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【人気連載アーカイブ】遊ぶつもりでやってみて Vol.5「クロックスで練習するだけでスウィング軸が安定!?」

家族全員がチャンピオンの経験のある四国イチのゴルフ一家「二宮家」。その長男でありベストスコア59(!)のトップアマ・慎堂さんが、ゴルフに対する独特の考え方や一風変わった練習法を紹介。上達のヒントが満載!

ILLUST/Masaaki Takauji

前回のお話はこちら

タイガー・ウッズの登場以来、ゴルフ界に体を鍛えるという概念が定着したが、最近は、本当に肉体派の選手が増えた。なかでも、ローリー・マキロイのムキムキ度合いといったらない。その流れは、アマチュアの世界にも及んでいる。ボクもアマチュアのなかでは飛ぶほうなのでよく「鍛えているんですか?」と聞かれることがあるが、いわゆるみんなが想像するようなトレーニングはしていない。

基礎体力があるのは、水泳や柔道をやっていたのと、子どものころのおやつが、「牛乳といりこ」という昭和なメニューのお陰だろう。

前に、天狗下駄でバランス感覚が養える、という話をしたが、最近のお気に入りは、『クロックス』を履くこと。トレーニングというほどではないが、ボクなりの体を鍛える行為でもある。

「クロックスでゴルフなんて、舐めとんのか」って? いやいや、大マジメなので、最後まで読んでほしい。

クロックスの素材は、ご存じのとおり、ゴムのようなビニールのような独特な合成樹脂。履き心地は柔らかく弾力があり、とにかく軽い。甲の部分に穴が開いていて、通気性も抜群。これを履いて練習をすると、最高に安定感に欠けるのである。いつものようにスウィングすると、足元が安定しない。それを防ぐには、体幹を意識してベタ足でショットするしかない。ということで、体が開かず、自然と力強いショットが身につく、という理論だ。

うちの練習場の横にはショートコースがあって、そこを回るときもクロックス。ソールはゴルフシューズと違い、芝の上では滑るので歩きにくい。うまく歩くには、足をいつも以上に上げることを余儀なくされるため、自然と足腰が鍛えられる。

日頃から、それで練習しておくと、本コースでゴルフシューズを履いたとき、「なんて安定感があるんだ!」と感動する。実際、ボクが歳とともに衰える体力を現状維持にとどめ、いまだに300ヤード飛ばせるのは、少なからずクロックス練習法のお陰ではないかと思っている。

ちなみに、クロックスを選ぶときは、履いたときにゴルフシューズと同じ高さになるものがおすすめ。つま先が高くなっているタイプは、ゴルフシューズを履いたときに、つま先下がりに感じてしまうので、ご注意を。

「普通のサンダルなどは、つま先を痛めるので、クロックスが最高なんです」


全員がチャンピオン! 二宮家

(左から)●慎堂(ボク)1983年生まれ。13、15年四国アマ優勝。HC+3。ベストスコア59 ●英二(父)1958年生まれ。90、95年四国アマ優勝。HC0。練習場経営 ●薫(母)1960年生まれ。94~97、01、03年四国女子アマ優勝。HC2。主婦 ●歌奈子(妹)1985年生まれ。07年四国女子アマ優勝。HC5

週刊ゴルフダイジェスト2016年11月1日号より