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【ゴルヨガ】Vol.62 イスに手を付けて深々とお辞儀!? わきの筋肉がほぐれて深いトップが手に入る!

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、イスを使って、固まったわきの筋肉をほぐすポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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メニューNo.62

「イスにお辞儀」で
固まったわきの筋肉を伸ばす


今回はイスを使い、自重を利用したポーズを紹介します。ポーズ1はイスの座面にひじを付けて頭を下げます。ポーズ2はイスの座面に手の甲を付けて頭を下げます。足の形はつま先立ちでも足の甲をマットに付けても、どちらでも構いません。

いずれも耳が腕に隠れるくらいまで背中を反らせ、股関節を引き込んで体重を前に乗せるのがポイントです。そうすると固まったわきの筋肉が伸び、深いトップが作れるようになります。


Pose 1
ひじを座面に付けて頭を下げる

イスの座面にひじを付けた姿勢でスタート。そこから頭を下げ、耳が腕に隠れるくらいまで背中をしっかり反らせます。1呼吸(2~3秒)で背中を反らせ、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを3回繰り返します。両ひじで行うのがキツければ、片ひじずつでもOKです。(3呼吸×3回)

Pose 2
手の甲を座面に付けて頭を下げる

イスの座面に手の甲を付けた姿勢でスタート。そこから頭を下げ、ポーズ1と同様に背中を反らせます。そうすると指先から背中の下側までじっくり伸びます。1呼吸で背中を反らせ、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを3回繰り返します。股関節を引き込んで体重を前に乗せるのがポイントです。(3呼吸×3回)

●どんな効果が?
メインはわきの筋肉です。わきから上腕まで固まった筋肉がじっくりほぐれます。背中の後ろ側の広背筋も程よく伸び、可動域が広がり、肩こりや猫背解消にもなります

●スウィングのココが改善!
固くなったわきの筋肉がほぐれるので腕の付け根がしっかり動くようになり、深いトップが作れます。トップが深くなるとフォローも大きくなり、大幅な飛距離アップが期待できます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年8月5日号より