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【ゴルヨガ】Vol.1 立ったまま腕を開くだけ! 「水平ツイスト」で深いトップが手に入る

トレーナーの斎藤大介氏がゴルファーにおすすめのトレーニング&ストレッチメニューを紹介する「らくトレ・ゆるスト」がリニューアル! 今回から、ゴルフの上達に役立つヨガのポーズをご紹介。第1回は、胸椎の柔軟性を高め、深いトップが作れるようになるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル)

>>なぜゴルフに「ヨガ」がいい?


メニューNo.1

「水平ツイスト」で
胸椎の柔軟性をアップ


30代以上の男性の多くは、体がガチガチに硬くなっています。体が硬いままゴルフをしても正しいスウィングは身につきません。体の柔軟性や安定性を高めるにはヨガが最適です。私がおすすめする『ゴルヨガ』は、40~50代以上の男性アマチュア向けに考えたもので、取り組みやすいものばかりです。気軽に始めてもらえると嬉しいです。

Pose 1
両足を揃えたまま「水平ツイスト」

「水平ツイスト」は胸椎や胸郭をメインに動かすポーズです。つま先を揃えて前へならえの姿勢からスタート。左腕を大きく広げ、両腕を水平に保ちます。肩の付け根からしっかり回すと胸が大きく開きます。そのポーズで2呼吸したら元の姿勢に戻ります。逆サイドも同じ回数行います。(2呼吸キープ×2回)

Pose 2
前後開脚のまま「水平ツイスト」

右足を前に踏み出し、前へならえの姿勢でスタート。そこから右腕を大きく広げ、両腕を水平に保ちます。2呼吸キープは深呼吸で行います。鼻から吸って口から吐くイメージです。左右、同じ回数を行いますが、骨盤が開かない向きで胸を大きく開きます。(2呼吸キープ×2回)

●どんな効果が?
胸椎の柔軟性が高まり、肩の付け根から回すことで肩甲骨の動きも活性化します。上半身と下半身の捻転差が従来よりも大きくなり、ねじり戻しのパワーもアップします

●スウィングのココが改善!
回転軸を意識しながら胸をしっかり開くことで、胸椎の柔軟性が高まり、深いトップが作れるようになります。トップが深くなっても軸がブレなくなり、スウィングの安定感も格段にアップします

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年4月30日号より