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【人気連載アーカイブ】遊ぶつもりでやってみてVol.36「自分なりの“ニ”のタイミングを見つけよう」

家族全員がチャンピオンの経験のある四国イチのゴルフ一家「二宮家」。その長男でありベストスコア59(!)のトップアマ・慎堂さんが、ゴルフに対する独特の考え方や一風変わった練習法を紹介。上達のヒントが満載!

ILLUST/Masaaki Takauji

前回のお話はこちら

イヤホンで音楽を聞きながら練習、というのも楽しそうではあるが僕は無音派。音楽を聞くと、それにつられてスウィングのテンポが速くなったり、遅くなったりしちゃうんだ。

その代わり、自分のリズム&テンポで振れたときは、90%いい球が出る。でも、ちょっとでも速くなるとトップし、ちょっとでも遅くなるとダフる。リズム&テンポはほんと重要だと思う。

ちなみに、リズムは規則性でテンポは速さのこと。昔、チャー・シュー・メンというリズムの取り方があったけど「メン」はいらないというのが持論である。だって、クラブが腰の位置まで下りてきたら、操作不可能だからね。それを、無理に操作しようとするから腰が痛くなったり、ひじが痛くなったりするのだ。

というわけで、僕のスウィングリズムは「イチ・ニ」となる。あとは、テンポということになるが……これを伝えるのは非常に難しい。

あえて言葉にすると、僕は手首を使ってシュッって上げるタイプなので、テンポは「イ~チ・ニ」かな。「イ~チ」で上げて、「ニ」で切り返す。あとは気にしてない。「ニ」がうまいこといったら、勝手に当たり、それなりの球筋となる。

手首を使わず、ゆっくり上げる人はテンポが「イ~~~チ・ニ」かもしれない。もしかしたら、「イ~~~チ・ニ~」という人もいるかもしれない。それはそれでアリ。僕が最近感じているのは、みなさん無理矢理スウィングをコンパクトにし、速いテンポで打ちすぎているのでは? ということ。確かに、プロ、とくに男子プロで、「イ~~~~チ・ニ」という人はあまりいない。だからといって、それを真似する必要はまったくない。

やっぱり、いろいろ試してみて、自分に合ったテンポを見つけるのがイチバンだ。練習場のゴムティを連続打ちして、心地よいテンポを探すもよし、歩くテンポを参考にするもよし。それも自分次第。

なんとなく自分に合ったテンポが見つかったら、常にそのテンポで打つことを心がけたい。カギを握っているのは「ニ」のタイミングではないだろうか。テンポが狂う原因は、テークバックではなく、大抵「ニ」のせいなのだ。

トップの形も関係ない。クロスだろうが、レイドオフだろうが、「ニ」のタイミングが合えば、おそらく誰でも及第点の当たりとなる。

とはいえ、これまた自分なりのタイミングを見つけるのが難しい。こればっかりは、自分の感覚しかないので、やはりいろいろ試してしっくりくるタイミングを見つけるしかない。ただ、ひとつ提案できるのは、手首なら手首、肩なら肩と1カ所基準となる部位を決めるとタイミングを取りやすくなるということ。例えば、「肩がここまできたら切り返す」という具合に。

梅雨はコースよりも、練習場に行く機会が多くなるだろうから、ぜひ自分なりのリズム&テンポを探求してみてほしいな。

漠然とリズムを考えるのではなく、どこか具体的な箇所を意識することでタイミングがとりやすくなる


全員がチャンピオン! 二宮家

(左から)●慎堂(ボク)1983年生まれ。13、15年四国アマ優勝。HC+2。ベストスコア59 ●英二(父)1958年生まれ。90、95年四国アマ優勝。HC0。練習場経営 ●薫(母)1960年生まれ。94~97、01、03年四国女子アマ優勝。HC2。主婦 ●歌奈子(妹)1985年生まれ。07年四国女子アマ優勝。HC5

週刊ゴルフダイジェスト2017年8月1日号より