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【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋 Vol.23「左ひざと手元の“引っ張り合い”で強いトップを作る」

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は、テークバックで強い捻転を作る方法について教えてもらった。

PHOTO/Takanori Miki

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ
前回のお話はこちら

右腰や右足は止めない

コーヒーより紅茶派です♪ 小澤美奈瀬です。

今回は、トップでパワーを逃がさない、上半身と下半身の捻転差の作り方をお伝えします。しっかりネジられた深いトップを作るために、テークバックで右腰や右足を動かさずトップまで上げろ、なんて言われたことありませんか?

飛距離を出すために、上下半身が強くネジれた深いトップを作るのは間違いではありません。でも、右腰や右足を止めるという動作は、逆に体が固まりトップが小さくなってしまうことがあります。


そこで私が提案したいのは、“拮抗”つまり、引っ張り合いです。意識してほしいのは、左ひざと手元です。この2点を拮抗させながら、テークバックするのです。

イメージとして、左ひざで地面を押しながら、手元で上半身を右斜め上へネジり上げます。対角線上に体の部位を拮抗させることで、捻転の深いトップが作りやすくなるんです。

これを勢いよく素早く行うことで、さらにパワーが溜まったトップが作れるのでぜひ試してください。

Point
左ひざと手元を拮抗させてトップを作る

テークバックで左ひざと手元が引っ張り合うようにしてトップを作ると、上半身と下半身の強い捻転(パワーが溜まったトップ)ができる。左足かかとが浮くと力が抜けたトップに

【ここもポイント】
左目とボールの距離をキープ

左目とボールの距離を変えないように意識しながらクラブを上げることで、スウェイが防げ、強い捻転を作りやすくなる

週刊ゴルフダイジェスト2020年3月31日号より