「50Yバンカー」攻略法 #1 クリーンに打つorエクスプロージョン、どっちが正解?
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ボールがピンまで残り50ヤードと微妙な距離のあるバンカーにつかまってしまった。こんなとき、普通のバンカーと同じように打てばいいの? それともアプローチのようにクリーンに打つべき? 中尾春陽プロに教えてもらおう!
PHOTO/Hiroaki Arihara THANKS/有馬カンツリー倶楽部
![バンカー 打ち方](https://my-golfdigest.jp/wp-content/uploads/2023/08/mgd2309_nakao_1s-1024x768.jpg)
●CONTENTS●
1. 50Yも「エクスプロージョン」でOK
2. 100Y打つ感覚で振ってみよう
3. 左7:右3を最後までキープ
50Yバンカーはプロでも難しい!
アマチュアにとって、どう打てばいいかわからないライのひとつ“50ヤードのバンカー”。中尾プロは距離が近いときと同じように、砂を爆発させるエクスプロージョンがいいと話す。
「エクスプロージョンで打つメリットはたくさんあります。まず、インパクトの許容範囲が広がるので、少し手前から入っても大きなミスになりにくく、気持ちの面で楽に打てます。また、距離の短いバンカーと同じ感覚で打てるので、特別なことをしなくていい。クリーンにボールをとらえる打ち方では、インパクトが点になるので、かなりシビアになります。最下点が毎回同じなら問題ないですが、少しズレるだけでホームランやダフってバンカーから出ない危険もあるので上級者向けですね」
ただでさえ難しい状況。ここからは寄せようと考えるのではなく、グリーンに乗れば御の字と考えるほうがいいと言う。
「そもそも、ピンまで距離があるバンカーは私たちでもとても難しいライです。なので、ピンに寄せようと思うのではなく、まず脱出するのが最低限、グリーンに乗せられたら100点だと理解しておきましょう」
エクスプロージョンがいい理由 1
インパクトの許容範囲が広い
![バンカーショット 基本](https://my-golfdigest.jp/wp-content/uploads/2023/08/mgd2309_nakao2-2-1024x1024.jpg)
手前をダフらせてボールを飛ばすので、インパクトの許容範囲が広くなる。インパクトが安定していない人はエクスプロージョンがおすすめ。
直接打つ方法だと、最下点が少しズレただけで大きなミスになりやすい
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エクスプロージョンがいい理由 2
楽な気持ちで打てる
![バンカーショット エクスプロージョン](https://my-golfdigest.jp/wp-content/uploads/2023/08/mgd2309_nakao2-5-819x1024.jpg)
許容範囲が広いことに加え、通常のガードバンカーと同じ要領でいいと思えることで、考えなければいけないことが減り、気持ち的にも楽に打つことができる。
上級者ならクリーンヒットもあり
「クリーンに打つ方法もありますが、インパクトがピンポイントになるので難易度が上がります。いつも最下点が同じ上級者であれば、この方法もありです」
![バンカー](https://my-golfdigest.jp/wp-content/uploads/2023/08/mgd2309_nakao2-7-1024x1024.jpg)
>>では、実際どうやって打てばいいの?
- プロでも難しいという「残り50ヤードのバンカーショット」。ここからは、しっかり50ヤード飛ばすための番手選びやアドレスのポイント、そしてインパクトのイメージについて聞いていこう! PHOTO/Hiroaki Arihara THANKA/有馬カンツリー倶楽部 中尾春陽 なかおはるひ。1996年5月31日大阪府出身。今年、ティーチングプロA級の資……
月刊ゴルフダイジェスト2023年9月号より