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【ギア選びのウソホント】Vol.113「スライサーにおすすめのドライバー、ありました」

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

前回のお話はこちら

前回はプロギアとピンの最新ドライバーについてでしたが、また気になったクラブをもう2~3、お話しさせていただきます。

まずは『ステルス グローレ』。弾道調整機能の付いている『ステルス グローレ プラス』もありますが、お話ししたいのは通常モデルです。

いまや弾道調整機能が付くドライバーが当たり前ですが、ロフト角はもちろんライ角、フェースアングルが一択というのは潔さを感じますし、メーカーの自信を感じます。打ってみるととにかく「つかまりの良さ」を実感でき、絶対的な「スライサー向けお助けクラブ」と言えます。

いまのクラブでは弱いスライスが出て飛距離に不満があるゴルファーにピッタリの1本です。

タイトリスト『TSRシリーズ』も忘れてはいけません。飛距離性能と安定性はもとより、なんといっても打感の良さがウリでしょう。これはクラウンやソール、フェースにカーボンを使用していないメリットと言えます。

とくに低スピンをウリにしている『TSR4』が秀逸です。低スピンクラブは打感が硬くなることが多いのですが、そんなことはまったくなく、中上級者も納得の1本だと思います。

ソールに配置された前後2つのウェイトは交換可能なので、球が上がりづらければ入れ替えをオススメします。

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2022年11月29日号より