Myゴルフダイジェスト

元“犬猿の仲”デシャンボーvsケプカのリアル対決が実現!「舌戦」にも注目

ライダーカップでの“歴史的ハグ”が話題になったブライソン・デシャンボーとブルックス・ケプカが「ザ・マッチ」第5弾で対決することが明らかになった。

ここ数年、2人の確執はゴルフ界を大いに賑わしてきた。“犬猿の仲”とも呼ばれたが、先のライダーカップで雪解けムード。最終日のシングルス戦で米国チームの勝利が決まると、熱い抱擁で喜びを分かち合う姿が世界中のゴルフファンを熱狂させた。

そんななか発表された「ザ・マッチ」。サンクスギビングデー(感謝祭)翌日の11月26日にラスベガス近郊のウィンGCで、2人が12ホールをプレーする1対1のガチンコ勝負が実現することに。発表直後デシャンボーは、「世界が待ちに待った対決がついに実現」とSNSに投稿。ケプカはサンクスギビングをもじって「つまりこれは“フレンドギビング”をやるってことだ」とツイートした。

19年にスタートした「ザ・マッチ」第1弾は、タイガーとミケルソンが1対1で激突。勝ったミケルソンが900万ドル(10億円)を総取りして話題に。第2弾以降はNFLやNBAのスター選手が加わり、2対2のチーム戦に。デシャンボーは第4弾に出場しているが、ケプカは初。ミケルソンが外れるのは今回が初めてだが、放送局が何らかの形で登場させる見込みだ。

「シュライナーズチルドレンズオープン」で21-22シーズン初戦に挑んだケプカは、会見でデシャンボーがドラコン世界大会に出場した話題に触れ、「ドラコンに特化した体を作りながらツアー競技でも活躍するのは凄い。ジュニアたちが彼を目指せばゴルフの未来は変わる。あの飛距離でフェアウェイに打たれたらこちらが勝つのは難しい」と不仲だったとは思えない言葉でライバルを称賛。

かつてはタイガーとミケルソンにも確執はあったが今は親友。若い2人もそうなる?

2人はピンマイクをつけてプレーするそう。どんな舌戦が繰り広げられるのか(Photo by Ross Kinnaird/Getty Images)

週刊ゴルフダイジェスト2021年10月26日号より

こちらもチェック!

  • PGAツアーの選手としては初めて、世界ドラコン選手権に参戦したブライソン・デシャンボー。彼の出場で、ドラコン競技は、これまでにない盛り上がりを見せた。デシャンボー自身はベスト8まで進出したもののベスト4には残れず、結果は7位。この日、406ヤードを記録したが、優勝したカイル・バークシャーは422ヤードを記録し、連覇を達成。ちなみにデシャンボーは今シーズン開幕前のオフ期間中、バークシャーのもとを訪れ、飛距離アップの秘訣を聞き、それ以来、親交を深めているそう。とはいえデシャンボーは、「時速219マイル(秒速にすると97.88m/s!)というボール初速を記録して、夢が叶った。これまでの人生で記録したボール初速より時速で3マイルも速く、壁を突き抜けた感じだ。こんなスピードが出るなんて考えてもいなかった」と満足顔。さらに「今週、自分は速いボールスピードを出しながら、ボールをコントロールすることを学んだ。これまでは、常にボールを思いきり叩いていたが、どのようにスウィングするかについては、あまり深く考えてこなかった。でも、もっとも速いスウィングスピードを出しながら、今は自分のゴルフスウィングを良くすることができていると感じているんだ。それはこれまでやってきていなかったこと。新たなレベルに達したんだよ。(米ツアーの試合でも)それを生かせるようにしたいと思っている」という。飛ばし屋たちと戦いながら、多くを学んだデシャンボー。来年のこの試合にも出場することを決めたというが、ここで得た成果を直近で実践に移すのは、まだ少し先になりそう。というのも、「心や体を癒すため」に少し休養する意向を示しているから。休養明けの進化したデシャンボーに注目だ。 ドラコンとの二刀流もいけそうだ(写真は2021年全米プロ。PHOTO/Blue Sky Photos) 週刊ゴルフダイジェスト2021年10月26日号より こちらもチェック!
  • 鋭い視点とマニアックな解説でお馴染みの目利きプロ・佐藤信人が、いま注目しているプレーヤーについて熱く語る連載「うの目、たかの目、さとうの目」。今週は、先日行われた「ライダーカップ」を総括。 「このイベントが終わって、本当に嬉しい」。ライダーカップで勝利した米国代表のスティーブ・ストリッカー主将の優勝会見でのコメントが印象的でした。ストリッカーの開会式での涙に始まり、閉会式での涙で幕を閉じた本大会は、ウィスリングストレイツで開催された15年の全米プロで、20年のライダーカップが同じ会場で開かれることが発表されました。この時点でキャプテンは、地元ウィスコンシン州出身のストリッカーにほぼ内定します。それから6年。冒頭の言葉はその間、ストリッカーに襲いかかったプレッシャーの大きさを物語っています。地元の期待に加え、ストリッカーには負けられない理由がありました。メダイナで開催された12年大会、最終日を4点リードで迎えながら、欧州代表に14.5対13.5の大逆転負けを喫します。この大会で0勝4敗、1ポイントも挙げられなかったのがストリッカーでした。これがストリッカーのライダーカップ最終戦となり、翌年の初めには選手としてセミリタイアに至るのです。ちなみにこの大会、D・ラブⅢがキャプテン、F・カプルスが副キャプテン、Z・ジョンソン、J・フューリック、F・ミケルソンらが選手でしたが、今大会ではこの5人が副将を務め、二度と負けられないという思いが伝わる人選です。しかし、そんな因縁を知らないであろう平均年齢29.1歳のアメリカチームの選手たちは、19対9という史上最多の大差で2大会ぶりに優勝カップを取り戻しました。 続きを読む 選手たちが普段のトーナメントと違う表情を見せてくれるのがライダーカップ。年間王者のP・カントレーのガッツポーズや雄叫びを初めて見ましたし、優勝会見ではD・ジョンソンがずっとマイクを握り、ムードメーカーとして仕切っていました。そのジョンソンは今大会5勝で、最年長でチームリーダーの役割も果たしました。最終日のC・モリカワとV・ホブランの“同級生対決”は、 「コロナで延期になった21年の大会では〜」と語り継がれるはず。2年前までは大学生だった2人が、早くもライダーカップで戦う姿を誰が予想したでしょうか。2人は今後も名勝負を続ける予感がします。予感といえば初出場のS・シェフラー。最終日のシングル戦で世界ランキング1位のJ・ラームを4&3で退けました。まだ未勝利のシェフラーですが、この勝利の自信を大ブレークにつなげる予感がします。歴史は繰り返す。負けたラームは18年、フランスのル・ナショナルで開かれた大会で、T・ウッズに2&1で勝利し、翌年に大ブレークしているのです。また、ケプカが開会式でのデシャンボーとの2ショットを、『この写真でひと言』と“大喜利”のようにSNSにアップし話題に。試合後、2人はハグし雪解けしたかのように見えましたが……という話題でも盛り上げてくれました。今年の米国代表は世界ランキングを平均すると8.9で、歴代最強チームだったことは間違いありません。また、コロナ禍で応援も少なく完全アウェイの欧州チームの健闘、特にベテラン勢の健闘には拍手を送りたいです。次々と飛び出すビッグプレーに感動し、心から楽しむと同時に、「団体戦のゴルフ文化」がうらやましいと感じた3日間でした。 スーパープレー&アツいシーンだらけでした (Photo by Keyur Khamar/PGA TOUR via Getty Images) 佐藤信人 さとう・のぶひと。1970年生まれ、千葉出身。ツアー9勝。海外経験も豊富。現在はテレビなどで解説者としても活躍中 週刊ゴルフダイジェスト2021年10月19日号より 「さとうの目」バックナンバー
  • 本日10月5日より、Myゴルフダイジェスト有料会員に登録すると、タイトリストの「プロV1」ボールがもらえる新キャンペーンがスタート。「プロV1」は世界のトッププロが愛用するNo.1ゴルフボール。ショートゲームでは高いスピン性能を誇りながら、ロングショットでは適度にスピンを抑え、飛距離性能とコントロール性能を高次元で両立。確実にスコアメイクに貢献する高機能ボールだ。 今回は、「Myゴルフダイジェスト」オリジナルロゴ入りの最新「プロV1」ボールを、新規有料登録者・先着100名様に1スリーブ(3個)プレゼント。この機会にぜひ登録しよう! >>詳細&お申し込みはこちらから<<
  • もはや恒例のイベント「ザ・マッチ」第4弾が7月6日に開催される。今回は全米プロを最年長で制したフィル・ミケルソンと全米オープン覇者のブライソン・デシャンボーが対決する。 第1弾はタイガーvsミケルソンの一騎打ち。第2弾&第3弾はNFLやNBAのスター選手とのペアマッチ。そして今回はミケルソンが第2弾でもコンビを組んだNFLのスター、トム・ブレイディとタッグを組み、デシャンボー&アーロン・ロジャース(NFL)組とフォアサム(1つのボールを交互に打つ)方式で激突することが決まった。初回からすべてのマッチに出場しているミケルソンは第2弾でブレイディとのペアでタイガー&ペイトン・マニング(元NFL)組に敗れており「トムと自分にはやり残した仕事がある。今回はそのツケをブライソンとアーロンに払ってもらう」とツイッターで“宣戦布告”した。 まるでプロレスラー同士の対決のよう……(PHOTO/Blue Sky Photos) 今回も寄付金はフィーディングアメリカをはじめとした慈善団体に贈られるが、その額は日本円にして20億円規模というから桁違い。ワーナーメディア傘下のターナースポーツが放映を行う。50歳でメジャーを制したミケルソンに注目が集まるなか、ザ・マッチ開催の発表直後思わぬ場外乱闘が勃発した。デシャンボーと犬猿の仲のブルックス・ケプカがデシャンボーのパートーナーになったロジャースに「お気の毒」とツイートしたのだ。これは明らかにデシャンボーと組むことを同情するという意味。すると、すかさずデシャンボーも「ケプカへ。君の頭のなかに家賃を払わずに住めるなんて素晴らしいよ」と応酬。思わぬ場外戦にミケルソンは「なんだか間に挟まれている気がする。ちょっと避けよう」とSNSでつぶやいた。2年前、ケプカがデシャンボーのスロープレーを指摘してから両者の間はぎくしゃく。去年はケプカの筋肉をデシャンボーがけなすなど、確執が取り沙汰されている。でも今回の舌戦、逆に「ザ・マッチ」の宣伝になったかも!? 週刊ゴルフダイジェスト2021年6月22日号より