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【ゴルヨガ】Vol.17 寝ながらひじとひざを近づけて体のコアを強化!

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、腹筋の奥のほうを引き締めて、スウィングが安定するポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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メニューNo.17

仰向けに寝て
ひざとひじを近づける


腹筋の奥のほうに刺激を入れるには、上半身と下半身のねじれや伸縮を使うのが効果的です。ポーズ1はねじれを使って左ひざと右ひじ、右ひざと左ひじをクロスに近づけることで対角線に刺激を入れます。ポーズ2は上半身と下半身を同時に縮めて下腹部をピンポイントで引き締めます。

腹筋に力が入るようになるとスウィングが安定します。スウィングアークが大きくなり、ヘッドスピードがアップしても回転軸がブレなくなります。


Pose 1
ひじとひざをクロスで近づける

仰向けに寝た姿勢でスタート。息を吐きながら左ひざと右ひじを近づけます。左ひじは床につけたままでも少し浮いてもOK。その状態で呼吸を止めて2~3秒キープしたら、息を吸いながら元の姿勢に戻ります。10回繰り返したら今度は右ひざと左ひじを近づける動きを10回行います。(1呼吸×左右1回)

Pose 2
両ひじと両ひざを近づける

仰向けに寝た姿勢でスタート。息を吐きながら両ひざと両ひじを近づけます。上半身と下半身のどちらかが頑張りすぎるとバランスが取れません。上半身は肩甲骨が少し浮くくらい、下半身は座骨が少し浮くくらいを目安に呼吸を止めて2~3秒キープし、元の姿勢に戻ります。それを10回繰り返します。(1呼吸×10回)

●どんな効果が?
腹筋に刺激を入れることで体幹が安定します。股関節の付け根にも効果的な刺激が入り、手打ちではなく、下半身の力をしっかり使ったスウィングができるようになります

●スウィングのココが改善!
腹筋の奥のほうに刺激が入りますから、回転軸が安定する効果が見込めます。また、股関節の柔軟性が高まりますから前傾姿勢の維持、捻転力アップ、ヘッドスピードアップにもつながります

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年9月3日号より