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【プロ汁! ごっくん】石川遼、マッチョ化。上半身を鍛えるのって、NGじゃないの?

PHOTO/Hiroaki Arihara、Tsukasa Kobayashi、Hiroshi Yatabe

男子ツアーが開幕した際、石川遼の体型、とくに上半身が明らかにマッチョ化しているに驚いた方も多いだろう。上半身を鍛える効果について、専門家に話を聞いた。

解説/斎藤大介

渋野日向子の専属トレーナーを務める。野球選手や競泳選手などもサポート

日本ツアーにもマッチョブーム到来?

昨年までと比べると、まるで別人のような体型になった石川遼。下半身だけでなく、見るからに上半身が大きくなっている。ゴルフでは、上半身を鍛えすぎるのは良くないと言われることもあるが、ブライソン・デシャンボーに代表されるように、海外では上半身もパンプアップしている選手が少なくない。斎藤トレーナーによると

「下半身や体幹を鍛えると軸が安定するのはわかると思います。一方上半身に関しては、広背筋や上腕の筋肉量を増やすことで、下半身で生まれたエネルギーをスムーズにクラブへ伝達できるようになります。結果、トップをコンパクトにしても飛距離が変わらない、もしくは上がるのだと思います。ただ、多くのアマチュアはもともと下半身の筋力が弱かったり、クラブへのパワーの伝達が上手くいっていないケースがあるので、上半身だけをむやみに鍛えるのはオススメしません。下半身の強化も含め、バランスよく筋力をアップしていくことが大事です」

筋トレ効果か
飛距離、FWキープ率ともにアップ

20192020-2021
平均飛距離300.92Y304.72Y
FWキープ率52.33%55.07%
スウィング改造の効果もあり、飛距離だけでなく安定感もアップ

上半身の強化により軸ブレが抑えられる

上半身を鍛えることで、クラブの遠心力に対して拮抗する力が高まり、軸ブレが抑えられ再現性が高まるとともに、エネルギーの伝達効率が上がる。トップはかなりコンパクトになったが、ロスが減ったぶん飛距離も伸びている

それぞれの筋肉の役割は?

ペットボトルでカンタン筋力アップ

大臀筋と広背筋が一度に鍛えられる

両手に2ℓのペットボトルを1本ずつ持ち、前傾姿勢を取ったまま、真上に引き上げる。1日10回で十分。大臀筋と広背筋が来たえられる。片足立ちで行うとより負荷が高まり、上腕二頭筋なども鍛えられる

月刊ゴルフダイジェスト2021年8月号より