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【らくトレ】Vol.132 “プチ四股踏み”で股関節を刺激!

渋野日向子の専属トレーナー・斎藤大介氏がゴルファーにおすすめのトレーニング&ストレッチメニューを紹介する「らくトレ・ゆるスト」。今回は、四股踏みをアレンジした股関節に効くメニューを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Tsukasa Kobayashi MODEL/Mai Inaji(GOLULU)

前回のメニューはこちら

メニューNo.132

「プチ四股踏み」で股関節を刺激!


今回は四股をアレンジしたエクササイズを2種類紹介します。四股のポーズはそれだけで股関節に刺激が与えられます。そこから左右に動かしたり、上下に動かしたりすることでスウィングに必要な股関節の動きが身につきます。

エクササイズ1は股関節を左右に動かします。足を大きく開いた状態からつま先を閉じる>開く>閉じるといった具合に動かし、スタンスを狭めていきます。そして今度はつま先を開く>閉じる>開くの流れで最初の姿勢まで戻します。2往復が1セットで1日2セット行ってください。

エクササイズ2は股関節を上下に動かします。腰を落としたまま左右の足を10センチ程度交互に浮かせます。左右5回ずつ合計10回が1セット。こちらも1日2セット行います。どちらのエクササイズも上体は前に傾いて構いません。股関節に刺激が入ることを意識しましょう。負荷は大きめですので、2日に1回のペースで行えばOKです。


Exercise 1
つま先を開いて閉じてスタンス幅を変える

四股の姿勢からスタート。そこから腰の高さが変わらないように、つま先を閉じる>開く>閉じると動かし、スタンスを狭めます。4の姿勢になったら今度はつま先を開く>閉じる>開くと動かし、最初のスタンス幅に戻します。2往復で1セット。1日2セット行います

Exercise 2
低い姿勢のまま四股のポーズで左右に足踏み

スタンスを少し狭めた四股の姿勢からスタート。腰を落としたまま左右の足を10センチずつ交互に浮かせます。足を浮かせた状態でキープするのは難しいので、一瞬だけ浮かせて戻せばOKです。左右交互に5回ずつ合計10回が1セット。それを1日2セット行います

ここに効く!
股関節を重点的に刺激できるストレッチ兼トレーニングになります。お尻にも刺激が入り、下半身全体の柔軟性も高まります

どんな効果が?
股関節の動きがよくなるのでスウィング軸がブレなくなります。傾斜地でもバランスを保ったままクラブを振り抜けるようになります

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から渋野日向子の専属トレーナーとして活動中。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2022年10月25日号より