ルールはバッチリ覚えているつもりでも、いざコースへ出ると、「あれ? こんなときどうすればいいんだっけ……」という場面に遭遇することもしばしば。今回も、ゴルルと一緒に楽しくルールを学んでいこう!

監修／小山混
PHOTO／Yasufumi Sakagami　THANKS／武蔵野GC

セカンドでグリーンをとらえられなかった満石。3打目のアプローチは……。

「グリーン上ではパター以外のクラブでボールを打つことは認められていないのよ」と指摘する渥美に対し、満石は「マナー的にはよくないかもしれないけど、ルール的には問題ないはず」と主張。果たして正しいのは?

グリーン上でパター以外のクラブで球を打った。どうなる?

A. 2打罰
B. 罰なし

正解は……

B「罰なし」

規則では、「ストロークを行うときに認められるクラブ」は「適合クラブ」に限ると定められているだけで（規則4.1）、14本のうち、コースエリアによって使用するクラブを制限するような規則はない。つまり、今回のようにグリーン上でパター以外のクラブを使用することも認められる。ただし、ローカルルールで、グリーン上でのパター以外のクラブの使用を禁止しているケースもあるので注意が必要。また、グリーンを傷つける恐れがあるので、マナー的にはパターを使用することが望ましい。

週刊ゴルフダイジェスト2021年12月28日号より

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