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【ゴルルとルール】OB杭の外側にある防護ネットが邪魔でスウィングできない! 救済は認められる?
ゴルルとルール
2023.03.08
ルールはバッチリ覚えているつもりでも、いざコースへ出ると、「あれ? こんなときどうすればいいんだっけ……」という場面に遭遇することもしばしば。今回も、ゴルルと一緒に楽しくルールを学んでいこう!
監修／小山混
PHOTO／Yasuo Masuda THANKS／武蔵野GC
ゴルル会員番号40
萩原菜乃花
ゴルル会員番号47
満石奈々葉
満石のティーショットは、大きく引っかけてしまい左へ。
「やばっ、左はOB……!」
行ってみると、OBギリギリのところで止まっていた。
「よかった～。ネットで跳ね返ったのね」
しかし打とうとすると、ネットが邪魔でバックスウィングが取れない。
「救済しま～す」（満石）
「待って! それは動かしちゃダメよ」（萩原）
「防護ネットは動かせない障害物だから、スウィングの邪魔になる場合は救済できるはず」と主張する満石に対し、萩原は「たしかにネットは障害物だけど、ここはネットがOB杭の外にあるから、たとえ邪魔になっても救済は認められないのよ」と指摘。果たして正しいのは?
OB杭の外側にある防護ネットがスウィングの妨げに。救済は認められる?
A. 認められる
B. 認められない
正解は……
B「認められない」
動かせない障害物（異常なコース状態）がプレーヤーの意図するスタンス区域や意図するスウィング区域の物理的な障害となる場合、罰なしの救済が認められる。ただし、この救済が認められるのは、異常なコース状態が「コース上」にある場合のみ。今回のように、OB杭の外にある防護ネットは「コース外」のため、救済は受けられない（規則16‐1a）。
週刊ゴルフダイジェスト2023年3月21日号より
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