【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋Vol.11「“もうひと押し”を生む肩甲骨エクササイズ」
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1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は飛距離に直結する関節といわれる“肩甲骨”の動きを劇的に改善する準備体操を教えてもらった。
PHOTO/Takanori Miki
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おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ
こんにちは、小澤美奈瀬です。さっそくですが、今日は肩甲骨についてお話しします。
肩甲骨が柔らかいとなぜいいのか。理由はインパクトでボールを押し込むことができるからです。「腕を伸ばせばいいのでは」という人もいますが、それでは手打ちになってしまいます。
肩甲骨(特に右側)の可動域が広がることで、体幹でボールを押し込むことができるので、結果、ボールがフェースに乗る時間が長くなり、低スピンで球質が重く、伸びのある弾道になるんです。
ほかにも、肩甲骨が柔らかくなると、トップで肩が入り、大きなフォローが取れるので飛距離に直結する部位といえるのです。ちなみに、肩甲骨は日常生活ではあまり使われないため、周りの筋肉が硬くなりやすい傾向にあります。
そのため、力任せにクラブを振っている人は、筋肉を痛めてしまう可能性が高まります。そういう意味でも、ここで紹介する肩甲骨を動かすエクササイズを、せめてゴルフの前だけでもやってみてください。
ストレッチをすると、飛距離アップはもちろんのこと、故障しにくい体になり、長くゴルフを楽しめるようになりますので、みなさんも一緒にやりましょう。
Exercise 1
四つん這いになり肩甲骨を上方へ伸ばす
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通称「キャット&ドッグ」と呼ばれる肩甲骨を柔らかくするストレッチ。ゆっくりと伸び縮みを4~5回繰り返し行う。いままで肩甲骨の動きを感じたことがなかった人でも、この運動をすると実感できるという
Exercise 2
腕を水平に伸ばして勢いよく内外に振る
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Exercise 3
背筋を伸ばしたまま両腕を上下に動かす
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週刊ゴルフダイジェスト2019年10月8日より