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【ミナセの小部屋】最終回「いちばん大事なのは最後まで気持ちよく振り切ること!」

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する連載「ミナセの小部屋」も今回で最終回。美奈瀬がすべてのゴルファーにどうしても伝えておきたかったこととは?

PHOTO/Takanori Miki

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ
前回のお話はこちら

こんにちは! 小澤美奈瀬です。突然ですが、みなさんにご報告がございます。約2年半続いたこの連載が、最終回を迎えることになりました。そこで今回、飛距離アップのために、最後にどうしてもお伝えしたいことがあります。


それは、“気持ちよく振り切る”こと。いままで飛ばしのコツをいろいろとお伝えしてきましたが、それらはすべてヘッドを速く走らせるための方法でした。しかし、形にこだわりすぎると、体がスムーズに動かなくなる人がいます。それでは、元も子もありません。何があろうとも、フィニッシュまで思いっきり振り切る。とにかく、これだけは忘れないでくださいね。

またどこかでみなさんとお会いできるのを楽しみにしております。いままでどうもありがとうございました♪

一部を切り取るのではなく
パラパラ漫画のように写真を見る

連続写真を見るとき、トップやダウンスウィング、フォローの形ばかりに目が行ってしまい、その部分だけ真似ようとするが、それでは動きにしなやかさが出ず速く振れないという。「パラパラ写真を見るように流れでスウィングをイメージしてみるようにすると気持ちよく振り抜けますよ」(美奈瀬)

ミナセ先生から最後のメッセージ!

週刊ゴルフダイジェスト2021年10月26日号より

連載第1回も掲載!

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  • 「レッスンプロ」というと、男性のイメージが強いが、近年では女性のインストラクターも増えてきている。今回はそのなかでも、週刊ゴルフダイジェストのガールズユニット「ゴルル」のメンバーでもある人気女性インストラクター4人をご紹介! PHOTO/Takanori Miki 人気インストラクターのレッスンを体験! 「ゴルル」のメンバーにして人気インストラクターでもある岸部華子。そのレッスン内容はどんなものなのか。ゴルフを始めて5カ月、100切りが目標の長島裕昴さんが体験レッスンを受けた。 「ケガをしないように、またしっかり動かせるように、肩甲骨や腰、股関節などを十分に伸ばしていただきます」とまずはストレッチから。そして「長島さんは始めて5カ月で、スウィングは我流ということで、スウィングの基本をレッスンしていきます」と身ぶり手ぶりを交え、ときには練習器具を使いながらスウィングの動きを説明、実践してもらう。すると、極端な左一軸のスウィングだった長島さんが、みるみるうちにスムーズな体重移動ができるように。これには長島さんも「最初は当たらなかったのですが、当たり出したら気持ちいい打球音が響いて、飛距離もいつもよりもかなり飛んでいます。先生が女性ということもあって、物腰が穏やかで説明も丁寧でいいですね」と満足気だった。 (左)「コースでもそうですが、練習場ではとくに準備運動をしないで球を打つ方が多い。ケガのリスクが高いので、必ずストレッチを最初に行います」/(右上)ビギナーの長島さんのため、腕の動きを矯正する器具を使ってレッスン。「いつものスウィングと違って、自分でもかなり綺麗だと思います」(長島)/(右下)スウィングを録画できる弾道計測器を使ってレッスンを行う。「動画を使って改善点を指摘してもらえると、どこが悪かったかが一目でわかり、納得できます」(長島) 「ゴルル」インストラクター4人のスクール案内 #1 岸部華子 「シンプルで綺麗なスウィングを教えます」 ジュニア時代から姉の桃子(ツアープロ)とともにETGSで横田英治プロに師事。20年ビューティクイーン。LPGA ティーチングA級を取得 【得意なレッスン】スウィング作り、アプローチ【連絡先】https://www.jexer.jp/golfcollege/【場所】ジェクサー・ゴルフカレッジ(テルミナ錦糸町店、上野店、アトレ秋葉原1店)【料金】グループレッスン:4回1万4300円(月会費制、打席代・ボール代込み) #2 小澤美奈瀬 週刊GD連載でもお馴染みの神スウィンガー USLPGA ティーチング会員。自身の飛距離が1年で50Y伸びた経験から飛ばしのレッスンが得意。「すべてのゴルファーは上達できます!」 「いちばん得意なレッスンはアメリカで勉強した飛距離アップ」という小澤。そのメソッドは小誌連載でもお馴染み。直接習えば、理解度はさらに深まるだろう! 【得意なレッスン】スウィング作り、飛距離アップ、アプローチ、パッティング、コースマネジメント【連絡先】minase.golf@gmail.com(メール)【場所】東京都(品川区、港区、中央区)、名古屋市(中区、瑞穂区、天白区)のインドアスタジオ【料金】個人レッスン:55分1万5000円~(打席代・ボール代込み) ラウンドレッスン:3万3000円~ #3 中村英美 ゴルル1期生でPGA史上初の女性会員 PGAティーチングB級ライセンス所持。日本人初のフィリピン女子ツアープロでもあり、その技術は折り紙つき 「ひとりひとりの体格や体の可動域に合ったスウィング作りで、無理なくレベルアップを目指します。アプローチ、パターイップスでお悩みの方もご相談ください。フットワークの軽さが持ち味なので国内外どこへでも伺います!」 【得意なレッスン】スウィング作り、アプローチ、パッティング、コースマネジメント【連絡先】https://vjweb2021.wixsite.com/website【場所】全国【料金】グループレッスン:1回1万6500円~ 個人レッスン:50分1万1000円~ ラウンドレッスン/6万6000円~ #4 宮野貴子 合言葉はMake Golfers Happy! JGRAプロフェッショナルメンバー。埼玉栄高校、日本体育大学でゴルフ部を牽引。OL経験を経てレッスンの世界へ 「すべてのゴルファーに寄り添い、個人個人の気持ちを最優先に考えたレッスンを進めます。心の底からゴルフを楽しみたい方、悩みを解決して本気で変わりたい方を全力サポートします!」 【得意なレッスン】スウィング作り、飛距離アップ、アプローチ、パッティング、コースマネジメント【連絡先】https://www.happiness-golf.com【場所】鴻巣ジャンボゴルフセンター(埼玉県鴻巣市新井745-2)【料金】グループレッスン/90分×12回 2万8610円(ハーフラウンドレッスン付き、打席料・ボール代込み) 個人レッスン/20分1900円~ ラウンドレッスン/5万円~ ※記載がない限り、料金には打席代、ボール代、プレーフィー、および昼食代、交通費などの諸経費は含まれません。ラウンドレッスン料金は1組3人の場合。 週刊ゴルフダイジェスト2021年10月19日号より
  • 渋野日向子の専属トレーナー・斎藤大介氏がゴルファーにおすすめのトレーニング&ストレッチメニューを紹介する「らくトレ・ゆるスト」。今回は、準備運動にも最適な骨盤周りをほぐすメニューを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Atsushi TomuraMODEL/Mirai Takeuchi(GOLULU) https://my-golfdigest.jp/training/p40009/ 前回のメニューはこちら メニューNo.82 あぐらエクササイズで骨盤周りをほぐす プロに比べ、アマチュアのスウィングの再現性が低いのは、上半身と下半身の連動が弱いことが大きな原因です。その発端が股関節や骨盤周りの硬さにあります。動きに制限がかかって上半身と下半身がバラバラになってしまうため、スウィングが不安定になるのです。これを改善するには腰周りの柔軟性を高めると同時に、上半身と下半身を連動させるトレーニングを行う必要があります。そこで今回は柔軟性と連動性をバランスよく強化できるメニューを用意しました。エクササイズ1で柔軟性、エクササイズ2で連動性を高めることができます。負荷はそれほど大きくありませんが、難しいと感じる人は多いかもしれません。これは上半身と下半身が連動する動きに体が慣れていない証拠。動きに慣れることで全身の一体感が強まり、スムーズなスウィングを身につけることができます。 Exercise 1「あぐら側屈」で太ももの付け根を伸ばす STEP 1右手を後方に置き上半身を右に倒す あぐらを組んだ状態から右手を体の後方に置き、右ひじを曲げて上半身を右に倒します。反対側のひざが浮いてきますので、浮かないように左手で押さえます。可能であれば右ひじが床につくくらいまで上半身を倒せるとベスト。その姿勢を10秒間キープします STEP 2左手を後方に置き上半身を左に倒す 上半身を右に倒した姿勢で10秒間キープしたら、今度は左右の手を入れ替えます。左手を体の後方に置き、左ひじを曲げて上半身を左に倒します。基本メニューは左右2回ずつ行うのが1セットですが、左右差がある場合は股関節が硬いほうを重点的に取り組んでください Exercise 2「あぐら骨盤回し」で骨盤をゆっくり動かす こちらは左右の動きに前後の動きを加え、円を描くように背骨を動かすエクササイズです。難しいと感じるようであれば、最初は前→右→後ろ→左を別々に行ってください。そうすると筋肉がほぐれてきますので、ゆっくり大きく回すイメージで上半身を回転させましょう ●ここに効く!エクササイズ1は股関節と骨盤周りの柔軟性を高め、わき腹を伸ばすストレッチです。エクササイズ2は背骨の動かし方を身につけることで全身の筋肉を連動させるトレーニングになります●どのくらいやるの?エクササイズ1は左右2回ずつが1セット。エクササイズ2は右回りと左回りを5周ずつが1セット。それぞれ朝晩1セットずつ、1日2セット行うと効果的です●こんな人に!骨盤周りが硬いと上半身と下半身の動きが連動しないので、スウィングもインパクトも不安定になります。このストレッチやエクササイズで改善できます●どんな効果が?骨盤の動きがよくなると回転がスムーズになります。インパクト効率もよくなるので、飛距離アップにもつながります 解説/斎藤大介 柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から渋野日向子の専属トレーナーとして活動中。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中 週刊ゴルフダイジェスト2021年10月19日号より 「らくトレ」バックナンバーはこちら
  • 身長171㎝で420Yという驚異の飛距離を誇る浦大輔が、飛ばしのコツを伝授する連載「解決! 浦ゼミナール」。第21回は、アイアンショットの大原則「ハンドファースト」について。 TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Hiroaki Arihara THANKS/√dゴルフアカデミー https://my-golfdigest.jp/lesson/p36463/ 前回のお話はこちら アイアンは設計上ハンドファーストが必須 ――浦さん、今日はアイアンについてお聞きしたいんですが……。浦 なんでしょう。――やはりアイアンはロフトを立ててハンドファーストに打つようにしたほうがいいんでしょうか?浦 出た! うちの生徒さんもみんなこれを聞いてくるんですよ(笑)。結論から言うと、アイアンは絶対にハンドファーストで打ちます。それは、アイアンはスウィング軌道の最下点で打たなければならないから。ティーアップせずに地面にあるボールを直接打つのに最下点より先で打とうとしたらダフりますからね。――それはわかります。そのためにロフトを立ててハンドファーストにする必要があるってことですよね。浦 それは嘘ではないけれど、少し違うかな。ハンドファーストでないと最下点で打てないのは、アイアンがそういう形状をしていることが最大の理由です。ハンドファーストになれば確かにシャフトが垂直な状態よりもロフトは立ちますが、ロフトを立てること自体には意味はありません。ロフトを立てて飛ばしたいなら、番手を1つ上げればいい。アイアンは、設計時点から「プル角」というのがついていて、ソール面に対してシャフトが少し傾いてついているんです。だからそのプル角なりにインパクトしないと本来の性能が発揮できない。アイアンをハンドファーストでインパクトするのはそのためです。 軌道の最下点でインパクト 地面にあるボールをダフらずに打つには、スウィングの最下点かそれより手前でインパクトすることが必須。アイアンはソール面に対してシャフトが傾いてついている。その角度なりにインパクトすれば自然と最下点で当たり、ハンドファーストにもなる ――アイアンの設計コンセプトが理由ってことですか?浦 そうですよ。ちなみに9番アイアンと4番アイアン、どっちのインパクトのほうがハンドファーストが強いかわかりますか? 続きを読む ――9番ですね。浦 そう。アイアンは短い番手のほうがプル角が大きい。だからショートアイアンのほうがハンドファースト強めで打つんです。これが理由でないなら、どの番手も同じでいいはずでしょう。――なるほど……。浦 そのためには、バックスウィングで曲げた手首が戻り切る前にインパクトしさえすればいいんですが……まぁこれができないって言うんですよね、アマチュアの人は。 手首が戻る前に当たれば自然とハンドファーストになる スウィング中の手首の動きは、バックスウィングで左手首を掌屈、右手首を背屈したものを、ダウンスウィング以降で戻すだけ。手首が戻り切る前にインパクトしさえすれば最下点の手前で当たる。ハンドファーストにならない人は、手首を返すようなフリップ動作が入っている ハンドファーストは普通に振れば勝手になる 浦 ということで「ハンドファーストで打つ方法を教えてください」とよく言われるわけですが、「そんなものない」というのが本音です。――ええーっ? じゃあプロはどうやって打っているんですか?浦 ハンドファーストにならないようにする動きをしていないから、勝手にハンドファーストになるだけです。だからハンドファーストにすることを意識しているプロなんて、1人もいませんよ。ハンドファーストということはヘッドが手元を追い越す前にインパクトしているというだけのこと。バックスウィングでは左手首が手のひら側に、右手首が甲側に折れるので、トップでは誰もがハンドファーストになっているはずです。あとはダウンスウィングで手首を無理やり止めてフリップしようとしたりしない限り、インパクトまでにヘッドが追い越してしまうことはないんです。手元は止まらずに動いているし、フェース面には空気の抵抗がかかる。ハンドファーストに打てない人というのは、余計な動きが強すぎる人。相当に余計なことをしていると自覚してください。――うーん。その「余計な動き」はどうして生じてしまうんでしょう。浦 早く当てたいとか、球を上げたいという意識が原因の場合も多いですが、基本的には体、とくに下半身が止まっていることが元凶ですね。私は「ハンドファーストに打ちたい」という生徒さんに対しては、ひざから下のことしか言いません。ハンドファーストに打つためには、インパクトで腰が45度以上ターゲット方向を向いていることが絶対条件。ハンドファーストにならない人はだいたいこれが足りていません。そのインパクトを作るためには、右足を蹴ってめくればいいんです。「右のかかとを上げて打て」。ほぼそれだけですよ。 インパクトで腰が45度以上回っていることが条件 ハンドファーストにインパクトするためには体の回転が不可欠。インパクトで腰が45度以上ターゲット方向を向いていなければハンドファーストには打てない。「ハンドファーストにならない」と悩んでいる人の多くは回転不足だ ――浦さんがいつも言っている形そのものですね。浦 そうですよ。だから普通に打っていれば勝手にハンドファーストになるって言っているんです。一応細かいところを説明しておくと、右ひざ、右腰、右肩全部がそれぞれボールに近づいた状態でインパクトすること。後方から見ると下の写真のようにボールに向かって矢印が集まる感じ。この形をアドレス→インパクトと作ってみれば、いやでもハンドファーストになっています。一部、体の柔軟性が高い人は、右かかとを浮かさずにこの形が作れますが、かなり窮屈なので普通の人はかかとを浮かせましょう。最後に、私がやっているアイアンの練習法をお教えします。ボールの手前に印をつけて、そこにソールを落とすイメージでスウィングする練習。ぜひやってみてください。 右肩・右腰・右ひざを全部ボールに近づける ボール手前に“ソールから”ヘッドを落とすイメージ 浦さんはボール手前にソールを落とすイメージでアイアンを打っているという。その感覚を養うにはボールの手前に印をつけて練習するのが効果的。上から打ち込む意識も手元を先行させる感覚も不要。リーディングエッジやフェース面ではなく、ソール面を意識して練習するのがポイント 浦大輔うらだいすけ。身長171cmで420Y飛ばす飛ばし屋にして超理論派。東京・赤坂で√d golf academyを主宰 月刊ゴルフダイジェスト2021年11月号より 「浦ゼミナール」バックナンバー
  • 読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「大事なところでシャンクが出る」というもの。果たして解決方法は? PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/G factory 読者記者No.1746 山田茂さん ●65歳 ●会社員 ●ゴルフ歴/30年 ●ベストスコア/86 ●平均スコア/97 ●178㎝・93㎏ ●ドライバー飛距離/230ヤード 先生/中島孝之 67年生まれ、神奈川県出身。「PGAジュニアリーグ」茨城県代表3チームの監督として、「茨城ガールズ」を全国2位(19年)に導く。「G factory ゴルフアカデミー」代表 市川さんのお悩み「短い距離に限ってシャンクが出る」 ラウンドでショートアイアンの距離なのにシャンクが出てグリーンを外すことがよくあります。乗せられる距離なので、精神的ダメージも大きいです。どうしたらシャンクが出なくなるでしょうか 浅いトップが特徴的だが(2コマ目)、このときにシャフトが垂直に近い形で立っているのが気になるところ。このポジションからだと、ヘッドがアウト-インに下りやすい 山田 ラウンド中、大事なところでシャンクが出るんです。ウェッジから7番アイアンくらいまで、まんべんなく出ちゃいます。中島 シャンクはスウィング軌道がアウト-インのシャンクと、イン-アウトのシャンクがありますが、山田さんは完全にアウト-インのシャンクですね。恐らく、トップが浅いのを気にしていますよね?山田 そうなんです。元々体がすごく硬くて……。中島 体が硬いなら、別にトップは浅くていいんですが、山田さんは自分で気にしているので、本来のトップ位置からさらに手を背中側に引いています。そのときにシャフトが立ってしまって、ダウンスウィングでヘッドが外から下りやすくなっているんですね。山田 そうなんですか。中島 トップでは手元のほうをわざと持ち上げて、シャフトを寝かせてください。そこから手元を真下に引き下ろすと、手元が体の近くを通って、ヘッドをイン-アウトに振れるようになります。 <問題点>手元をインに引きすぎてシャフトが立っている トップを深くしたくて、手を背中側に引いている(写真左)。シャフトが立ち、クラブが外から下りやすくなっている 記者「もっとトップを大きくしなきゃダメですか?」プロ「トップの大きさよりシャフトの角度が大事です」 トップは体が回るところまで回し、手が上がるところまで上げればいい。その際、クラブの角度ができるだけ斜めになるように意識すると、たとえトップが浅くてもヘッドの遠心力を使って、鋭く振り下ろすことができる Point 1手元をアウトに上げるイメージ 手元を背中側に引くのではなく、逆に外(顔の前方向)に出すように意識して上げると、シャフトを斜めにできる Point 2右ひざを前に出さずにダウンスウィング ダウンスウィングで右ひざが前に出ると、腰も前に出てしまい、上体の前傾角度が起きる。手元が体から離れ、シャンクの原因になる Drill 1ボールの外側に障害物を置いて打つ 練習場のマットの上に、もう1枚のマットの縁を重ねて直線的な障害物を作り、そのすぐ手前にボールを置いて打つ。アウト-インに振ると重ねたマットにヘッドが当たるので、インから下ろす感覚がわかる Drill 2右足かかとを上げたままスウィング 右足かかとを浮かせておくと、強制的につま先体重になり、腰(右ひざ)を前に出さずに打てるようになる 【正しいトップを作る手順】 (1)ヘッドを胸の高さに持ち上げる (2)シャフトをほぼ真横に寝かせる (3)クラブの角度を保って前傾 (4)そのまま上体をねじるとトップ完成「トップを大きくしたい」という気持ちが、不必要な動きを生み出す。自分の体の可動域に合った、適正なトップ位置を覚えておくといい <取材後記>「罪悪感」がなくなりました体が硬いのがコンプレックスで、浅いトップにある種の罪悪感があったんですが、別に自分のできる範囲でいいと教わって、救われた気分です。無理しないほうが自然に振れますね。 月刊ゴルフダイジェスト2021年11月号より
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