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【ゴルヨガ】Vol.21 猫背解消!「上体反らし」で背中の筋肉を徹底的に刺激

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、猫背予防にもなり、前傾姿勢を維持できるようになるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Tsukasa Kobayashi MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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メニューNo.21

上体反らしで
背中側の筋肉を刺激


ゴルフは正しい前傾姿勢を作ることが大事なスポーツですが、それができていないアマチュアはかなり多いです。その原因として考えられるのは、普段の姿勢です。今の時代、多くのビジネスマンはパソコンを使って仕事をしていますから、猫背が常態化しています。

この状況を打開するには、背中側に集中的に刺激を入れることです。特に肩甲骨周りの筋肉は動かさないとすぐに固くなってしまうので、しっかり刺激を入れましょう。


Pose 1
頭の後ろで手を組んで上体反らし

うつ伏せに寝た姿勢でスタート。まず両手を頭の上に乗せ、肩甲骨をしっかり寄せてから胸を反らせます。上半身をみぞおちまで持ち上げるイメージです。息を吸いながら上半身を持ち上げ、息を止めて5秒キープし、息を吐きながら元の姿勢に戻ります。これを5回繰り返します。(1呼吸×5回)

Pose 2
両手を腰の上に置いて上体反らし

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。今度は両手を腰の上に置きます。こちらも同様に息を吸いながら上半身を持ち上げ、息を止めて5秒キープし、息を吐きながら元の姿勢に戻ります。そうすると刺激が入る場所がポーズ1よりもやや下のほうになります。これを5回繰り返します。(1呼吸×5回)

●どんな効果が?
背中が丸まった猫背の姿勢が続くと背中の筋肉が弱くなりますから、弱った筋肉に刺激を入れます。肩甲骨周りの柔軟性を高めるのも胸をしっかり張るためのポイントです

●スウィングのココが改善!
ゴルフは正しい前傾姿勢を維持することが大事ですが、前傾姿勢が続くと背中が丸まって猫背になりがちです。胸をしっかり張った正しい前傾姿勢をキープするための筋肉に刺激を入れることができます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年10月1日号より