【ゴルヨガ】Vol.65 固くなったお尻を伸ばして股関節の動きをスムーズに!「半分ハトのポーズ」
らくらくゴルヨガ
トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、固くなったお尻の筋肉を伸ばして、股関節の動きをスムーズにするポーズを教えてもらった。
TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Yurie Atsumi(ゴルル)

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- トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、首の後ろ側と両サイドを伸ばすことで、回転運動がスムーズになるポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mako Izumi(ゴルル) >>前回のメニューはこちら ……
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股関節の動きをスムーズに!
「半分ハトのポーズ」
連日の猛暑で歩かない日々を過ごしている方は多いはずです。歩かないとお尻は硬くなりますからしっかり筋肉を伸ばして柔軟性を取り戻す必要があります。
ヨガの「ハトのポーズ」は前後脚で座り、伸ばした脚を持ち上げ後ろ側のひじにかける難度の高いポーズですが、この半分ハトのポーズは難度が低いです。両脚を前後に開き、前脚を曲げ、上半身を前に倒して体重をかけます。そうすると前脚側のお尻がしっかり伸ばせます。
Pose 1
両脚を前後に開いて座り、上半身を前に倒す
左脚を曲げて前に出し、右脚を曲げて後ろに出した姿勢でスタート。そこから両手とおでこをマットに付けるように体を前に倒します。後ろ脚を真っすぐ伸ばすのが理想ですが、キツい人は曲げたままでOK。2~3呼吸(約10秒)キープしたら、脚の前後を入れ替え、同様に2~3呼吸キープ。(2~3呼吸×1回)
Pose 2
両脚を前後に開き、後ろ脚を曲ばして上半身を前に倒す
ポーズ1は体が硬い人向けでしたが、体が柔らかい人は後ろ脚を最初から伸ばして行います。体を前に倒し両手とおでこをマットにつけ、2~3呼吸キープ。それが終わったら脚の前後を入れ替え、同様に2~3呼吸キープします。前脚側のお尻が伸び、後ろ脚側の股関節にも刺激が入ります。(2~3呼吸×1回)
●どんな効果が?
前脚側のお尻がじっくり伸ばせます。後ろ脚側の股関節にも適度な刺激が入ります。お尻を中心に太ももから上と、へそから下のラインが全体的に伸ばせます
●スウィングのココが改善!
体重移動の際に股関節をねじる動きがスムーズになります。股関節がより大きく使えますから、フットワークがダイナミックになり、遠心力が増すことでクラブヘッドが加速し、飛距離アップが見込めます

解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2025年9月2日号より


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