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【ゴルフジム】「ヘッドスピードが2m/sくらい落ちてしまった。飛距離を取り戻すには?」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「ドライバーの飛距離が落ちてきた」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/サウスゴルフアカデミー千葉

教える人/香西成都

こうざいまさと。70年生まれ、香川県出身。PGAティーチングプロA級。「伸びしろ」を最大限に引き出し、ベストスコアを更新し続ける指導が人気。「サウスゴルフアカデミー」インストラクター

<今週のお悩み>
「ヘッドスピードが2m/sくらい落ちてしまいました」

●北原 正敏さん(80歳/ゴルフ歴40年/ベストスコア78/平均スコア89/身長178cm)
ダウンスウィングで上体が流れて、インパクトでは頭の位置がほぼボールの真上になっている(3~4コマ目)。飛距離を出すのであれば、頭をもう少しボールの後方に残して振りたい。それと同時に、腰をもっと先行回転させたいところ

北原 コースで「今のは飛んだな」と思った当たりが、計測してみると190ヤードだったりするんです。

香西 切り返しのときに、上体と腰がほとんど同時に回っていて、捻転差が小さいのが、飛距離不足の原因ですね。切り返しでは、上体はトップの形のまま「置き去り」にして、左腰だけを少し目標方向にスライドさせるようにしてみてください。一瞬、その動作が入るだけで、その後はずっと上半身と下半身の捻転差がキープされて、頭を残してインパクトできるようになるはずです。

切り返しで捻転がほどけています

下半身リードで切り返すことで、トップより切り返し直後のほうが、上半身と下半身の捻転差が強くなり、それが飛距離を生み出す原動力になる。切り返しで上半身も一緒に動いてしまうと、捻転がほどけて、パワーの蓄積がなくなってしまう

北原 確かに、頭が残る感じがします。それに比べると、今までは上体が突っ込んでいたのがわかりますね。

香西 そうすると、フォロー側まで左腕でクラブを引っ張る感覚が出てくると思います。左腕がしっかり振れると、アークが大きくなるのでヘッドスピードも上がりやすいですし、腕の振りに引っ張られて、自然に腰も回ります。

北原 フォローを大きく振るというのは、こういうことなんですね。

香西 その感覚を強化するには、左手でクラブを握って、右手は添えるだけにしてスウィングするのがいいんです。ダウンスウィングの最初のほうは右手でクラブを押せますが、クラブ(左手)の加速がマックスになると右手が離れ(左手に追い付かなくなり)ます。そこからは、加速と遠心力で左腕が伸びて、大きな円弧でフィニッシュまで一気に振り抜けます。

これで解決!
「トップで上体を“置き去り”にして
捻転差を大きくしよう」

Point 1
右ひじをわき腹にくっつけて下ろす

切り返しの瞬間に、左腰を一瞬、目標方向にずらすことで、右ひじが真下に下りてわき腹にくっつく。そうすると、クラブが自然に寝て、オンプレーンでインから引き下ろす形ができる

Point 2
切り返しで左腰を「ずらす」

下半身リードで下ろすには、切り返しの瞬間に左腰だけを目標方向にずらすイメージを持つといい(写真)。この時点で、頭が「ビハインド・ザ・ボール」の形になり、インパクトでパワーを出しやすくなる

Drill 1
右わきに何かを挟んでテークバック

テークバックで右ひじを背中側に引くと、切り返しで元に戻そうとして右手が前に出る。右わきにティーペグやグリップなどを挟み、それが落ちないようにテークバックすると、右ひじが外れなくなる

Drill 2
ほぼ左手だけでクラブを振る

左手は普通にグリップし、右手は添えるだけにしてクラブを振る。ダウンスウィング途中から右手が離れて、左腕でフォロー側を大きく振る感覚がわかる

週刊ゴルフダイジェスト2024年3月12日号より

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