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「ザ・マッチ」第4弾はミケルソンvsデシャンボー。思わぬ場外乱闘も

もはや恒例のイベント「ザ・マッチ」第4弾が7月6日に開催される。今回は全米プロを最年長で制したフィル・ミケルソンと全米オープン覇者のブライソン・デシャンボーが対決する。

第1弾はタイガーvsミケルソンの一騎打ち。第2弾&第3弾はNFLやNBAのスター選手とのペアマッチ。そして今回はミケルソンが第2弾でもコンビを組んだNFLのスター、トム・ブレイディとタッグを組み、デシャンボー&アーロン・ロジャース(NFL)組とフォアサム(1つのボールを交互に打つ)方式で激突することが決まった。

初回からすべてのマッチに出場しているミケルソンは第2弾でブレイディとのペアでタイガー&ペイトン・マニング(元NFL)組に敗れており「トムと自分にはやり残した仕事がある。今回はそのツケをブライソンとアーロンに払ってもらう」とツイッターで“宣戦布告”した。

まるでプロレスラー同士の対決のよう……(PHOTO/Blue Sky Photos)


今回も寄付金はフィーディングアメリカをはじめとした慈善団体に贈られるが、その額は日本円にして20億円規模というから桁違い。ワーナーメディア傘下のターナースポーツが放映を行う。

50歳でメジャーを制したミケルソンに注目が集まるなか、ザ・マッチ開催の発表直後思わぬ場外乱闘が勃発した。デシャンボーと犬猿の仲のブルックス・ケプカがデシャンボーのパートーナーになったロジャースに「お気の毒」とツイートしたのだ。これは明らかにデシャンボーと組むことを同情するという意味。すると、すかさずデシャンボーも「ケプカへ。君の頭のなかに家賃を払わずに住めるなんて素晴らしいよ」と応酬。思わぬ場外戦にミケルソンは「なんだか間に挟まれている気がする。ちょっと避けよう」とSNSでつぶやいた。

2年前、ケプカがデシャンボーのスロープレーを指摘してから両者の間はぎくしゃく。去年はケプカの筋肉をデシャンボーがけなすなど、確執が取り沙汰されている。でも今回の舌戦、逆に「ザ・マッチ」の宣伝になったかも!?

週刊ゴルフダイジェスト2021年6月22日号より