【トップアマの冬練】#2「ティーアップ練習」でスピン量を減らす

気候や天候の影響でラウンドが減りがちな冬だが、だからこそ、上達のチャンスでもある。トップアマたちがやっている、冬の練習法を参考にしよう!
TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Tadashi Anezaki、Shinji Osawa、Hiroaki Arihara、Takanori Miki、ARAKISHIN THANKS/ゴルフ5カントリーサニーフィールド、ノースジャンボGC

●CONTENTS●
#1 「10円玉練習」でミート率アップ
#2 「ティーアップ練習」でスピン量を最適化
#3 「5ステップ10分素振り」でHSアップ
#4 「1日5分クラブを握る」だけで本番力アップ
#5 「ラウンド中はとことん歩く」でゴルフ体力アップ
高橋周平さん(41歳/HC+0.2)の場合

昨年の日本ミッドアマでは3回目の出場を果たす。今はスウィングをリセットして春に向けて軌道を調整中
ティアップ練習で
軌道を整える
ラウンドを多くする弊害は、球筋をコントロールしたくなって「当てて終わり」的なスウィングになること。高橋周平さんは、それを冬のティーアップ練習でリセットする。
「ティーアップしたボールをアイアンかフェアウェイウッドで打ちますが、ティーに当たらないように、ボールだけをとらえることに重点を置いて練習します」と高橋さん。入射角と脱出角をできるだけゆるやかにして、「低く長い」インパクトを目指す。アイアンでできるようになれば、同じ感覚で打つことでドライバーの軌道もシャローになり、無駄なスピン量が減って飛距離も回復するとのことだ。

鋭角に入るとスピン量が増えすぎる!
ボールだけをクリーンにとらえようとすると、ヘッドを上から入れたくなるが、それはこの練習の目的に合致しない。いかにレベルな軌道でボールを拾えるかという点に集中する


「スピン量」は、多すぎても少なすぎても飛距離をロスしてしまう。入射角が鋭角になるほどスピン量は増えるので、なるべくレベルに振るほうが飛距離は安定する
Point 1
大きな筋肉を使って振る

腹筋や背筋など、なるべく大きな筋肉を動かして振ることで、軌道全体をゆるやかにすることができる。一方、手を使ってしまうとクラブが急激に上がるので、入射角も鋭角になりやすく、それによってスピン量が増えてしまう
Point 2
フィニッシュは最後まで振り切る


フィニッシュが小さくなるほど、インパクトゾーンは鋭角な軌道になりやすいという高橋。「冬はとくに、最後まで振り切った姿勢でボールが落下するまでしっかり見るようにしています」
まずはハーフスウィングから始めよう

どうしてもヘッドがティーに当たってしまうという場合は、ハーフスウィング(またはそれ以下のコンパクトスウィング)から始めるといい。あくまで目的はインパクトの正確性を高めることなので、飛距離は一切気にしなくていい
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月刊ゴルフダイジェスト2025年3月号より