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【ミナセの小部屋】Vol.56 切り返しは“負けるが勝ち”!? カット軌道が直る右手の使い方

PHOTO/Takanori Miki

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回はカット軌道が解消する方法を教えてもらった。

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ
前回のお話はこちら

こんにちは! 小澤美奈瀬です。熱中症には十分に注意して水分補給してくださいね♪

では、さっそくですが今回は、カット軌道が直らず、スライスやチーピンが出てしてしまう人のために、解消するコツをご紹介いたします。

カット軌道になる人の多くは、腕が力み、上からボールを叩きにいこうとする傾向にあります。右腕の力みが強い人は特にカット軌道が強くなる傾向にあります。

そこで私がお伝えしたいコツが“腕相撲”です。トップからダウンスウィングへの切り返しで、腕相撲で追い込まれて負けそうな動きを取り入れてみてください。すると右腕が外旋する動きになるため、自然と体の内側からクラブを振り下ろすことができるようになります。

最終的にはインパクト直前に、腕相撲で勝つ動きを入れると、さらにボールを押し込むことができます。「初めは負けて、最後に勝つ」。この動きをイメージすれば、カット軌道も直って飛距離も伸びるのでお試しください。

腕相撲で追い込まれているときの
右腕の動きをイメージ

トップからの切り返しのとき、右腕は腕相撲で追い込まれたときのように外旋する動きを使うと、体の内側からクラブを下ろしやすくなるので、どうしてもカット軌道が直らないと悩んでいる人には、ぜひ試してほしいという美奈瀬

切り返しで腕相撲に勝つ動きを使ってしまうと……、クラブがアウトサイドから下り、スライスの原因に

撮影シーンの動画を特別公開!

週刊ゴルフダイジェスト2021年8月3日より