぎし時。総てが遅過ぎた。智勇は固定観念、先入観を生むと思う。貴兄は智勇の人か。ならば蛮勇のゴルフを目指せ。1メートルを外そうが10メートルを入れようが誰かの命を貰う訳じゃない。己の命を差し出す訳でもない。たかが1メートル、たかが10メートルじゃありませんか。たかが1メートル、然れど1メートルは智勇の考え、たかが1メートル、たかが10メートルは蛮勇の考え。1メートルも10メートルも入る時は入るの腹の括り様が蛮勇思考と思う。気にしなさんな。1メートルは1メートルだ。順目も逆目も無視するが一番。1メートルは1メートルで打って行きゃいいのです。逆目だ順目だと思うからゴルフは難しくなるのです。見えないものを見ようとする気持ちと努力、要りません。グリーンの色から判断する順目と逆目、そんなもん無視すりゃいい。見えないものは見えないのだから仕方ないと思うが最善。貴兄は素直過ぎる。惚れた女を己のものとする時、周りの意見や思惑、聞いてたんじゃ何も出来やしない。乗っかってから考えりゃいい事だ。乗っかる前に考えるのが智勇。乗っかってから考えるのが蛮勇だ。打つ前に考えるな。打ってから考えよ。以上です。 坂田信弘 昭和22年熊本生まれ。京大中退。50年プロ合格 週刊ゴルフダイジェスト2021年9月14日号より
  • PHOTO/Hiroyuki OkazawaTHANKS/美浦ゴルフ倶楽部(GRAND PGM)、ジャパンゴルフスクール ゴルフ歴が長くなっても、なかなかよくならないのがパッティングの距離感。どうしたら、プロのようにカップにピタリと寄せられるようになるのか? その秘訣を石井忍コーチに聞くと、意外な答えが返ってきた! 解説/石井忍 いしいしのぶ。多くの選手を指導するプロコーチ。ショートゲームのレッスンには定評がある。ゴルフスクール・エースゴルフクラブ主宰 動き出したら1秒以内にインパクトする GD 3パットを減らすためには、やはり距離感が大切ですよね。ところが、この距離感というのがなかなかよくなりません……。なにかいい方法はありませんか?石井 ふふふ。ありますよ。とっておきの方法が。GD そ、それはどんな?石井 常に、バックスウィングからインパクトまでの時間を一定にするんです。GD 常に? 距離が変わっても、ということですか?石井 はい。バックスウィングからインパクトまでの時間を一定にしておくと、振り幅に対して、タッチが一定の強さで変化していきます(振り幅を大きくしたぶんだけ、タッチが強くなる)。つまり、振り幅とタッチがリンクするから、距離感が安定するんです。ところが、距離感の悪い人って、距離が長くなって、振り幅が大きくなるほど、ストロークの時間を長くしちゃうんです。GD それだと、振り幅とタッチがリンクしない?石井 ええ。時間が長いということは、スピードが遅いということ。それでは、せっかく振り幅を大きくしても、振り幅どおりの距離が出ません。だから、距離感が安定しないんです。GD 距離感が悪いのは、ストロークの時間が一定していないことが原因だったんですね。ところで、その時間は、人それぞれでいいんですか?石井 目安は、1秒以内です。パッティング解析器「CAPTO」のデータによると、パットの上手い人って、始動からインパクトまでの時間がほぼ1秒以内だったんですよ。GD 1秒以内!? それは短い。石井 そう感じる人が多いと思います。でもね、それこそが距離感をアップさせる秘訣なんですよ どんな距離でも1秒以内にインパクト パッティング解析器「CAPTO」のデータによると、パットの上手い人は、始動からインパクトまでの時間がほぼ1秒以内で、距離が変わっても、この時間がほとんど変わらなかった。距離感を安定させたかったら、まずは常に1秒以内に打つ。これを目指そう。 下の表は、CAPTOを使って石井プロのストロークを計測した結果。20mのパットは1秒を少し超えているが、短いパットも長いパットも、ほぼ同じ時間でストロークしていることがわかる。このように一定時間でストロークすることが、距離感を安定させる最大のポイントなのだ 距離インパクトまでの時間2m0.92秒8m0.95秒20m1.01秒 ではどうすれば「常に1秒以内」で打てるようになる? >>後編へつづく 週刊ゴルフダイジェスト2021年8月10日号より
  • ARRANGE/Mika Kawano PGAツアーアジア担当ディレクターのコーリー・ヨシムラさんが米ツアーのホットな情報をお届けする隔週連載「PGAツアーHOT LINE」。第3回のテーマはジャスティン・ローズのパットについて。 “5年計画”で成功率を10%上げた 1.5メートルのパットをジャスティン・ローズは「とても厄介」と言います。「それが入らないとスコアがメチャクチャになってしまう」とも。アマチュアにとっても1.5メートルはぜひ入れたい距離ともいえるし、だからこそプレッシャーがかかる難易度の高いパットでもあります。実はトッププロ集団のPGAツアーでも、1.5メートルが入る確率は平均80%をわずかに上回る程度。言いかえるとプロでさえ5回に1回外していることになります。17歳で全英オープン4位に入った直後にプロ入りしたローズですが、デビューから21試合連続予選落ちの大誤算。それでも血のにじむ努力で這い上がり、13年には最高峰のメジャー「全米オープン」で優勝を飾りました。ところが、その当時も1.5メートルの確率は73%で、ツアーの平均を大きく下回っていたのです。そこで彼は弱点克服のため5年計画を立て、ショートパットに特化した練習に取り組みました。その結果、18年には1.5メートルの成功率が85.5%にアップ。ストロークゲインドパッティングも122位から21位に急上昇し、その年の年間王者に輝きました。リオ五輪で金メダルを獲得したのはご存じの通り。果たして彼は5年計画でどんな練習に取り組んだのでしょう? 「厄介だ」と本人がいう1.5メートルを確実に沈めるため、もっとも大切にしているのが「アライメント」。「セットアップの際にボールに入れた線を狙ったスポットに合わせます。合わせたら、その線の延長上にシャフトを置き、正しい向きにセットできているかを確認します。この地道な作業がショートパットをマスターするために重要なんです」(ローズ) 練習の初めには必ず「パーフェクトパット」という練習器具を使って、ラインを正確に測ってからそのラインに対して練習する さらに大事なのは、ストローク中、体を揺さぶらずバランスを保ったまま丁寧に打つこと。当たり前のようですね? そうなんです。ローズは基本を忠実に行うことで5年間で10%以上カップインの確率を上げたのです。彼は“上達に近道なし”の奥義を身をもって示したのです。そしてローズにはまだ「とっておきのドリルがある」と言います。次回は彼が実践している『タイムライン』と『ハリケーン』、2つのドリルをご紹介しましょう。 コーリー・ヨシムラPGAツアーのアジア全体のマーケティング&コミュニケーションディレクター。米ユタ州ソルトレーク出身でゴルフはHC6の腕前 週刊ゴルフダイジェスト2021年6月1日号より https://my-golfdigest.jp/tournament/p23176/