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【ギア選びのウソホント】Vol.62 パターのヘッド形状は直感で決めてOKです

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

前回のお話はこちら

パッティングは、体の動きが少ないので、身体的特徴とクラブがリンクしやすいと考えます。つまり、パターフィッティングでは、ほかのクラブよりも自身の「身長」「腕の長さ」「利き目」などを考慮に入れる必要性が高まります。

たとえば身長の高い人に短い33インチのパターが合う可能性は低いですし、腕の長いゴルファーに35インチのパターが合うことも稀です。もちろん最終的にはフィッターと対話して決めることですが、傾向としてはそのようになります。

パッティングでは「ラインが読める」「距離感が合う」「ラインに対して真っすぐ立てる」の3要素が大切ですが、経験がものをいう「ライン読み」以外は、「芯に当たりやすい」「構えやすい」クラブであることが重要になります。この「芯に当たりやすい」「構えやすい」パターはゴルファーひとりひとり違うので、ヘッドの形状は自分の好みで選ぶのが正解だと思います。

ちなみにここでいう「好み」は「自分の好きなプロが使用しているから」ということではなく、構えたときに“なぜか知らないけどしっくりくる”ものを指しますので、お間違えのないようお願いしますね。

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2021年11月16日号より