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【ゴルヨガ】Vol.18「あぐら前屈」で体の回転がスムーズに!

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、股関節の柔軟性をアップし、回転運動がスムーズになるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル)

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メニューNo.18

あぐら前屈で
股関節の柔軟性アップ


股関節が硬いことが原因でスウィングがぎこちないアマチュアがたくさんいます。その状態で練習してもスムーズな回転運動はできませんから、股関節の柔軟性を少しずつ高めていくことをおすすめします。あぐらを組むと股関節の外旋の動きを強化することができます。

その姿勢で前屈すると股関節の奥のほうの筋肉が伸びます。毎日コツコツ取り組めば。股関節の動きが滑らかになり、理想的な回転運動が身につきます。


Pose 1
あぐら姿勢から前屈

あぐらを組んだ姿勢でスタート。息を吐きながらゆっくり前屈します。ひじはマットに付かなくてもOKです。体重を前にかけるだけでも構いません。その状態で1呼吸(2~3秒)キープし、息を吸いながら元の姿勢に戻ります。左足が上のバージョンと右足が上のバージョンを5回ずつ、合計10回行います。(1呼吸×10回)

Pose 2
深いあぐら姿勢から前屈

両ひざが重なるくらい深いあぐらを組んだ姿勢でスタート。息を吐きながらゆっくり前屈します。ただ、体が硬い人はスタートの姿勢を作るのが難しいので無理は禁物です。可能な範囲で両足をクロスさせ、左足が上のバージョンと右足が上のバージョンを5回ずつ、合計10回行います。(1呼吸×10回)

●どんな効果が?
股関節の外旋の動きを強化することができます。また、お尻周りと腰周りにも刺激が入りますから、下半身の可動域がアップすると同時に、スウィングの安定感が高まります

●スウィングのココが改善!
体重移動の際に使う股関節がしっかり伸びますから、スムーズな体重移動が身につきます。お尻周りと腰周りの柔軟性もアップしますので、上半身と下半身の大きな捻転差を作るのに貢献してくれます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年9月10日号より