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【ゴルルとルール】足元にクラブを置いてスタンスを取った。打つ前に動かせば問題ない?
ゴルルとルール
2023.05.17
ルールはバッチリ覚えているつもりでも、いざコースへ出ると、「あれ? こんなときどうすればいいんだっけ……」という場面に遭遇することもしばしば。今回も、ゴルルと一緒に楽しくルールを学んでいこう!
監修／小山混
PHOTO／Yasuo Masuda THANKS／武蔵野GC
ゴルル会員番号40
萩原菜乃花
ゴルル会員番号44
水谷花那子
右ドッグレッグのパー4。萩原のティーショット。
「あのバンカーの方向が良さそうね」
「うーん、この方向で合ってるかなぁ」
構えてみると、向いている方向がしっくりこない様子……。
「そうだ! これならちゃんと構えられるわ」
クラブを目標に向けて置き、それに合わせてアドレスを取った萩原。
「それはNGじゃ……」（水谷）
「え? 打つ前に取り除けば問題ないはずよ」（水谷）
「打つ方向を示すために物を置いてスタンスを取るのは違反だと思うけど…」と指摘する水谷に対し、萩原は「たしか打つ前に置いた物を取り除けばペナルティーにはならないはずよ」と主張。果たして正しいのは?
地面に置いたクラブに合わせてスタンスを取った。打つ前にクラブを取り除けば罰はない?
A. 罰なし
B. 2罰打
正解は……
B「2罰打」
プレーヤーは、目標を定める際や、スタンスを取ることを援助するために、物を置くことは認められていない。2018年以前は、ストロークを行う前にその物を取り除けばペナルティを免れることができたが、19年の改正により、物を置いた時点で2罰打が科されることになった。物を置かなくても、砂に線を引くなど、同様の行為を行った場合は2罰打となる（規則10.2b(3)）。
週刊ゴルフダイジェスト2023年5月30日号より
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