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【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋Vol.10 ラウンド直前にやってほしい「3つの股関節ストレッチ」

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回はラウンドの直前に30秒だけでもぜひやってほしい、股関節の可動域を広げるウラ技をご紹介。

PHOTO/Takanori Miki

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ

前回のお話はこちら

こんにちは、小澤美奈瀬です。秋はゴルフに最高のシーズンです。朝イチから全開で振り切れるように、ラウンド直前にやってほしいパワーアップ術を紹介しますね。

よくスウィング解説などで、“股関節を入れる”という言葉を聞くことがあると思います。でも、ほどんどの方が股関節の動かし方をイメージができないのではないでしょうか。以前の私もみなさんと同じで、正直よくわかっていませんでした。

でも実は、それって単に、股関節を意識して動かしたことがなかったから。股関節の動かし方がわかれば難しいことではないって気がついたんです。そこで私が取り入れたのは、下で紹介している3つの準備体操でした。

あえて股関節を動かす運動をすることで、“これが股関節を動かすことなんだ!”とわかるようになってきます。

ラウンド直前に、もしくは人に迷惑がかからないティーイングエリアの隅で動かすだけで、思い切り振ってもパワーをロスすることなくフィニッシュまで力強くしっかり振り切れるようになるので、ぜひ試してみてください。


Exercise 1
立てひざをついて一気に蹴り上げる

立てひざをついて1回腰を下げ、そこから一気に蹴り上げる。これを左右2~3回繰り返すことで、股関節の可動域が一気に広がる。

Exercise 2
片足に体重をかけゆっくり腰を落とす

両足を開き、片一方の足に体重をかけて、体重をかけている足のほうをゆっくりと屈伸させる。股関節と内股にテンションがかかっていることを感じながらゆっくりと2~3回ずつ行う。

Exercise 3
仰向けで足をクロスさせて上方へ伸ばす

仰向けになり、両足をクロスさせ、上に向かって伸ばす。足を絡ませることで内股や腹筋などの体幹を刺激できスウィング中の軸ブレが起こりにくくなる。これはロッカールームなどで時間があるときにやれればOK。

週刊ゴルフダイジェスト2019年9月24日より