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【なんでもランキング】Vol.24 歴代最多はなんと52回!「マスターズ“出場回数”トップ10」

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング形式で紹介する本連載。今回は、マスターズの出場回数トップ10をご紹介!

73歳で出場した最後のマスターズ。最後の18番でグリーンに向かって感謝の意を表するプレーヤー(PHOTO/Tadashi Anezaki)

今年のマスターズではトム・ワトソンが初めて名誉スターターを務めた。72歳のワトソンはスタンフォード大在学中の1970年に全米アマ5位の資格でマスターズに初出場。77年、81年に優勝し、2位が3回などトップ10入りは15回。2016年までに43回出場しており、これは歴代9位の記録。では出場回数トップは誰か? 

ワトソンとともに名誉スターターを務めたゲーリー・プレーヤーが最も多く52回。1957年に21歳で初出場すると、61年に25歳でマスターズを初制覇。74年、78年にも勝利し、マスターズ3勝。73年こそ手術からの回復が間に合わず欠場しているが、2009年まで52回も出場している。

出場回数2位はアーノルド・パーマーの50回。1955年に前年の全米アマ優勝の資格で初出場すると、2004年まで4度の優勝を含む50年連続でマスターズに出場した。

マスターズで優勝すれば、その後ずっと招待されるため、出場回数を増やすには若いうちに歴代優勝者となることが求められる。今年で9年連続11回目の出場となった松山英樹は31歳。72歳まで出場し続ければパーマーの記録50回連続に並び、さらに53回目の出場となりプレーヤーの記録も抜くことになる。

週刊ゴルフダイジェスト2022年4月26日号より

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