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「ステルス」に替えて300Yプレーヤーに! コリン・モリカワの最新クラブセッティング

メジャー出場6戦で2勝を挙げ、マスターズで3つ目のメジャー戴冠を狙うコリン・モリカワ。その最新クラブセッティングをキャッチした。

PHOTO/Yasuhiro JJ Tanabe

「ステルスに替えてから、初速が少し上がって飛距離アップした感覚があります。それと、得意のカットショットも打ちやすいですね」(モリカワ)

平均飛距離が7Y伸びた

インタビューで「飛距離は平均的」と語っていた通り、昨シーズンのコリン・モリカワの平均飛距離は295.2Yで全体の112位。しかし「ステルス」を使い始めた今シーズンは302.4Yと7Y以上伸びており、順位も67位に。

ドライバーの飛距離が伸びたことも手伝って、パーオン率も昨シーズンの70.80%から今シーズンは75.00%へとアップ。得意のアイアンショットがさらに切れ味を増しているようだ。

得意の8Iはわずかにグースネック

アメリカ育ちのコリンは、さぞやストレートネックが好みかと思いきや、意外にも少しグース。こんなところも日本的?

コリン・モリカワの14本セッティング

1W テーラーメイド ステルス プラス(9度)
3W テーラーメイド SIM ロケット(US版)(14度)
5W テーラーメイド ステルス プラス(19度)
4I テーラーメイド P770
5I、6I テーラーメイド P7MC
7I~PW テーラーメイド P730
AW テーラーメイド MG3(50度)
SW テーラーメイド MG3(56度)
LW テーラーメイド MG2(60度)
パター  テーラーメイド TP JUNO
ボール テーラーメイド TP5

コリン・モリカワ独占インタビューもチェック!

  • 初出場の2020年全米プロでいきなり優勝し、2021年これまた初出場の全英オープンも優勝。プロになって出場したメジャー6試合のうちの2つに勝った驚異の25歳。まだ少年っぽさが残る日系アメリカ人プレーヤー、コリン・モリカワに、自身の強みやマスターズでの戦い方、日本人の血を引くルーツについて、いろいろと聞いてみた。 取材・撮影/田邉安啓 コリン・モリカワ1997年、アメリカ・カリフォルニア生まれ。大学時代は世界アマランク1位。プロ転向3年にしてPGAツアー5勝。メジャーは2020年全米プロと2021年全英オープンの2勝。マスターズでメジャー3勝目を狙う >>マスターズへ挑む14本はこちら どんな試合でも勝つための準備をしています GD プロ転向後、メジャーに6試合出場したうち、20年全米プロ、21年全英オープンと2勝を挙げました。勝率でいえば3割3分3厘です。このことについてどう思いますか?モリカワ 言葉にすると大変なことですね。ただ、メジャーでもそれ以外の試合でも、どんな試合でも勝とうと思ってプレーしています。練習の仕方やゲームの運び方、気持ちの面でもすべて勝つために準備しています。GD 2020年の全米プロは、出場する前に勝てると予想していましたか?モリカワ いい準備はできていました。その前のWGCでパッティングを調整できていたし、ハーディングパーク(全米プロの開催コース)は何度もプレーしてよく知っているコースでしたから、気持ちの面でプラスに作用したことは間違いないです。GD プロ転向してまだ3年ですが、これまでの成績を自分ではどう評価していますか?モリカワ 達成できなくはないと信じていましたし、可能だとも思っていました。GD なぜそんなに信じることができるのでしょうか?モリカワ 狙い通りのショットが打てた、というほんの小さな一歩から始まって、もう少し大きなことができた達成感を感じ、次にアマチュアや大学の試合で優勝できたということなどを味わって、仲間うちやプロの試合で勝つというステップを踏んでいくと、ほかの人ができることは自分にもできるはずだと感じるようになるんです。自分は人よりゴルフが好きでちょっと上手かっただけです。 この記事は有料会員限定です続きを読むには有料登録が必要です ジェネシス招待の水曜日、プロアマの後、ゴルフダイジェストのインタビューを終え、クラブハウスに引き上げるコリン・モリカワ。マスターズに向けて、ショットの調子も上がってきているようで、この試合でも最終日に猛チャージをかけ、2位タイでフィニッシュした 子供の頃からアイアンで球を操るのが好きだった GD 昨シーズンのデータを見ると、パーオン率はツアーでほぼトップ。ドライバーの平均飛距離は112位です。ということは、アイアンショットが武器だということになりますね。モリカワ 確かにそうですね。アイアンショットなら、ほかの選手よりもピンに寄せられる自信があります。ミスの幅も小さいかもしれない。飛距離は平均的。でも、もっと飛距離を伸ばそうとは思っていないです。いまの僕が無理に飛距離を伸ばしても害悪しかないと思います。GD なぜそんなにアイアンが得意になったんですか?モリカワ 昔からアイアンショットが上手かったといえばそれまでですが、小さい頃からアイアンの打ち方を研究するのが好きで、そうやってアイアンで遊びながらゴルフを覚えたんでしょうね。コースに出ても、いかにアイアンショットを狙い通りに打つかということに楽しみを感じてプレーしていました。練習場でも、ドライバーをずっと打ち続けることはなくて、アイアンで木を避けるようにフェードを打ったりドローを打ったり、球筋を操作することばかりやっていました。GD でも、子供の頃って、やっぱりドライバーで引っ叩くのが好きだったりしません?モリカワ もちろん僕もドライバーショットは好きでしたよ。子供ならドライバーを打つのが好きでいいんですよ。ただ、僕はドライバーでハデに飛ばすよりも、木の下を抜くショットや上を越していくようなアイアンショットを打てるようになりたいと思っていました。いつもプレーしていたコースにたまたま木がたくさんあって、そういうショットを上手く打てないと、いいスコアが出ないということもあったかもしれませんね。 モリカワはPGAツアー屈指のアイアンの名手。最新のデータで見ると、パーオン率は75.00%で3位(3月15日現在)。写真はジェネシス招待の2日目、11番パー5でピンまで225ヤードの右ラフから2オンを狙った1打 オーガスタでも得意のカットショットを貫く GD マスターズは3回目の出場ですね。今年グリーンジャケットを着るには、何が必要だと思いますか?モリカワ マスターズに出ると、打つ必要のないショットを打って失敗しています。「オーガスタはドローが打てないとダメだ」とか、そんな意見に流されるんです。今年は得意なカットショット(フェード)をブレることなく打ち続けようと思っています。カットショットで攻めることが、自分にとってベストな攻略法だと過去2回の経験でようやく気づいたんです。GD 具体的にどんな練習をやっているのでしょうか?モリカワ それぞれのホールで必要なショットを練習しています。10番では木を回り込むようにドローを打つ、13番もドローを打つ、でも18番はカットを打つ、などですかね。練習では、必ずホールを思い浮かべてショットをしていますよ。GD 好きなホールはどこですか?モリカワ カットが打てるホールです! 池の位置や木の張り出し方などで、どうしてもカットが打てないホールもありますが、気持ちよくカットを打てるホールが好きです。GD キーになるショットは?モリカワ カットショットです(笑)。オーガスタでは本当にたくさんカットショットを打ちますよ。GD 好きな番手は?モリカワ 8番アイアンです。構えたときに、いちばんしっくりくるんです。好きになった明確な理由はわかりません。 ジェネシス招待、2日目11番パー5のティーショット。構えからすると、カット気味の弾道をイメージしているのか? 結果は341ヤードのビッグドライブ。モリカワは、このホールで4日間とも300ヤード超えのショットを披露 飛距離が出るのは“彼ら”のゴルフ自分とは関係ない GD 日本人のルーツについてお聞きします。お父さんが日本人なんですよね。モリカワ はい、父が日本人で、母が中国人です。GD 家庭では両親が英語で話していたので、日本語も中国語も覚えなかった?モリカワ そうです。中国語も話せません。GD それでもモリカワは日本の名字ですし、日本に行けばモリカワと日本語でも書ける。モリカワ モリカワのどこかに“River(川)”って意味が入ってるんですよね。漢字でどう書くかまではわかりませんが……。GD なにかご自身の中に日本人的な部分は感じますか?モリカワ 日本に行って、日本の歴史や文化に触れ、日本のファンに出会ったりすると、プラスのパワーをもらえる感じがするのが不思議です。日本の子供が僕のプレーを見て、その子がいつか僕のようになるかもしれないと思うと楽しみですね。GD ダスティン・ジョンソンやデシャンボーと違って、あなたの体型は日本人っぽい!モリカワ そうですね、普通の“人”ですもんね(笑)。GD そんな普通の人であるあなたが、体格の違うプレーヤーに勝てる点に関してはどう思いますか?モリカワ ゴルフだけではなく、どんなスポーツにおいても、ベストな方法はひとつじゃない。僕にとっては、フェアウェイをとらえて、いいアイアンショットを打つこと、パーオンすることです。自分の強みに徹することができれば、勝つチャンスはあると考えています。GD 長距離ヒッターがパワーでコースをねじ伏せるゴルフを見て、どう思いますか?モリカワ まったく気にしません。飛距離が出るのは彼らのゴルフで、自分のゴルフとは関係ありません。ジェネシス招待の予選ラウンドも、ツアー1の飛ばし屋のキャメロン・チャンプと同組でしたが、いったんコースに出たら自分のゴルフに徹するのみ。コースを研究し、どこにティーショットを置き、そこからどんなショットで攻めるべきかに集中する。それだけです。 2021年の全米プロ初日、モリカワと松山は同組で回った。「ヒデキの一部分は真似できても、全部を真似することはできない。きっとヒデキだって、僕の全部は真似できないはずだ。自分のスタイルを確立することがPGAで戦うには必要なことなんだ」 週刊ゴルフダイジェスト2022年4月5日号より こちらもチェック!

週刊ゴルフダイジェスト2022年4月5日号より

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