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【らくトレ】Vol.190「ツイストジャンプ」でスウィングに必要な筋力を効率よく強化!

トレーナーの斎藤大介氏がゴルファーにおすすめのトレーニング&ストレッチメニューを紹介する「らくトレ・ゆるスト」。今回は、スウィングに必要な動きを効率よく強化できるエクササイズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Nanoka Hagiwara(ゴルル)

前回のメニューはこちら


メニューNo.190

ボールを持ってツイストジャンプ


今回はジャンプをしながら両足を前後に入れ替え、さらに上半身をツイストさせる「ツイストジャンプ」エクササイズを紹介します。この動きにはスウィングに必要な動きが詰まっています。

下半身は真上にジャンプすると同時に両足の前後を入れ替える動きを繰り返します。上半身はボールを持って前足の方向に体をひねる動きを繰り返します。

最初はこんがらがりますが、速いペースで行う必要はありません。ゆっくりと軸がブレないように動きを反復します。着地する際に前足を大きく踏み出すとひざを痛めやすいので、かかとから着地します。ひざ頭がつま先と同じ方向に向くよう意識してください。このメニューは運動強度が高いので10回1セットを1日2セットで十分です。2日に1回のペースでOKです。


Exercise
ボールを持ってツイストジャンプ

右足を軽く前に出し、両手で持ったボールを右にセットした姿勢でスタート。そこから真上にジャンプすると同時に両足を前後に入れ替え、体を左サイドにツイストします。次にジャンプする際は足の前後を入れ替え、体を右サイドにひねります。これを左右交互に10回繰り返します。(各10回×2セット)

ここに効く!
ジャンプしながら足の前後を入れ替えることで、お尻や太ももなど下半身の筋力を使って地面を蹴り上げる動きを鍛えることができます。股関節の柔軟性もアップします

どんな効果が?
踏み出した前足側に体をひねりますから捻転力を鍛えることができます。上半身と下半身を一定のテンポでバランスよく動かすのでリズミカルなスウィングが身につきます

斎藤大介

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2023年12月26日号より