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【ギア選びのウソホント】Vol.82「FWとUTの“純正シャフト”の問題点」

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

前回のお話はこちら

前回お話しした、「なぜ1WとFWやUTの純正シャフトが同じ重量帯になっているのか」ということへの私見ですが、まずはメーカーのコスト問題があると思います。重量帯を同じにすれば仕入れを多くすることができ、単価は安く済ませられ、生産コストを下げることが可能です。先週もお伝えしましたが、スコアアップを考えた場合、本来はクラブ全体の重量フローを考えることが先決です。FWやUTのシャフトが1Wと同じ重さのプロゴルファーは、男女シニアを見渡してもほとんどいません。つまり、それはスコアを作りづらいからです。

またアマチュアゴルファーの心をくすぐる「〇〇プロの使用シャフト」をFWやUTに採用している節があります。もちろん、実際に使用しているのでそのように記載することは間違いではありませんし、アマチュアゴルファーが欲しいと思う気持ちはわからなくはありません。しかし、好きなプロに合うシャフトが、自身に合うかどうかは別問題です。

すべてのゴルファーはスコアが良くなることを考えて、クラブを買い替えるはずなので、企業の利益も大切にしながらも“ゴルファーファースト”で製品販売をしてほしいと思う次第です。

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2022年4月12日号より