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【データで振り返る20-21女子ツアー】平均飛距離1位は身長173cmの原英莉花。では157cmながら2位につけたのは?

女子ツアー2020-21シーズンのさまざまなデータを振り返る「ツアーマニアSP」。今回は、全52試合で優勝した23選手の身長と、平均飛距離等のスタッツを調べてみた。

PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Hiroaki Arihara

2020年の日本女子オープンを制した原英莉花(左)と21年大会を制した勝みなみ(右)。身長差は16cmだが飛距離差はわずか3Y

2020-21シーズンの全52試合で優勝した23人の平均身長を調べると、160.57cm。シーズン9勝を挙げ賞金女王に輝いた稲見萌寧(166cm)やエリエールレディスなど3勝を挙げた原英莉花(173cm)など、強い選手は高身長が多いようにも思われたが、23人中11人が150cm台だった。勝ち星でいうと、古江彩佳(153cm)の6勝、小祝さくら(158cm)の5勝、申ジエ(155cm)、西村優菜(150cm)の4勝など、52試合中28勝を150cm台の選手が挙げている。

飛距離を見ると、153cmの青木瀬令奈が217.97Y、155cmの申ジエが227.01Y、150cmの西村優菜が230.76Yと、23人の平均(238.27Y)を大きく下回っているものの、飛距離のハンディを正確性とショートゲームの上手さでカバーし、並み居る飛ばし屋を尻目に優勝を飾っている。また157cmの勝みなみが平均254.31Yと、173cmの原英莉花(257.26Y)に次ぐ2位につけている。身長比では勝がいちばんの飛ばし屋といえる。ここ数年力を入れているトレーニングのたまものだろう。ちなみに勝はバウンスバック率とイーグル数が1位、平均パット数(パーオンホール)3位など、総合力が高いこともうかがえる。

週刊ゴルフダイジェスト2022年1月4日号より

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