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「とにかくゴルフが好き」史上5人目のアマ優勝・中島啓太。恩師が語る強さの秘密

パナソニックオープンでアマチュア優勝を達成した中島啓太の評価が急上昇中だ。

これまでも“上手さ”に定評のあった中島だったが、日本アマチュア選手権を制し、世界アマチュアランキングで1位になるなど、特にここ1〜2年ですごみが増した印象がある。そこで中島の強さのルーツはどこにあるのかを、よく知る人物に聞いた。小学校3年生の頃から中島を指導してきた吉岡徹治氏だ。

「これまで多くの選手を見てきましたが、とにかくゴルフが大好きだということに尽きると思います。そんなの当たり前と思われるかもしれませんが、指導者という立場から言えば、実はこれが一番難しい。特に子どもたちはゴルフ以外の楽しいことに興味を持つのが当たり前なので、まずは“ゴルフが一番好き!”という気持ちを持ってもらえるよう育てることを心がています」

しかし中島にその必要はなかったそう。「たとえば目土やプレーファストといった、マナー面もそうですが、ゴルフとの向き合い方が他の子どもたちとまったく違いました。さらに“強さ”という点でも抜きん出ていました。特に自分を客観的に見ることにすぐれていて、試合でも自分の心をどこか別の場所に置いてプレーできることで、メンタルに左右されない強みを持っていましたね」と吉岡氏。これはすぐに身につけられるものではなく、努力のたまものだという。

「日記をつけたり、メンタルの話を聞きにきたり、自分のゴルフにプラスとなることは、積極的に取り入れようとしていましたね。“すべてゴルフのため”という姿勢が、彼の強さの根にあるのだと思います」(吉岡氏)

では技術面に関してはどうなのだろう。数々のツアープロを指導する黒宮幹仁コーチは、「もし私がスウィングコーチに就いても、手を付ける部分がないほど完成度が高いです」

心・技・体を備えた21歳。今後が楽しみだ。

史上5人目のアマ優勝を果たした中島。思わず涙があふれ出た(PHOTO/Shinji Osawa)

週刊ゴルフダイジェスト2021年10月19日号より

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  • <パナソニックオープン/城陽CC(京都)/6967Y・パー72/9月23日~26日>PHOTO/Shinji Osawa 男子ツアーのパナソニックオープンが京都城陽CCで行われ、最終日に4アンダーを出したアマチュアの中島啓太(日体大3年生)が、永野竜太郎とのプレーオフを制し、プロツアー初優勝を果たした。 現在世界アマランキング1位の中島は、かねてからアマチュアでのプロツアー優勝を目標にしていた。初日69、そして2日目も68と連日60台を出し、3日目には圧巻のプレーで65を出して優勝争いに絡んできた。そして最終日も68を出し、堂々たるプレーでプロをも圧倒した。「(最終日は)プレッシャーもなくてワクワクしながらプレーできました。同伴競技者に力さん(河本力)もいましたし、気楽にプレーできました。(最後のパットは)心臓の音が聞こえるぐらいどきどきしていましたけど、今までやってきたことを信じて打ちました。バーディパットを打つ前に、『金谷先輩だったら絶対決めるだろう』と思って打ちましたが、入りませんでした。それでもいいパッティグはできました」試合後には悲願達成とあってか、中島の目からこぼれるものが。「本当に今年は全米アマで悔しい思いをして、結果を出したかったので、やっと満足いく結果が出せて、嬉しかったです。いつも支えてくれる家族をはじめ、地元で応援してくれる方々や大学のチームメート、ナショナルチームのコーチ、やっとみんなに恩返しできたかなと」中島にとってアマチュアでやり残したことはあと一つ。アジアアマに勝ってマスターズに出ること。優勝争いの場面でも表情ひとつ変えず落ち着いてプレーをしていた中島。もはやプロ以上にプロらしいそのプレーぶり。また一人、日本のゴルフ界に新しいスターが誕生した。 アマチュアでのプロツアー優勝は、倉本昌弘、石川遼、松山英樹、金谷拓実に続いて5人目の快挙。「アマチュアとして学生の立場ですが、プロの試合に出させていただいて感謝しかないです」(中島) ドライバーは「SIM2 MAX」を使用するなど、パター以外はすべてテーラーメイド。ドライバーのシャフトは新しいグラファイトデザインの「ツアーAD UB(6X)」を入れていた 最後まで大会を盛り上げた永野竜太郎。「バーティチャンスにもつけて内容も悪くなかった。結果を見れば悔しいです。優勝はできなかったですが、目指していた方向性は良かったかなと思います」 <パナソニックオープン・最終成績> 優勝中島啓太<アマ>(プレーオフ)-182位永野竜太郎-183位大岩龍一-174位T小林伸太郎-164位T矢野東-166位TC・キム-146位TJ・デロスサントス-14 週刊ゴルフダイジェスト2021年10月12日号より
  • <日本アマチュアゴルフ選手権/大利根CC 西コース(茨城)/7121Y・パー72/6月29日〜7月2日>PHOTO/Hiroshi Yatabe、Tadashi Anezaki コロナ禍で2年ぶりの開催となった日本アマチュアゴルフ選手権(大利根CC・茨城)。平均年齢21.13歳、142人の頂点に立ったのは世界アマチュアランク1位の中島啓太。最終日は悪天候による中断後、中止が決定。54ホール短縮競技となったが、2日目に9アンダーとビッグスコアを出した中島が出利葉太一郎を振り切り初優勝を飾った。 「日本のゴルフは注目されていると思う。自覚を持ってプレーしたい」(中島) 「準備を大事にしたい。何事も準備、準備、準備です」といつも口にする中島啓太(日体大3年)。「自分とコースとの闘い。マネジメントをしっかりしていればスコアは落とさない」と初日からゲームプランをしっかりつくって臨んだ。初日、2日目とトップに立っていた日本大学2年の出利葉太一郎は、「最終日が一番いい内容のゴルフをしていた」と言い、悔しさも残るが、「決勝ラウンドでは啓太さんと回らせてもらっていい経験に。自分もいつかああいう人になりたいです」目標とされる存在となった中島の次戦は8月上旬の全米アマ。「間違いなく過酷なコースだと思う。しっかり準備をしていきたい。日本のゴルフは注目されていると思う。全米アマも世界アマランク1位として会場に入ることになる。松山さん、金谷さん、梶谷さん、笹生さんと(日本勢が)活躍されていて注目されると思うので、流れに乗るというか、しっかり自覚を持ってプレーしたい。今回、日本の男子ツアーで活躍している大学生も出場していたレベルの高い日本アマに勝てたので、自信を持ってアメリカに行きたいです」世界への扉はより大きく広がっていく。 「ディーププラクティス・深い集中力」を課題にトレーニングや体重管理にも取り組んできた。本大会は、2015年、2017年、2019年に2位。「地元の練習場のおじさんからは『2位の男』と呼ばれていて(笑)。ゴルフ人生において獲らないといけないタイトルだったので素直に嬉しい」 (左)15年日本アマ決勝で敗れた金谷拓実は中島が目標とする存在。「たまに連絡をとるくらい。全米プロのときに電話がかかってきました」。現在欧州ツアーで戦う金谷は自身のインスタグラムで「おめでとう!」と祝福していた。(右)夏のもう1つの目標は「大学のリーグ戦で今の4年生と優勝したい」。石川航、河本力など有力選手ぞろいの日体大。伝統芸「エッサッサ」が見られるか 「格好いい。啓太さんが目標になりました」(出利葉太一郎・日大2年) 出利葉は時松隆光と同門で“テンフィンガー”の弟分。今回、もう1人“兄貴”ができた。「啓太さんは立ち姿、歩く姿、プレーする姿もいい。周りの人にも声がけして人間性もすごいです」 前週の大学対抗戦で逆転勝ちした東北福祉大の3年、鈴木晃祐(写真左)が3位に。今回、社会人17人、大学生92人、高校生27人、中学生3人、その他3人が出場。大学ゴルフ戦国時代なのだ <日本アマチュアゴルフ選手権 最終成績> 優勝中島啓太(日本体育大学3年)-102位出利葉太一郎(日本大学2年)-73位鈴木晃祐(東北福祉大学3年)-44位T植木祥多(日本大学4年)-34位T宮城慎太郎(東北福祉大学4年)-34位T古川創大(日章学園高等学校2年)-34位T平田憲聖(大阪学院大学3年)-34位T蝉川泰果(東北福祉大学3年)-3 週刊ゴルフダイジェスト2021年7月20日号より
  • PHOTO/Tsukasa Kobayashi 女子の黄金・プラチナ世代が話題だが、男子にも有望な若手はいる。ジュニア時代から活躍、常に世界を見据えてきた、日本アマチュアランク1位の金谷拓実選手と同2位の中島啓太選手に話を聞いた。 金谷拓実(左)1998年広島県生まれ。広島国際学院高2年で日本アマ優勝。昨年アジアアマで優勝し、今年のマスターズ、全英に出場。世界アマチュアランク1位(2019年10月時点)中島啓太(右)2000年埼玉県生まれ。代々木高校3年で日本アマ初出場。2018年は豪州アマ優勝に続き、アジア大会で個人・団体とも優勝。世界アマチュアランク15位(2019年10月時点) 「少ないチャンスをものにしないと上にはいけない」(金谷) ──先日終わったアジアアマチュア選手権。金谷選手は惜しくも連覇を逃し、中島選手は18位でした。 金谷 アジアアマは、プレーオフで負けて残念でしたが、やるべきことはやったつもりです。 中島 結果は悔しいですが、僕は夏に盲腸で入院、全米アマにも出場できなくなって……今回は、まずは出場できてよかった。でも、金谷さんのプレーオフには感動しました。18番グリーンの脇で見ていて、プレーオフ1ホール目、5mのバーディパットが入ったのには鳥肌が立ちました。 金谷 それが最近感動したこと?(笑) 僕は日本が勝ったラグビーに感動したけれど。サモアが諦めずに最後、スクラムを組んで。男らしかった。僕たちスポーツはよく観るよね。 中島 とくにプロ野球ですね。昔からジャイアンツファンです。 金谷 最悪ですね(笑)。 中島 今年は、広島は全然相手になりませんでした。丸選手がいなくなったので。 金谷 去年まではこちらがボロクソに言ってたんですけど(笑)。 中島 でも、菅野(智之)選手の密着取材を動画で見て、ストイックさや、「集中力をコントロールしてやっている」という言葉は自分のゴルフにも参考になります。 金谷 僕もよくアスリートなどの本を読みますが、最近読み返した本に、毎年プロ野球のドラフトで優秀な選手が入るのに、なぜ一流になれる選手と一軍にも立てず戦力外になる選手がいるのかが書いてあるものがあって。「絶対、みんなにチャンスは来るけど、それまでにしっかり準備して、その 1回を仕留めないと、もう上がっていけない世界だ」と。自分もそうだなと思いました。 中島 面白いですよね。 2015年の日本アマ決勝でマッチプレーで戦ったのが出会い。中島が中3で金谷が高2だった。結果は金谷が10&9で史上最年少優勝を果たした 金谷 今年の全英女子の渋野(日向子)選手もです。僕は同期で、高校時代は中国ジュニアなどの予選の結果の前にいつも立って後続の結果を見ながら「ああよかった」って友だちと抱き合っているイメージ(笑)。プロになるのかな? くらいで。そうしたらこんなことに! サロンパスに勝った時からすごいと思ってました。 中島 チャンスをつかんだんですね。 金谷 全英女子では全部が自分に向いている感じで、最高に楽しそうにゴルフをしていて。イギリスはゴルフの国だからギャラリーの雰囲気もよかったですし。 中島 たしかに、夏に全英アマに出ましたけど、最終組に3000人くらいギャラリーが付いていま した。ロープもなくて、グリーン周りもギャラリーが囲んでいたり、すごくいい感じでした。 金谷 全米アマもけっこうギャラリーの方はいましたね。豪州アマもいいよね。 中島 レベルも高い。豪州オープンなんかも最高です。子どもが遊びに来ていたり。 金谷 全英オープンもそんな感じ。海外はのびのびできます。 「試合に臨むうえでの準備の大切さ学んだ」(中島) ──2人は、(JGAの)ナショナルチームで学んだことが大きいと言いますが、それは何ですか。 金谷 ヘッドコーチがガレス・ジョーンズさんになって、最初は、こんな考えがあるのかと。それまでの教えや自分の考えと違ったので信用できなかった。メンバーにも教えに溶け込めなった人が多かった。でも1年くらいして、高校卒業時に受けたQTが上手くいかなかったり、何よりジョーンズコーチの教えを全部受け入れた畑岡奈紗選手が結果を出して活躍していました。だから僕も、とりあえず何でもやってみようと思いました。 中島 僕も最初は全然でした。 金谷 練習も、前はアイアンやドライバーを2、3時間打つことが当たり前だと思っていた。でも、宮崎の合宿でジョーンズコーチが、65%はショートゲームで35%がロングゲーム、100球打った ら十分。それ以上必要ないと。 中島 そうです。でも、それを取り入れてから結果がよくなった。僕が豪州アマで優勝した頃です。 金谷 「ショット・トウ・ホール」というスコアを管理するアプリがあり、1ラウンドで何Yを何回打つかが20Y刻みで出ます。練習ラウンドでデータをとっておけば、そのコースで使わない番手がわかる。160Yや180Yが3、4回あるのに、9番アイアンで130~140Yを打つ練習をしても効率が悪い。 中島 水平器を使って事前にグリーンの傾斜を測ることもすごくいい。この準備がしっくりくるんです。試合に臨むための準備を学んだのが大きいですよね。 金谷 ジョーンズコーチは感覚をすごく嫌います。エイムポイントなど決まりごとがあり、システムになっていて、自分のなかにきちんと落とし込めればズレがない。もちろん感覚も大事だけど、感覚の裏付けができたのかもしれません。 中島 面白いですよね。僕も全部自分の感覚でやってきたから。アプローチもパットも。でもその感覚はきちんと残ります。あとは、スウィングの動作解析とか、トレーナーさんとかもいて。それを元に自分で練習する。だから、今の僕のコーチはジョーンズさんかな。 金谷 僕もですね。 「オーガスタ1番のティーイングエリアに立った時、今までに感じたことのない緊張で。練習ラウンドから興奮しっぱなしだった」(金谷) 昨年の日本オープンでアダム・スコットとラウンドした中島。「好きな選手。マスターズでは彼が優勝した場面が一番印象に残っている」(中島) ──大学生活について聞かせてください。 中島 日体大は、とくにトレーニ ングの環境がすごくいい。一緒にトレーニングしてる人にアーチェリーの世界大会に行く人や、ラグビーの人、いろんな競技の人がいるからモチベーションになります。授業はスポーツ心理学、哲学、栄養学など。勉強になります。 金谷 僕も、高校卒業してプロになっていたら、何も知らずにきたと思います。大学は、人とのつながりができますし、勉強になることが多いです。1年の時はキャディのバイトも行きましたが、おじさんたちが打って、しぐさを見ていると面白い。たとえば、ショートパットを外す時など、打つ前に雰囲気が明らかに違う。打つ前から絶対に勝負って決まってるんだって(笑)。 中島 人間観察ですね。 「何かひとつでもズバ抜けている選手になる」(金谷) ──海外で戦う上で大事だと感じていることは。 金谷 その土地で求められるゴルフをきちんとやった人が上にいくということを感じています。だから、そのコースを知っているか、知ろうとするかが大事。たとえばアメリカは、やはり距離が必要というか、そこは求められる。 中島 はい。爆発力もです。欧州は難しいコースが多いので、いろんなテクニックが必要です。 金谷 欧州は状況やコースレイアウトが多種多様で、要求されることが多い。でも、そういうのに揉まれて、自分の選択肢が増えていけば、たとえ飛距離がなくても違う部分で勝負できる武器が増えてアメリカで戦えるのかなと思います。 「金谷さんはそんなに感情は出さないけど、内側にある気持ちがすごいと思います」(中島) 「僕は一生懸命泥臭くやってるんですけど……啓太はゴルフが全部綺麗なんです」(金谷) ──今後の目標を教えてください。 中島 金谷さん、あの9マスのやつ、やってるんですよね? 金谷 大谷翔平選手の「目標達成シート」。壁に貼っているので寝て起きたらパッと目に入っていいです。真ん中の目標は変えてなくて「マスターズのローアマ」。今年達成できなかったから。 中島 僕、実は先週目標を書いて貼ったばかりです。今、世界アマランク15位まできて、上位を狙うチャンスはあると思うので、真ん中には「世界アマランク1位」。このシートどおり毎日ちゃんと生活するようにします。 金谷 傾向と課題も見えます。 中島 僕は今までは綺麗にゴルフしよう、自分が納得すればいいと思っていたんですが、結果を出すことも大事だと思うようになった。数字や結果にこだわりたい。これが課題です。そのためには120Y以内を練習しないといけないし、300Yをフェアウェイに打てるようにしていきたい。 金谷 僕の課題は、ほかの人が辿りつけない武器を作ることです。 中島 すごいですね。 金谷 一芸に秀でる、じゃないですが、どれも安定した選手より何かひとつズバ抜けている選手がプロの世界では生き残る。僕ならパットとか……。こだわりを持っている人って、どの業界でも強いです。 「世界中どこにいっても応援される選手になりたい」(中島) 中島 金谷さん、世界一になって、何か変わりましたか? 金谷 ぜんぜん、変わらない(笑)。だって世界アマランクで1位になってもそれが最終目標じゃないし、もちろん今年の目標ではあったのでよく頑張ったなというくらいで、目標達成すればまた違う目標がきて、それを達成していけるかどうかが大事です。 中島 かなわないです。 金谷 僕は啓太みたいに綺麗にゴルフができない。うらやましい。綺麗な人って、弱点が見えない。本人にはそれが弱点なのかもしれないけど。でも、啓太は、ゴルフも部屋も整理整頓されて綺麗だけど、心も綺麗なんです。 中島 そこ、褒めなくていいです(笑)。 金谷 いや、去年のアジアアマでも(2位で)絶対に悔しいはずなのに、変わらず僕を祝福してくれて。もっとガツガツしてる選手もいるけど、そういうのはない。 中島 もちろん、すごく悔しかったですよ。でも、チームメイトだし、金谷さんもいつも一緒に頑張ろうと言ってくれますし。 金谷 性格が悪くないとプロでは生き残れないと言う人もいますけど、それはないと最近思うんです。 中島 僕、少しガツガツしたほうがいいかも(笑)。でも、何より石川遼選手みたいに、世界中どこに行っても応援されながらプレーできる選手になるのが夢です。 金谷 僕は、とりあえず海外にどんどん出ていって、常に挑戦を続けていく選手になりたいです。 週刊GD2019年11月5日号より