レッスン
ギア
プロ・トーナメント
コース・プレー
雑誌
【ゴルルとルール】同伴者が使用した番手を共用のキャディに聞いた。これってペナルティじゃないの?
ゴルルとルール
2023.08.14
ルールはバッチリ覚えているつもりでも、いざコースへ出ると、「あれ? こんなときどうすればいいんだっけ……」という場面に遭遇することもしばしば。今回も、ゴルルと一緒に楽しくルールを学んでいこう!
監修／JLPGA競技委員・阿蘇紀子、中﨑典子
PHOTO／Takanor Miki THANKS／武蔵野GC
ゴルル会員番号65
鈴木真緒
ゴルル会員番号48
渥美友里恵
パー3にやってきた渥美と鈴木。
「フォローが強いから、1番手を下げようかな」（鈴木）
「ナイッショー」（渥美）
「距離ピッタリです!」（キャディ）
「いま鈴木さん何番で打ったんですか?」（渥美）
「あ、7番です」（キャディ）
「じゃあ私は6番かな。ありがとう!」（渥美）
「待って! それは違反では?」（鈴木）
「同伴者に使った番手を聞くのはNG。キャディさんに聞くのももちろんダメですよ」と指摘する鈴木に対し、渥美は「同伴者に直接聞いたらダメだけど、キャディさんに聞くことは問題ないはず」と主張。果たして正しいのは?
同伴者が使用した番手を共用のキャディに聞いた。どうなる?
A. 罰なし
B. 2罰打
正解は……
A「罰なし」
複数のプレーヤーが1人のキャディを共用している場合、そのキャディを共用しているプレーヤーであれば誰でもそのキャディから情報を得ることができる。同伴者が使用した番手を同伴者本人に聞いた場合、アドバイスを求めたことで2罰打を受ける（規則10.2a）が、今回のように共用のキャディに同伴者の使用番手を聞くことは問題ない（オフィシャルガイド10.2a/1）。
週刊ゴルフダイジェスト2023年8月22・29日合併号より一部改
最新のルールをどこよりも分かりやすく解説!
『2022-2023 GOLF DIGEST ゴルフルール早わかり集』
サンプル版をご覧いただけます
