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プロが今もバッグに入れる名器クラブ。中古で買ったらハウマッチ?【ドライバー編】

プロのクラブセッティングを見ると、最新モデルに交じって年季の入ったクラブが入っていることも。長く使われているということは、それだけいいクラブという証拠。そこで今回は、プロが手放せないモデルを中古ショップで探し出し、名器たる理由を探ってみた。まずはドライバーから!

THANKS/ゴルフパートナー

試打・解説/後藤悠斗

雑巾王子こと武市悦宏プロの一番弟子。多くのクラブを試打するが、自身のクラブは替えられないという「こだわり派」。広尾ゴルフインパクトでレッスンを行う

ドライバーは2017年が当たり年

PGAツアー選手のなかにも、最新モデルではなく旧モデルを使用する選手もいるが、なかには2017年のモデルを愛用する選手も。4年前のモデルをあえて使用するということは、よほどの名器に違いない。どんなモデルかチェックしてみた。

テーラーメイド「M1 460」(2017)

中古価格●9900円~

トッププロが使用し一世を風靡した

初代『M1』よりも重心深度が浅くなり、また芯の位置が低いので、有効打点距離が長くなり低スピンになりやすい

【使用プロ】ケビン・チャッペル
調子のよかった17年に使用していたのがこのモデル。その後、他メーカーも使用したが、今年、このクラブに戻した。

【後藤’s インプレッション】
フェースアングルがストレートで構えやすい

「『M3』以降、オープンフェースがきつくなり、いわゆる“逃げ顔”になったので、このモデルのほうがスクエアに構えやすい。またスピン量も少なく、叩いても吹けずにつかまるモデルで、上級者ならいまも現役で使えますね」

ピンゴルフ「G400」(2017)

中古価格●2万4200円~

大慣性モーメントでミスに強い

前作『G』に比べ、ヘッド体積は小さくなったが、重心距離は長く、重心深度は深くなり、ミスヒットへの寛容性を高めた

【使用プロ】ハリス・イングリッシュ
17年全米オープン前に『G400』にスイッチ。それ以降は一貫してこのモデルを使用し、21年には2勝を挙げた。

【後藤’s インプレッション】
アッパーに振るイメージが湧きやすい

「ピンのなかでは小ぶりなヘッドですが、構えるとクラウン部の突起のおかげで後ろに長いシャローバックに見える。そのため、アッパー軌道をイメージしやすい。オープンフェースの“逃げ顔”なので、怖がらずに叩ける」

ピンゴルフ「G400 LST」(2017)

中古価格●2万878円~

17年国内賞金王&賞金女王が使用

発売された17年の国内男女の賞金ランク1位の宮里優作と鈴木愛が使用していたことで話題になった。ヘッド体積は445ccと小ぶりでやや締まった印象だが、打ち出し角と直進性が高く、スピン量は少ないという「飛びの3要素」の2つで優位性があり使用者が多かった

【使用プロ】スコッティ・シェフラー
大学最後のNCAAディビジョンIから使用。プロ入り後も手放さず、300ヤードを超す豪快なショットを繰り出す。

ピンゴルフ「G400ストレッチ」(2017)

中古価格●1万7600円~

G400シリーズはミニドライバーも人気

やや前方に配置されたソールウェートにより、低スピンで強弾道。193ccのコンパクトヘッドながら13度というロフト角で高い飛距離性能を誇る。直進性の高さはドライバーの『G400』シリーズと同様でミスにも強い。FWとしてだけでなくミニドライバーとしての使用も可能

【使用プロ】トニー・フィナウ
3Wを多用した20年に比べ13度の「ストレッチ」を使用した21年はイーグル率が60位から19位にジャンプアップ。


こちらも将来の名器候補

キャロウェイ「マーベリック サブゼロ」(2020)

中古価格●2万7500円~

稲見萌寧が昨年から使い続ける

「構えたときにしっくりくるから迷うことなく振り切れる。ボールのつかまり具合の良さと、操作性の高さのバランスがいい」(稲見)。プロモデルだがシャローバック形状で450ccながらも投影面積が大きく、安心感がある

週刊ゴルフダイジェスト2021年11月16日号より