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【全米オープン】ジョン・ラームが逆転でメジャー初V! コロナ棄権の雪辱果たす

速報
2021.06.21

<全米オープン最終日/トーリーパインズGCサウスC(カリフォルニア州)/7652Y・パー71>

トーリーパインズGCサウスCで行われた全米オープン最終日、首位と3打差の6位タイから出たジョン・ラームが4アンダーで回り、逆転で優勝。悲願のメジャー初制覇を果たした。

18番で難しいバーディパットを沈め、感情を爆発させたラーム。これが事実上のウイニングパットとなった(PHOTO/Jeff Haynes/USGA)

17番、18番と大きく曲がるスライスラインをねじこみ連続バーディを奪ったラーム。気持ちのこもったガッツポーズでトータル6アンダーとし、最終組のルイ・ウエストハイゼンのプレーを待つ。

5アンダーで迎えた17番パー4、ウエストハイゼンのティショットは左のペナルティーエリアへ。このホールをボギーとし、ラームとは2打差。最終ホールをバーディで締めるも1打及ばず、ラームの優勝が決まった。

「攻めるというよりは守りきれたという印象。ほかの選手のミスに自分が引っ張り込まれないように自分のプレーを続けた」と優勝後のインタビューで語ったとおり、全米オープンならではの厳しいセッティングが選手たちを苦しめた。

ローリー・マキロイ、ブルックス・ケプカ、ブライソン・デシャンボーというそうそうたる顔ぶれが一時上位に並んだが、スコアを守りきることができなかった。

前々週のメモリアルトーナメントは、まさかの棄権となったラーム。3日目を終え2位に6打差をつけトップに立っていたにもかかわらず、新型コロナの陽性判定が出てしまい、棄権を余儀なくされた。それでも

「メモリアルで起きたことは受け入れがたい事実だったが、その経験があったからこそこのタイトルを手に入れることができた」

と、復帰戦となった全米オープンで見事に雪辱を果たす。

26歳のラームは4月に第一子が誕生したばかり。父の日に、メジャー初優勝という最高の形で応えてみせた。

<全米オープン 最終成績>
優勝 J・ラーム -6
2位 L・ウエストハイゼン -5
3位 H・イングリッシュ -3
4位T C・モリカワ -2
4位T B・ケプカ -2
4位T G・ミグリオッティ -2
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26位T 星野陸也 +3
26位T 松山英樹 +3

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