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【ギア選びのウソホント】Vol.61 ウェッジこそ試打することをオススメします

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

前回のお話はこちら

どのクラブのフィッティングでも試打はとても重要ですが、ウェッジはとくに欠かせません。というのも、他のクラブと違い、ウェッジにはロフト角が同じであっても、「ソール形状」や「バウンス角」が数種類ラインナップされていることが多く、それは個々人のスウィング(とくにボールへの入射角)によって合うタイプが異なるからです。逆にいえば、ウェッジのフィッティングはその入射角が重要になりますので、もちろん芝の上から打てるに越したことはないですが、人工芝やマットの上からでも問題なく、むしろトラックマンやGC4のような、クラブの動きがわかる計測器の出番が多くなります。

またウェッジを何本入れるかというセッティングも大事です。前回お話した「ウッド&UT」が、3Wといちばん長いアイアンの間の距離を埋めるように、PWとSWの間の距離をどう埋めるかを考えると決めやすいと思います。なので、ウェッジフィッティングではSW(ロフト角が54度以上)を決めることが先です。アベレージゴルファーは練習量が少なく、AWが1本では距離の打ち分けが難しいと思うので、スコアアップのためにもウェッジはPWを含めて4本態勢というのもありだと思います。

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2021年11月9日号より

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