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【只今コージ中!】Vol.72 ゴルフもクルマも“ふくらはぎ”が大事? 上質かつパワフルなアウディ「Q5」

ゴルフ好きの自動車ジャーナリスト・小沢コージがゴルフに最適なクルマを求めて奔走する連載「小沢コージの只今コージ中!」。第72回はアウディ「Q5」の実力をチェック!

PHOTO/Hirohiko Mochizuki MODEL/Minase Ozawa(GOLULU) THANKS/カメリアヒルズCC

小沢コージ
各種メディア連載をはじめ、TBSラジオ「週刊自動車批評 小沢コージのCARグルメ」(毎週土曜17時50分~)に出演中。YouTubeで「KozziTV」を配信。ゴルフ歴は約20年のエンジョイ派でハーフラウンド好き

プロゴルファー兼ゴルルのミナセ嬢は言いました。「美しくパワフルなスウィングで大切なのはふくらはぎ(の筋力)。第二の心臓と言われているくらいですから」。それはクルマも同じです。骨格がしっかりした美しいボディに、パワフルなパワートレイン。共にそろっていなければ上質ゴルフデートカーとは言えません。そこでおすすめがアウディQ5スポーツバック。ミディアムSUVのQ5をベースに、より低くて美しい4ドアクーペボディを与えた派生モデルでエンジンはパワフルなクリーンディーゼル搭載!

最大の肝はスタイリング。全長×全幅×全高はQ5より15㎜長く、5㎜低い4695×1900×1660㎜。幅こそ若干広いですが、長さと高さは日本でもちょうど良い。それでいてオシリが寸詰まりで実用車っぽかったQ5より見た目伸びやか。正直、X4やGLCほどのインパクトはありませんが、違いがわかるアウディファンには刺さるフォルムです。


気になるゴルフ性能ですが、前後シートに大人5人がゆったり座れるのはもちろん、ラゲッジはスタイリッシュ化に伴い、Q5に比べて若干狭くなってますが510Lをキープ。意外にも横幅が広く、手前にキャディバッグを1つと奥にもう1つ、トノカバーの存在を気にしなければ3つ目も積載可能かもしれません。

さらに特筆すべきはインテリアクオリティ。アウディらしい高品質のアルミパネルと上質なソフトパッドで覆われ、特に今回試乗したファーストエディションはファインナッパレザーに覆われたスポーツシートを標準装備。プレミアム感は文句なしです。インフォテインメントシスもQ5と同じ大型10.1インチモニターを直接タッチして使う最新タイプ。

肝心の走りですが、現状選べるのは最高出力204psの2リッター直4ディーゼルターボで、標準でマイルドハイブリッドシステムが付いてますが、これが驚きの上質さ。マジメな話、小沢は聞くまでガソリンターボだと信じ込んでました。

欲を言うと電動化を謳うアウディだけにもう少しモーター加速感が欲しいところですが、それは次世代Q5までお預けでしょうか。同時に気になるのは、平気で700万円を超え、ファーストエディションだと800万円台になる価格ですが、美しさと立派なクルマ版ふくらはぎを両方ゲットするにはしかたないかも?

(左)スタイリッシュさを気にするなら、トノカバーを外さずキャディバッグは2本。3人で行く場合はトノカバーを外すか、
片側のリアシートを倒そう/(右上)液晶ディスプレイをメーターパネルに採用したバーチャルコックピットを装備/(右下)アウディSUVとしては3番目のクーペタイプSUV


アウディ

Q5 スポーツバック 40 TDI quattro S Line

全長×全幅×全高/4695×1900×1660mm
メーカー希望小売価格/787万円~

週刊ゴルフダイジェスト2021年12月28日号より

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