1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は、インパクトで前傾角度を保つための方法について教えてもらった。

PHOTO／Takanori Miki

前傾角度をキープする

今回は、インパクトで前傾角度を保つためのヒントについてお伝えします。

私は前傾角度をキープすることは、スウィングの再現性に直結することなので、飛距離だけでなく方向性にも大きな影響を与えるポイントだと考えています。

今回お話しするポイントは、お尻を背中側へ突き出すイメージ。仮想のカベをお尻で突き破るようなイメージで、思い切り後ろへ突き出すんです。

すると、左股関節が深く折り込まれる感覚が出てくると思います。そうなれば、前傾角度が深くなった証拠です。

このとき、左足の母指球に重心を乗せたままお尻を突き出すとより良いです。前傾角度が保てると、ボールを強く押し込めるだけでなく、フェースが急激に返ることもないので、曲がりにくくもなります。

ぜひ、お尻を突き出す練習をしてみてくださいね。

Point
背中側にある仮想のカベにお尻を当てる

股関節を深く折り込むイメージ

お尻を後ろに突き出したらボールを強く押し込む

週刊ゴルフダイジェスト2020年3月31日号より