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【飛ばせるトップの作り方】#4「棒立ちトップ」を直すには“側屈”の動きを覚えよう

スウィングは「トップ」で決まるという阿河徹コーチ。ここでは、トップで上体が起き上がってしまう「棒立ちトップ」を修正する方法を教えてもらおう。

PHOTO/Hiroaki Arihara、Blue Sky Photos THANKS/井山ゴルフ練習場
※アマチュアのみなさんにはボランティアとしてご協力いただきました

阿河徹 あが・とおる。谷原秀人や大江香織、藤本義則などのコーチを経て、現在はアマチュアに向けたプライベートレッスンを中心に活動。解析機器を使用した理論的なレッスンに定評があり、半数以上がリピーターだそう

●CONTENTS●
1. 誰もが「トップ」に問題を抱えている
2. 「リバースピボット」の修正法
3. 「捻転不足」の修正方
4. 「棒立ちトップ」の修正方

5. すべてのタイプに効く! 万能ドリル

回転に「側屈」の動きを
プラスしよう

教わる人●山村千恵さん(55歳・HCなし)
ラウンドデビューに向け、阿河のもとで猛特訓中。トップで上体が起き、ボールを「迎えにいく」ように合わせる動きが悩み。ドライバーを中心に練習していることも原因?

アドレスの状態から前傾を起こしながらテークバックし、トップで棒立ち。そこからボールへ届かせるように上体を沈め、インパクトに向かっている


阿河 山村さんはゴルフを休止していた時期もあるので、歴としては長いですよね。そういう方に多いのが“肩を水平に回す”イメージが強いこと。肩を水平に回すとボールにヘッドを届かせる動きが必要になるので、効率も再現性も低くなります。シンプルに体の回転で球をとらえるためには、側屈を交ぜないとダメ。イメージを固めるため、まずは直立した状態で上体を左に傾け、そこからテークバックの動作をしてみてください。

山村 これがトップの正しい形ですか!

Point
テークバックの回転運動に“側屈”を加える

まずは上体を左に傾け、その状態でテークバック

両足を開いて直立し、左に上体を傾けてから右へ回ることで、左わき腹は縮み、右わき腹が伸びたトップが完成。肩が水平回転する人は特に意識したい

<レッスン後>
上下動がなくなり当たりが強くなった

「当たるまでに少し時間がかかりそうですが、体の動きがシンプルになった気がします。当たったときは球も強いですし、打音も前と比べ強くなった気がします!」

全タイプに効く万能練習法とは?

  • スウィングは「トップ」で決まるという阿河徹コーチ。最後は、よくある3つのエラー動作、すべての修正に効果のあるとっておきの練習法を教えてもらった。 阿河徹 あが・とおる。谷原秀人や大江香織、藤本義則などのコーチを経て、現在はアマチュアに向けたプライベートレッスンを中心に活動。解析機器を使用した理論的なレッスンに定評があり、半数以上がリピーターだそう ●CONTENTS●……

週刊ゴルフダイジェスト2024年2月6日号より