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12年で100倍に! タイガー全盛期のアイアンは6億円

世界で最も高額な中古アイアンセットは、515万6162ドル! 1ドル128円で換算すると、日本円にしてなんと約6億6000万円だ。

もちろん、ただの中古クラブではない。タイガーが00年から01年にかけ、4大メジャーを連続制覇したときに使用していた本物のアイアンセットなのだ。構成は、タイトリストの名器「681-T」の2番からPWに、若きタイガーの小技を支えたボーケイの58度(実際は56度)と60度のウェッジ2本からなる11本。

出品したゴールデン・エージ・オークションズ社によれば、同社では昨年、02年にタイガーが使用したスコッティキャメロン・ニューポートIIが、39万3000ドルで落札されている。1本のクラブでは、これが過去最高金額ということだが、実はこのとき売り出されたパターはバックアップ用で、実際に使用されたわけではない。それを考えれば、“タイガースラム”達成時に使用していた11本の値段としては、決して高くはないのかもしれない。

なにしろ素性がはっきりしている。タイガーが01年のマスターズに勝った後、タイトリストが新しいアイアンを見せに行ったとき、タイガーは「すぐに試合に使いたい」と、そのとき使用していたクラブをタイガー担当だったスティーブ・マタ氏にプレゼント。それを10年にヒューストンのビジネスマン、トッド・ブロック氏へ5万7242ドルで売却していたのだ(マタ氏はその際、嘘発見器までかけて本物であることを証明したそう)。買い受けたブロック氏は、「12年間このアイアンを持っていたが、誰にも話しておらず、ほとんど誰も見ていないんだ。レンブラントの絵が誰にも見られず、どこかに眠っているようなもの」と言い、皆に見てもらいたいと売却することに。

「投資のつもりで買ったわけではない」とはいえ、12年間で100倍近い値上がり? とんでもない投資対効果であることは間違いない。

週刊ゴルフダイジェスト2022年5月10・17日合併号より

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