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【らくトレ】Vol.120 ひざの曲げ伸ばしで下半身の柔軟性を高めよう!

渋野日向子の専属トレーナー・斎藤大介氏がゴルファーにおすすめのトレーニング&ストレッチメニューを紹介する「らくトレ・ゆるスト」。今回は、ひざの曲げ伸ばしで下半身の柔軟性を高めるメニューを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Nanoka Hagiwara(GOLULU)

前回のメニューはこちら

メニューNo.120

ひざの曲げ伸ばしで下半身の柔軟性UP


今回はひざの曲げ伸ばしで下半身に刺激を与えるエクササイズを2種類紹介します。エクササイズ1はシンプルな伸脚です。曲げた脚のかかとを上げて伸脚していますが、かかとを床につけて行うとさらに効果的です。そうすると太ももの内側と裏側の筋肉がしっかり伸びます。ただ、足首が硬い人は多いので、写真のようにかかとを上げた動きでも問題はありません。

ひざを深く曲げることができない人は、中腰くらいの伸脚でも大丈夫です。手を床についているのはひざへの負担を減らすためです。1回10秒キープで左右交互に2セット行います。


エクササイズ2は手の指先でつま先を触ったまま、ひざの曲げ伸ばしを行います。ひざが真っすぐ伸び切るのが理想ですが、伸び切らない人は曲がったままでも構いません。10回繰り返しますから、1回目よりも2回目のほうが伸びた感じになるように頑張ってみましょう。

Exercise 1
左右交互に伸脚

シンプルな伸脚です。曲げた脚のかかとを上げていますが、かかとを床につけて行うことができると理想的。手を床につくことでひざへの負担が減らせます。ひざが深く曲がらない人は、中腰くらいの伸脚でもOKです。1回10秒キープを左右交互に2セット行います

Exercise 2
つま先を触ったまま両ひざを伸展

つま先を触った屈曲姿勢からスタート。そこからひざをゆっくり伸ばしていきます。ひざが真っすぐ伸び切るのが理想ですが、伸び切らない人は曲がったままでも構いません。最後の姿勢を2秒キープしたら最初の姿勢に戻ります。それを10回繰り返します

ここに効く!
内転筋(太ももの内側の筋肉)や太ももの裏側の筋肉が伸びます。足首、ひざ、股関節など下半身の柔軟性もアップします

どんな効果が?
スウィングの原動力となる下半身の柔軟性が高まりますから体の回転がスムーズになります。それによってインパクトも安定します

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から渋野日向子の専属トレーナーとして活動中。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2022年7月26日号より