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【大谷翔平に学ぶ飛ばしの極意】#3 飛びの“タテ振り”完全マスター! 3つのドリル

大谷翔平の「縦振り」をゴルフスウィングに応用するポイントを永井延宏コーチが指南。最後は、正しい動きをマスターするための3つのドリルを教えてもらった。

PHOTO/Hiroaki Arihara、Blue Sky Photos、共同フォト、Getty Images THANKS/井高野ゴルフセンター、ゴルファーレ高田馬場店

解説/永井延宏

ながいのぶひろ。1969年生まれ。埼玉県出身。日本大学櫻丘高校でゴルフ部主将を務め日本大学に進学。アメリカ留学して最新のスウィング理論を学び、帰国後、日本でティーチングを広めた先駆者のひとり。2006レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞

左わきに
適度な空間できてますか?

縦振りで飛ばすトッププロに共通しているのが、左腕と上半身の間にほんのりとできた隙間だ。

「これはヘッドを目標方向に真っすぐ動かすために左ひじが曲がることに加え、上半身がしっかりと左に回転をしている結果できるものです。下の写真を見ると、3人とも“ほんのり”具合が絶妙ですね。この空間を意識的に作ろうとすると、左ひじが引けて“ガッツリ”三角形になってしまうでしょう。前項で説明した、足の踏み込みで作る上半身の回転を忘れないでください」

縦振りで飛ばしている選手のインパクトを正面から見ると、左腕と上半身の間にほんのり三日月状の隙間ができていることが分かる。体の動きに着目すると、右手のひらは目標方向を向き、体が回転している点も共通している。左からブルックス・ケプカ、ジョーダン・スピース、ミンウー・リー

Poit 1
体の回転を止めない

クラブを縦に動かすことだけに集中してしまうと体の回転が止まり、単に左ひじが引けただけのスウィングになる。左ひじは曲げつつも体の回転を止めないことがポイント

Point 2
右手のひらが目標方向を向く

インパクトで左ひじに軽いゆとりができていないと体と左腕の間に空間はできない。右手のひらを上からかぶせる動きをしてしまうとフェース面が返ってしまい、左ひじが伸びてしまう

ボールを打つ前に
ドリルで体感

最後に縦振りを習得するためのドリルを教えてもらった。

「基本的に縦振りで大事なのは3つ。左肩を引っ張り上げる動き、右手を返さずフェース面が長く目標方向に向く動き、そして力を効率的に伝えるインパクトの形です。人によって縦振りは、今までイメージしたことのない動作だったり、まったく逆の動きだったりするでしょう。なので、いきなりボールを打つよりもまずはドリルで体の動かし方をイメージしたうえで、スウィングに落とし込んでいくのがオススメです」

Drill 1
クラブ連結グルグル回し

クラブを2本つなげて、右手は逆手、左手は順手に持つ。ヘッド軌道が円を描くようにグルグル回す。左手側のヘッド軌道が大きな円になるように回すと左肩の動きが覚えられる

Drill 2
スプリットハンド素振り

両手を大きく離した素振り。手を返す動きが矯正され、フェース面が長く目標を向くようになる。腕の動きだけではなく腰の回転でクラブを回すのがポイント

Drill 3
クリケットバットで壁押し

フェース面を意識できるクリケットバットが理想だが、クラブを短く持って行ってもOK。左足の前に壁が位置するように立ち、バットで強く押す。ひじを軽く曲げたまま腰から上の回転で強く押し込むのがポイント

週刊ゴルフダイジェスト2024年5月7・14日合併号より