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【ギア選びのウソホント】Vol.67 国民的クラブ「ゼクシオ」が12代目に! 注目は「X」ドライバー

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

前回のお話はこちら

2000年に初代が発売されてから、11代にわたって20年連続でシリーズ国内売り上げナンバー1を記録する、日本のゴルフメーカー最強ブランドといっても過言ではない「ゼクシオ」。その12代目がいよいよ発売されます。少し前に、週刊GDの企画でドライバーを試打したので、そこで気づいたことをお話ししたいと思います。

2機種ある「ゼクシオ」で私が注目したのは「X」です。前作からラインナップされているセミアスリートモデルで、前回はソールのトウ側にカーボンを採用するなど、いまどき感はありましたが、少し味付けされた程度という印象でした。しかし、今回は弾道調整機能、いわゆる“カチャカチャ”が搭載され、より海外ブランドを意識したテイストになりました。

弾道調整機能のメリットは「シャフト交換が簡単」や「弾道に合わせて調整が可能」になる以上に、「打点位置の安定」です。一例を挙げるなら、誤ったライ角だと打点がバラつき、思い通りのショットが打てません。それを自分で調整できるということは大きなメリットといえます。ちなみに、このクラブは自分のイメージで振って逆球が出にくいので、オートマチックなゼクシオを敬遠してきたゴルファーでも使いやすいですよ!

ミッドシニアの競技ゴルファーにもオススメです

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2021年12月21日号より

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