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「複合型」はこんなミスに注意! オススメの練習法は?

GDライブラリ
2022.07.15

スウィング中にクラブが加速する位置によって、スウィングタイプは4つに分けられる。 切り返しとインパクト直前の両方でクラブを加速させる「複合型」のスウィングの持ち主は、どのようなミスが出やすく、どういう練習をするとよりスウィングをブラッシュアップできるのか。フィッティングスタジオ「4plus」のフィッターにしてティーチングの資格も持つ吉川仁氏に話を聞いた。

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手先で操作できてしまう


「切り返しとインパクトの2カ所に加速ポイントがある『複合型』は、あまり数が多くなく、どちらかというと器用でなんでもできてしまう天才肌の人に多いですね」

プロゴルファーでいうと石川遼や畑岡奈紗などがこのタイプに該当するという。

「感覚が鋭いため、切り返しで多少スウィングがズレてしまっても、インパクトでアジャストできる順応性があります。しかしアジャストできてしまうからこそ、体を使わずに手先でクラブを操作してしまうパターンに陥りがち。振り遅れを防ごうととっさに手を返してしまい、チーピンになってしまうといったミスが考えられます」

ボディドリルで
腕と体が同調する感覚を養う

腕や手でクラブを操作してしまうことによるミスを防ぐには、どのような練習をすればいいのか。

「手先で操作しようとすると、腕が体の正面から外れやすくなります。こういうタイプの人は、まずクラブを持たずにボディスウィングで動きを体に覚え込ませるのがいいでしょう」

クラブを持たずにアドレスの姿勢で取り、ひじから先で「小さく前へならえ」の形をつくる。そして体の回転に合わせて腕を左右に振っていく。

「シンプルですが、この動きを繰り返して、腕と体を同調させて動かす感覚を身につけましょう。クラブを持ってもこのイメージで振ることができれば、手打ちのミスを防ぐことができます」

これなら仕事の合間にもできそうだ。今日からすぐに実践しよう。

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