【ゴルヨガ】Vol.47 手を上げるだけで効果倍増!「ハンドアップ閉脚スクワット」

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、手を上げながらスクワットをすることで、下半身と上半身を同時に鍛えることができるポーズを教えてもらった。
TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル)

>>前回のメニューはこちら
- トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、クラブを使ってスウィングのバランス力を強化するポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル) >>前回のメニューはこちら ……
メニューNo.47
手を上げたまま
スクワット
両手を上げながらスクワットを行うと、普段とは違う部位に刺激が入り、下半身と上半身を同時に鍛えることができます。ただ両手を上げたスクワットは見た目以上にキツイです。まずは片手ずつトライし、慣れてきたら両手に挑戦してください。
このスクワットは背中と肩甲骨の間にも刺激を入れるのが狙いですから、腕の位置をキープすることが大事です。ひざの角度は浅くていいので、腕が前に出ないように注意してください。
Pose 1
片手を上げてスクワット

直立して左手を上げた姿勢でスタート。左腕が耳の横から外れないように、両ひざを90度に曲げます。ひざが90度にならないうちに腕が前に出てしまう人は、ひざの角度は浅くてOKです。息を吸いながらひざを曲げ、曲げた状態で息を止め、息を吐きながら元に戻ります。左右5回ずつ行います。(2呼吸×左右5回)
Pose 2
両手を上げてスクワット

直立して両手を上げた姿勢でスタート。両腕が耳の横から外れないように、両ひざを90度に曲げます。腕が前に出ると背中に刺激が入らないので、腕の位置をキープするのが最優先です。見た目以上にキツイため、ひざの角度で調整してください。背中に刺激が入っているのを感じながら10回繰り返します。(2呼吸×10回)
●どんな効果が?
基本的な動きはスクワットですから、下半身全体を鍛えることができます。手を上げながらスクワットを行うことで、背中の上のほうと肩甲骨の間にも刺激が入ります
●スウィングのココが改善!
手を上げたままスクワットすると、背中の上のほうと肩甲骨の間に刺激が入り、猫背が改善されて前傾姿勢が維持できるようになります。スウィングの再現性が向上し、飛距離アップにもつながります

解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2025年4月15日号より